自作シナリオ置き場   作:藍沢カナリヤ

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【自作シナリオ】

鬼が暴れている!
そんな鬼を倒すため、自認モモタロウ一味が動き出す!
いざ、鬼退治!

システム:クトゥルフ神話TRPG
舞台:現代日本
プレイ人数:4人
プレイ時間:3時間~
推奨技能:戦闘技能及び各HOごとにあり
ロスト:中~高


HO1:自認モモタロウ
あなたは勇敢だ。
POW18固定。刀の技能90以上。
持ち物に『木刀』(ダメージ1d6)を追加。

HO2:自認イヌ
あなたは鼻が利き、キビダンゴが食べたい。
DEX18固定。聞き耳90以上。

HO3:自認サル
あなたはとても力持ちだし、キビダンゴが食べたい。
STR18固定。目星90以上。

HO4:自認キジ
あなたは空を飛べるし、キビダンゴが食べたい。
INT18固定。跳躍90以上。


自認モモタロウ一味が行く鬼退治!

ーーーーーーーー

 

KP情報として。

 現代日本の山奥の村に食屍鬼(グール)が住み着いたことが始まりである。この食屍鬼はHO1の家族を襲い、殺してしまった。そして、その死体を目の前で喰らわれた。その結果、HO1は復讐に囚われることになる。

 HO4は昔、旅行先で珍味と言われる肉を食べた。この肉は実は食屍鬼のものである。だが、なぜかHO4の味覚にはそれが絶品と感じられ、それどころか食屍鬼を喰らったことで自分の何かが変わるのを感じていた。量が少なかったこともあり、その肉の元となった鬼を探し喰らい、人間を超えた存在になろうとしている。自分のことを馬鹿にしていた者達に復讐するために。

 

ーーーーーーーー

 

HO1:自認モモタロウ

あなたは勇敢だ。

POW18固定。刀の技能90以上。

持ち物に『木刀』(ダメージ1d6)を追加。

秘匿HO1:あなたは何がなんでも鬼を倒したい。なぜならその鬼は恐らく10年前にあなたの故郷・『鬼ヶ島』で、あなたの家族を殺し、目の前で喰らった鬼だろうから。そして、あなたの手には、秘伝のレシピで作られた絶品キビダンゴが2つだけある。けれど、仲間の募集は3人。キビダンゴは足りないけど、戦力は多い方がいい。どうにか欺き、鬼退治をさせるぞー!

 

HO2:自認イヌ

あなたは鼻が利き、キビダンゴが食べたい。

DEX18固定。聞き耳90以上。

秘匿HO2:あなたは昔食べた絶品キビダンゴを探している。そんな折、モモタロウを自認するHO1と出会った。キビダンゴをもらうために、絶対活躍するぞー!

 

HO3:自認サル

あなたはとても力持ちだし、キビダンゴが食べたい。

STR18固定。目星90以上。

秘匿HO3:あなたは昔食べた絶品キビダンゴを探している。そんな折、モモタロウを自認するHO1と出会った。キビダンゴをもらうために、絶対活躍するぞー!

 

HO4:自認キジ

あなたは空を飛べるし、キビダンゴが食べたい。 

INT18固定。跳躍90以上。

秘匿HO4:あなたは昔食べた鬼の肉を探している。肉を喰らった後、あなたの体には超人的な跳躍力を手に入れた。さらなる量のあれを喰らえば、きっとあなたは別次元の生き物になれるだろう。それを食い、自らをバカにしてきた者達に復讐する決意をしていた。そんな折、モモタロウを自認するHO1と出会った。キビダンゴに釣られる奴らとHO1を欺き、鬼の肉を手に入れ喰らうことがあなたの目的だ。『騙し通せば勝ち』だ!

 

ーーーーーーーー

 

【導入】

 {HO1}、あなたは鬼が暴れているとの噂を聞いた。鬼を退治したいあなたがネットに募集をかけると、その募集に3人(?)の者達が名乗りをあげた。

 ハチ公前で待ち合わせたあなたたち。お互いの容姿について情報共有していたあなたたちは、すぐにそうだと分かる。

※自己紹介のRPをどうぞ。また、HO1以外はぜひ報酬の話をしてください。

 

 

【展開その1】

(RP後)

※ここで全員〖図書館〗もしくは〖知識〗を振ってください。

成功→鬼が暴れているのは、とある離島・通称『鬼ヶ島』らしい。さらに、その『鬼ヶ島』はずいぶん前に廃村ならぬ廃島になっていることが分かる。

失敗→鬼が暴れているのは、とある離島『鬼ヶ島』らしい。

 

 さらに情報を調べると、どうやら『鬼ヶ島』は、ここから近い港から船で行ける距離にあるらしい。このまま向かってもいいし、何か武器になるものを買いに行ってもいい。

 

