「我々はプロの仕事屋! 今日もスマートに仕事をしよう!」
あなたたちは凄腕の4人組強盗だ。今日もスマートに誰を傷つけるでなく、仕事を遂行した。だが、その売り上げが何者かに奪われてしまう。果たして、あなたたちは売り上げを取り戻すことができるのか!?
システム:クトゥルフ神話TRPG
プレイ人数:4PL(秘匿あり)
プレイ時間:?時間
推奨技能:自衛できる程度の戦闘技能、HOごとにあり
ロスト:中
新規限定
以下HO
共通HO:あなたたちは表の顔がある。
HO1:あなたは鍵開けの専門家だ(『鍵開け』を職業技能で85以上にする)
HO2:あなたは人心掌握の天才だ(『言いくるめ』を職業技能で85以上にする)
HO3:あなたは射撃の名手だ(『ライフル』を職業技能で85以上にする)
HO4:あなたは凄腕ドライバーだ(『運転』を職業技能で85以上にする)
※井坂幸太郎先生の小説『陽気なギャング』シリーズのオマージュです。
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KP情報として。
『ツァトゥグァ』を崇拝する教団の幹部は悩んでいた。教団の運営には最低でも『2億円』が必要だ。頭を悩ませていたが、偶然、銀行強盗に遭遇する。幹部は思い付く。この売上を盗んでやろうと。非合法な金だ。きっと奴らは追ってこないだろう。追ってきたとしても関係ない。招来した『ヘビ人間』を使って、撃退すればいいのだから。
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共通HO:あなたたちは表の顔がある。
HO1:あなたは鍵開けの専門家だ。ピッキングに自信がある。
『鍵開け』を職業技能で85以上にする。
秘匿1:あなたには病気の子供がいる。子供の病気を治すために早急に海外に渡り、手術をしないといけないが、それには莫大な金がいる。あなたの目的は『5千万円を手に入れること』だ。
HO2:あなたは人心掌握の天才だ。人の目と心を惹き付けることに自信がある。
『言いくるめ』を職業技能で85以上にする。
秘匿2:あなたは自分の『裏の仕事』に誇りを持っている。人を害さないスマートさをなにより大事にしている。あなたの目的は『人間を害すことなく金を取り返し、仕事の報酬をきっちり手に入れること』だ。
HO3:あなたは射撃の名手だ。目のよさと射撃に自信がある
『目星』と『ライフル』を職業技能で85以上にする。
秘匿3:あなたは自分の腕を試したい。本来は人を撃ってみたいが、他のメンバーはそれをよしとしない。あなたの目的は『生き物を撃ち抜くこと』だ。
HO4:あなたは凄腕ドライバーだ。運転に自信がある。
『運転』を職業技能で85以上にする。
秘匿4:あなたには莫大な借金がある。1週間以内に支払わなければ、東京湾の底に沈むだろう。あなたの目的は『5千万円を手に入れること』だ。
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【導入・銀行強盗!】
とある休日。あなたがたは例の計画を立てる。そう。『銀行強盗』である。襲撃先はくとるふ中央銀行。金持ち御用達の銀行である。その内部図を手に入れたこれほどの大仕事は中々ない。さぁ、まずは計画を立てよう。
※銀行の内部図が提示される。あなたたちは計画を立てるだろう。
※計画を立て終わったら
さぁ、『仕事』を始めよう。
※銀行強盗RPを楽しんでもらう。
【展開1・遭遇】
『仕事』を遂行したあなたたち。あなたたちの手には今、『2億円』がある。上機嫌で車を走らせるだろう。だが、突如としてガツンと強い衝撃が体に走る。あなたたちの車に後ろから車が突っ込んだのだと気づくだろう。
※『POW×5』をどうぞ
成功→1のダメージ
失敗→1D3のダメージ
見れば、相手方の車から眼鏡の男性が降りてきて、あなたたちの車に近づいてくる。見るからに挙動不審である。
※『心理学』をどうぞ。
成功→視線が車のトランクに向いている。
失敗→事故後だから挙動不審なんだろう。
警戒する、しないどちらにせよ、あなたたちは車から降りるだろう。瞬間、男が手を挙げると、どこからともなく『化物』が現れた。それはヘビの頭を持っていたが、体は人間。そんな化物が鎧を纏っていた。
※『ヘビ人間』を見たあなたたちはSAN値チェック0/1d6
※戦闘に入る/金を諦めて逃走することができる。
①戦う場合
『ヘビ人間』×2 装甲3
HP12 STR8 CON14 SIZ11 INT16 POW15 DEX13
HP10 STR14 CON15SIZ6INT16POW12DEX12
噛みつき35% 1d8
男
HP10(『ヘビ人間』を倒さないと攻撃できない)
②逃走する場合
戦う場合で1ターン経過orPC誰かのHPが0になる番の前に描写を挟む。
あなたたちが逃げる直前/噛みつかれる直前に、赤色のスポーツカーが悲鳴のようなブレーキをあげて停まり、中から金髪の女が現れた。そして、化物めがけてマシンガンを撃ち込んだ。
「乗って!!」
女性に言われるがまま、あなたたちは車に乗り、その場から逃走するだろう。
【展開2・No.9との会話】
女性に連れてこられたのは、古いガレージであった。エンジンが切れ、その場に停まる。そして、運転席の女性は口を開いた。
「危ないところだったわね。あのままだったらあなたたち死んでたわよ」
※女性と話をすることができる。
Qあなたは?