 

【探索場所】を提示する。

・図書館

・ホームセンター

・港

 

 

【図書館】

 港付近の図書館だ。ここで情報を収集できないだろうか。調べられることは以下の通り。

・鬼に関する記事

・鬼に関する言い伝え

※それぞれ〖図書館〗もしくは〖知識〗で判定することができる。

 

・鬼に関する記事

→10年前、『鬼ヶ島』で人が次々に襲われるという事件があったらしい。そこから逃れたのは、老人と子どもが数人だけ。老人によると「鬼の仕業」だという。老人は錯乱していたため、警察は熊など野生動物によるものとみて捜査している。

 

・鬼に関する言い伝え

→鬼には色々な種類があるという。中でも人の屍を喰らう鬼は暗闇でも目が利く。穴掘り、跳躍、登攀、気配を消す、ゆっくり近づいたりと隠密能力が高い。遠距離武器による攻撃は半分のダメージしか受けない。

 

 

【ホームセンター】

 ごく普通のホームセンターだ。武器になりそうなものはないだろうか。

※〖幸運〗で判定することができる。

(KPへ)

 一般的にホームセンターにあるものはある。これから船に乗ることを伝えた上で、選んでもらう。(確実にありそうなものは+20 ないものは-20の補正)

 

 

【港】

 港にはたくさんの船が停泊している。軽く聞き込みをしてみるが、肝心の『鬼ヶ島』に行こうという船はなさそうだ。そんなあなたたちに、1人の船乗りが話しかけてくる。

※以下、船乗りの台詞。

「なんだい、見ない顔だ」

「『鬼ヶ島』に行く? 観光か? なら、やめとけやめとけ。10年前の事件のせいで、あそこにはもう誰もいないし、近頃じゃ鬼が出たなんていう変な噂も広まってる」

「そもそも向こうに行く船だって今じゃ出してねぇ」

「行き方は、まぁ、知ってはいるが……」

※〖言いくるめ〗や〖説得〗を振ることができる。また、リアル言いくるめもカモン。

成功→「はぁ、しかたねぇなぁ。船出してやるから少し待ってろ」

失敗→「ああ、そういや聞いたことがあるんだが、ここから少し離れた岩場からあの『鬼ヶ島』に洞窟が続いてるらしいぜ。確かこの辺りだったような……」

※この成否により『鬼ヶ島』までのルートが分岐する。

 

 

【展開その2】

【船】(船乗り説得成功)

 あなたがたは船乗りを説得の末、を『鬼ヶ島』まで彼の船で向かう。道中、こんな話を聞くだろう。

「『鬼ヶ島』に伝わるっていう昔話、知ってるか? 俺もばあさまのばあ様に聞いた話だからうろ覚えなんだがよ」

「なんでもあの島には昔、『鬼』がいたらしくてよ。そいつを倒すときに使った『刀』が今もどっかに眠ってるらしいぜ?」

 

【洞窟】(船乗り説得失敗)

 あなたがたは船乗りから教えてもらった地下洞窟へと向かった。確かにその洞窟は、港から少し離れた岩場から『鬼ヶ島』方向に海面下へと繋がっているようであった。勿論、光源などなく暗闇が広がっている。さらに、足場はいいとは決して言えないだろう。

※〖アイデア〗を振ってください。

成功→もしここが崩れたら、自分達は海に飲まれてしまう。そう思い、ゾッとする。SAN値チェック1/1d3

※〖目星〗or〖聞き耳〗を振ることができます。

成功→暗闇の中であなたたちは何かを感じ取り、止まる。

失敗→一歩進もうとすると、あなたたちに何かが襲いかかってくる。〖回避〗を振ってください。失敗で1ダメージ。

 

 そこには蝙蝠がいた。いや、蝙蝠というには大きすぎる。よく目を凝らして見れば、それは決して蝙蝠ではない。油っぽく滑らかなクジラのような皮膚、内側に向かって生える角、醜い1組の腕、そして、トゲのついた尻尾。

 『夜鬼(ナイトゴーント)』を目にしたあなたがたは、SAN値チェック0/1d6

【『夜鬼』ステータス】

STR10 CON10 SIZ14 INT3 POW10 DEX14 耐久12

組み付き30 くすぐり30(1d6+1行動不能)

装甲2

 

 

【展開その3】

 そうこうしている間に、あなたがたは『鬼ヶ島』の海岸へと辿り着いていた。岩がゴツゴツとしており、波がそこに打ち付けている。

※〖目星〗を振ることができます。

成功→薮の中に祠らしきものがある。

 