→「私はコードNo.9」
「あの男が所属している教団を監視していた組織のエージェントよ」
Qあの男は誰?
→「あの男の名前はスズキ」
「教団『新月の夜』の幹部で、『ツァトゥグァ』をこの世界に降臨させようとしている奴よ」
Qあの化物はなに?
→「あれは『ヘビ人間』」
「あの男が招来したモノよ」
Q自分達が何者か知っている?
→「『銀行強盗』でしょう?」
「なぜ知っているかはトップシークレットよ」
Q金を取り戻したいのだが
→「今のままでは無理。けれど、あなたたちが教団を潰す手伝いをしてくれるなら私も協力するわ」
Q協力をする
→「ありがとう。助かるわ」
Qどうすればいい?
→「あの男に魔力を供給している装置がある支部を襲撃する。そこを壊せば、あの男が招来できる『ヘビ人間』も弱体化するはずよ」
聞きたいことを聞き終わったら
「満月の夜、『ヘビ人間』の力が弱まるのが明日。だから、支部の襲撃は今日しかないわ。準備をして、21時に◯◯区にあるこの場所へ」(住所と地図が記されたメモ用紙を渡される)
【展開3・支部襲撃準備】
〖探索場所〗
襲撃予定ビル/ホームセンター
①襲撃予定ビル【外観①~③/内観】
※外観では『聞き耳』を振ることで、周りに見つからないようにすることができる。
・外観①
正面である。見張りらしき人物はいないが、監視カメラがある。ここからは侵入することは難しそうだ。
・外観②
駐車場がある。
※『目星』or『運転』を振ることができます。
成功→車が数台ある。よく見れば、鍵がついている車もある。逃走に使えそうだ。
失敗→車が数台ある。逃走に使えそうか?
・外観③
裏口である。ゴミ置き場も兼用されているのか。臭いはきつい。
※『アイデア』or『鍵開け』を振ることができます。
成功→鍵は一般的なものだ。{HO1}であれば簡単に開けられるだろう。また、内側から開けておけば、ここから脱出もできるだろう。
失敗→鍵は一般的なものだ。内側から開ければ、ここから脱出できるだろう。
・内観
『変装』や『言いくるめ』などで侵入することができるかもしれないが、見つかれば命の危険があるだろう。どうするだろうか。
※侵入する場合
〖得られる情報一覧〗
→それぞれの情報を出すために『目星』を振ることができる。
・ビルは3階建て。
・1階にはエントランスがあり、ここには2人受付がいる。
・2階はワークスペースのようになっており、4人ほどが仕事をしている。
・エレベーター横には階段がある。
・3階へ行くには、教団員のパスカードが必要だ。
・例の装置の部屋はビルの3階に置いてあるだろう。
◯裏手の社用車?の鍵は裏口の側にかかっている。
◯シフト表がある。今夜は警備員が2人いるようだ。
※◯以外の情報はNo.9から手に入る。
②ホームセンター
よくあるホームセンターだ。襲撃のために必要なものを買うのもいいだろう。
※欲しいものがあるか『幸運』で判定する。
ものがありそうかどうかで補正をかける。
【展開4・支部襲撃】
※それぞれの『見せ場』が失敗すると、警備員の警戒ポイントが1d4増える。10に達すると戦闘に入る。
※各技能を失敗しても、大喜利でどうにかはなる。
〖1階〗
No.9と合流し、支部の裏手へと車を回す。
{HO4}の力があれば、静かになおかつ逃げやすい場所に車をつけられるだろう。『運転』をお振りください。
成功→音もなく、車をつけ、あなたたちは降り立った。
失敗→ブルルルルルルルッ! 存在感を見せつけながら車は停まる。
裏口は鍵がかかっている。さぁ、{HO1}の出番だ。『鍵開け』をお振りください。
成功→カチャリ。本当に小さな音だけが鳴り、鍵が開く。
失敗→ガチャガチャガチャガチャ。うるせぇけど、開いた!
中へと入ると、中は暗い。だが、射撃の天才である{HO3}ならば、この暗い中でもくっきりと見えるだろう。『目星』をお振りください。
成功→警備員の姿が見える。
失敗→目、カッスカッスする。んあー、ちょっと、ちょっと待って! あ、なんかいるわ!!