※近づいてみますか?→近づく場合

 そこは確かに『祠』であった。かなり年季が入っており、さらに管理する者がいないせいかだいぶ朽ち果てている。

※〖アイデア〗を振ってください。

【秘匿】

HO1成功→昔の記憶が蘇る。島の老人たちがここに『邪悪な者を滅ぼす力』が眠っているという話を聞いたことを思い出す。

HO2と3成功→中に何かあるかもしれない。開けてみようか。

HO4成功→中から嫌な気配を感じる。気持ちが悪い。この中のものを持ち出してはいけないと本能が叫んでいる。

 

※開けますか?→開ける場合

 中には『刀』が入っていた。触らずとも分かる異様な気配にSAN値チェック0/1。

 

※持っていきますか?→持っていく場合

 誰が持っていくかを決める。

 

☆ここで自由行動を挟める。辺りの探索、画策などを秘匿にて。

 

【展開その4】

 刀を手に取った瞬間 / 祠から出た瞬間に、あなたがたは出会うだろう。『鬼』だ。前屈みの姿勢、蹄状に割れた足、鋭く尖った爪、そうして、ゴムのような皮膚をした『食屍鬼』がそこにはいた。

 『食屍鬼』を見たあなたがたは、SAN値チェック0/1d6。

 さらに、HO1、あなたは追加でSAN値チェック1/1d3。

【『食屍鬼』ステータス】

STR16 CON13 SIZ13 INT13 POW13 DEX13 耐久13

鉤爪30(1d6)

噛みつき30(1d6)

火器・飛び道具は半減

 

※全員の耐久値が0になった場合orHO4のみが残った場合

→【エンドA】へ

※『食屍鬼』の耐久値が0になった場合

→【展開その5】へ

 

 

【展開その5】

 『食屍鬼』は倒れる寸前に、{HO1}へと飛びかかってくる。咄嗟のことで反応できない。そう思ったあなたがただったが、瞬間、『刀』がキィィィンと鳴った。そして、『食屍鬼』を真っ二つに斬り裂いたのだった。『鬼』は滅びた。あなたがたの勝ちだ。

※少しRPをした後

 これで一件落着、かと思いきや『刀』がまた鳴り出した。また終わっていない、のか?

※『刀』を持っている者へ質問。

→あなたはどうしますか?

☆「この中に鬼がいる」

☆それぞれに心理学を振るなどできる。

 またHO4はPOWや隠すで自分の正体が感づかれないように偽装できる。

 

 HO4以外を刺すorなにもしない場合→【エンドB】へ

 HO4を刺す→【エンド真】へ

 

 

【エンドA】

 全員がバタリと倒れる。意識が遠退く中、『食屍鬼』が近づいてくるのが分かった。あなたの首を絞め、あなたを食料にしようとしていた『食屍鬼』の胸を『刀』が貫いた。{HO4}だ。彼or彼女は言う。

「やっと、やっと見つけた。これで『鬼』になれる」

 薄れゆく視界で、あなたたちは見るだろう。『食屍鬼』を一心不乱に喰らう{HO4}を。そして、その姿が『食屍鬼』へと変わっていく様を。

→HO4以外ロスト。及びHO4は職業を『食屍鬼』とする。

 

 

【エンドB】

 {HO1}はその人を貫いた。or {HO1}は『刀』を納めた。

 そうして、あなたは耳にする。ぐちゃぐちゃと肉を喰らう音。振り返れば、そこには{HO4}がいた。あなたたちが倒したはずの『食屍鬼』を喰らう{HO4}が。

 あなたは咄嗟に『刀』を振る。だが、{HO4}は信じられない跳躍力を見せ、あなたの視界から消える。そして、次の瞬間、胸に走る激痛。見ればあなたの胸を鉤爪が貫いていた。

「これで『鬼』に、超人になれる! これでーー」

 あなたの意識はそこで途切れる。そして、二度と浮上することはなかったのだった。

→HO4以外ロスト。及びHO4は職業を『食屍鬼』とする。

 

 

【エンド真】

 あなたは{HO4}を貫いた。瞬間、{HO4}が悲鳴をあげ、姿を変える。鋭い爪が伸び、よく見れば顔の皮膚の一部がゴム状になっていた。{HO4}は『刀』に触れようとするが、触れた途端にその腕が崩れていく。

※ここでHO4は最後の断末魔をどうぞ。

 断末魔をあげた{HO4}はそのまま崩れていく。あなたがた3人はそれを見て何を思うだろうか。仲間の正体にショックを受けるかもしれない。それとも『鬼』を滅ぼしたことにほっとするかもしれない。なんにせよ『鬼ヶ島』にはもう用がないあなたがたはそのまま帰路につくだろう。

 

 自認モモタロウ一味の鬼退治、これにてお仕舞い。

 

【生還報酬】

SAN値回復1d10

HO1→復讐を果たしたため、SAN値回復1d6

HO23→美味しいキビダンゴを食べたため、SAN値回復1d4

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