警備員の姿を確認できた。ならば、あの人物の注意をどこかへ惹き付けなければ。{HO2}の閃きにかかっている。『アイデア』をお振りください。
成功→物を投げればいい。そちらへ警備員の注意が行っている間に、エレベーターの裏にある階段で2階に上がろう。
失敗→くそぅ! やるしかねぇ!! 当て身をできる奴はいないか!? おい、うるさいぞ! ちょっと静かにしろ!!
〖2階〗
2階は1階よりも少しだけ明るい。人影がある。1階と同じように警備員が1人いる。また、3階に行くためのパスカードはここで教団員のデスクから見つけるしかない。どうする?
※ここは大喜利力で突破して欲しい。
〖3階〗
パスカードで3階の扉を開ける。そこには低い駆動音を響かせる装置があった。調べてみよう。
※装置に『目星』『アイデア』『重機械操作』or『DEX×5』などを振ることができる。
目星成功→装置の中心に緑色に光る石がある。吐き気がするほど気味の悪い雰囲気をその石から感じた。SAN値チェック1/1d5
アイデア成功→あれが動力ではないだろうか。
重機械成功→機械の仕組みを見抜く。石周辺にセンサーのようなものはない。簡単に抜き取れた。
①石を抜き取った場合
→警報も鳴ることなく、その場を立ち去れるだろう。
※『隠れる』or『忍び歩き』に誰か1人でも成功すれば、何事もなくビルを去れる。
②装置を破壊した場合
→警報が鳴り響く。
※『DEX×5』に2人以上が成功することで、ビルを去ることができる。
失敗→警備員と戦闘
警備員×2
・HP10 イニシアチブ10
警棒30% 1D6 回避20
・HP9 イニシアチブ11
警棒40% 1D6 回避22
※特殊な提案などあれば逃走することも可能。(PLに提示する)
〖戦闘終了〗
あなたがたは無事、装置を壊し、帰路へつく。
運転中に、リーダーのスマホにNo.9からの連絡が届く。
「今日は助かったわ」
「明日は本部を襲撃し、本部を壊滅させる。そうすれば、無事あなたたちは金を取り戻せるわけね」
「明日は私も一緒にやるわ。弱体化してるとはいえ『ヘビ人間』との戦闘は避けられない上に、襲撃を受けて警戒はしてるでしょうね。準備は怠らず」
【展開5・本部で金を取り戻せ】
あなたたちは指示に従い、教団本部へとやってきた。建物自体は教会の体を成しており、昨日のビルよりは侵入がしやすそうだ。
※以下、特殊なゴーグルを着けたNo.9よりの情報
「…………警戒はされてるわね」
「内部には少なくとも4体の『ヘビ人間』がいる。入り口に2体。奴の部屋に2体。幸い他の人間はいないし、『ヘビ人間』の武装は解けているけれど……」
「さぁ、どうしようかしら」
※なにか作戦があれば、提案をしてもらう。なければ、No.9から奴の部屋にいる2体の『ヘビ人間』に狙撃をすることを提案される。
{HO3}は『ライフル』を振り、2体の『ヘビ人間』にダメージを与えることができる。不意打ちのため、ダメージは2倍を適用。
※戦闘(入口)
『ヘビ人間』×2 装甲1
HP11 STR8 CON12 SIZ11 INT16 POW15 DEX13
HP9 STR14 CON13 SIZ6 INT16 POW12 DEX12
噛みつき30% 1d6
『No.9』
HP11 STR7 CON13 SIZ10 INT18 POW15 DEX14
拳銃40% 1d6+1
回避70%
男がいるであろう部屋に入れば、ぐちゃぐちゃと気色の悪い音が聞こえていた。男はいた。『ヘビ人間』を生きたまま喰らっていた。男は言う。
「この金は渡さない」
「これは俺のだ」
「これで教団をさらに巨大にし、『あの方』を招来するのだ」
※戦闘(対ヘビ人間化した男)
『男(ヘビ人間化)』装甲2
HP15 STR10 CON14 SIZ15 INT10 POW0 DEX15
噛みつき35% 1d8+1d4
拳銃40% 1d8
回避30%
拒絶反応 1R動けない
〖戦闘終了〗
バタリと男は倒れ、動かなくなる。あなたたちが周囲を見渡せば、金庫があった。実に簡単な作りの金庫だ。
金庫を開ければ、あった。あなたたちが金を詰めさせたバッグだ。中身を見れば、金は一切手をつけられていないようで、『2億円』ちょうどあった。これにて、今回の『仕事』完了だ。
※ここでNo.9とは別れることになる。なにかRPがあればしてもらい、エンディングとなる。
【エンディング】
あなたたちは無事『2億円』を取り戻すことができた。それぞれ何に使うかは分からない。だが、きっと有意義なことに使うのだろう。そうして、また次の『仕事』の時間がやってくる。
※最後に、リーダーの一言で次の『仕事』を始めよう!
【生還報酬】
SAN値回復1d6
『目標達成』でそれぞれ好きな技能を2つ成長できる。
クトゥルフ神話技能1を獲得。