ある夜、インターフォンが鳴る。
そこには『隣の人妻』が映っていた。
システム:クトゥルフ神話TRPG
プレイ人数:1人(新規継続不問)
プレイ時間:?時間
推奨技能:ひたすらに甘える心と強い理性
一応、目星と聞き耳があるとよい。
非推奨:お隣の人妻に魅力を感じない者
ロスト:理性的であればないし、理性的でなくなったら確定ロスト
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KP情報として。
肉蘭 朱(にくらん あかね)の正体は『シュブ=ニグラス』である。彼女は『教団』より生贄を受け取るために召還されていたが、諸事情により、生贄を受け取るまでに3日間の猶予ができた。そのため、PCの隣の部屋を借宿として数日間滞在しているのである。
受け取りまでの数日間で、適当な男を見繕おうとした際に、偶然、隣の部屋に住んでいる疲れきったPCを見かける。ペットに餌をやる感覚で、完全に気まぐれでPCに夕食を分け与えることとなる。
ちなみに、隣の部屋など本来は存在しない。
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【導入】
あなたはこの春からひとり暮らしをすることになった。
初めてのひとり暮らし、自炊に苦労するだろう。
どうしてもコンビニ弁当やスーパーのお惣菜を食べる日々である。
※料理系技能を持っている場合は「あまりの忙しさに」と付け加えるとよい。
【1日目・初対面とカレーのおすそわけ】
時刻は夕食時。
仕事終わりもしくは学校終わりだろう。
あなたは自宅にいる。
なにをしているだろうか?(PLへの質問またはRP)
ピンポーンとインターフォンが鳴る。
画面には1人の女性がいた。
まとめた艶やかな黒髪。穏やかそうな顔つき。豊満な体のラインが分かってしまう縦セーター。そして、左手の薬指に輝く指輪。人妻だ。探索者は本能的に理解した。彼女はインターフォン越しに言う。
「夜分遅くにすみません。隣の部屋のものなのですが……。実はカレーを作りすぎてしまって……もしよろしければお裾分けをさせていただきたいのですが……」
困ったように笑った彼女はそう言って、両手に持っていたカレー鍋を映した。
鍵を開けると、そこには画面に映っていた通りの女性がいた。
ふっとカレーの香りがする。彼女の持つ大きな鍋にはきっとカレーが入っているのでしょう。
「あ、ありがとうございます」
「主人が単身赴任でいないというのに、たくさん作ってしまって……」
「あ、申し遅れました。私、隣の部屋に住んでます、肉蘭 朱(にくらん あかね)といいます。ええと……」
「見ず知らずの他人からおすそわけなんて……ご迷惑ではありませんでしたか……?」
不安そうに彼女は上目遣いをしてくる。
「いけませんね。この春から私も1人なのに……うっかりしてました」
そう言って、また彼女は照れ笑う。
あなたはカレーの入ったタッパーを受け取る。
タッパー返していただかなくても大丈夫ですからね。そう言うと彼女はあなたの部屋を後にした。
(食べますか?)
カレーはあなた好みの辛さで、最近惣菜やコンビニ弁当ばかりだったあなたの胃に染み渡った。
『幸運』を振ることができる。
幸運成功:煮込み具合、隠し味。どれを取っても完璧で、あなたの好みにバッチリな味付けだった。SAN値回復1d3
幸運失敗だと1
夜。洗い物を済ませ、風呂にも入ったあなたはベッドに入る。
『聞き耳』を振ることができる。
聞き耳成功:ふとあなたは壁に耳を当てる。隣の部屋からは何も聞こえない。
※RPがあればしてもらってよい。なければ2日目へ。
【2日目・肉じゃがとご相伴(宅)】
朝。あなたは出勤(通学)のために家を出る。
すると、隣の部屋から昨日の女性・朱が出てくるところだった。買い物だろうか買い物かごを持っている。
「あら、おはようございます、◯◯さん」
「昨日のカレーいかがでした? お口に合ったなら嬉しいのですが……」
「まぁ、本当ですか、そう言っていただけてとても嬉しいです♡」
(名字で呼ばれるタイミングで……)
「名字で呼ばれるの苦手なんです。『朱』でいいですよぉ」
「ふふっ」
とても嬉しそうに彼女は笑う。
「あぁ、実は主人は寡黙な人で……長い間、名前を口にしてもらえることもなくて……」
心からの笑顔である。そう感じた。
少しだけ雑談に興じる。ふと彼女はもじもじと視線を泳がせ、ある提案をしてくる。
「あ、あの……差し出がましいことかもしれないのですが……」
「もしよければ……今日もお裾分けしてもいいですか?」
そう言って、上目遣いしてくる彼女。
(もし遠慮してきたら)
「だめ、ですか……?」
少し潤んだ瞳で見てくる朱。
(拒否しますか?)
「やった♡ ふふっ、今日は私の一番の得意料理を作りますから! 楽しみにしていてくださいね!」
時刻は再び夕食時。
仕事終わりもしくは学校終わりだろう。
あなたは自宅にいる。
なにをしているだろうか?(PLへの質問またはRP)
ピンポーンとインターフォンが鳴る。
「こんばんは、◯◯さん」
「肉じゃが、お持ちしました♡」
彼女はそう言って、手に持っていた鍋をかかげる。ふわりと醤油とみりんの甘い匂いが香る。
「…………あ、あの……」
「今日、一緒に食べてもいいですか?」
もじもじと少し言いづらそうに、上目遣いでそう言う朱。
(室内にて)
あなたは朱を室内へと通した。キョロキョロと辺りを見回す朱。物珍しいのだろうか。
「あ、すみません。人様の部屋のなかをキョロキョロと見てしまって……」
「実は、私、主人以外の方のお部屋に入ったことなくて……」
恥ずかしそうに言う朱。
『アイディア』を振る。
アイディア成功:部屋着なのだろうか。彼女はやや薄着である。
「あ、すみません! ご飯も炊いていたんでした! 持ってきますね! 肉じゃが、弱火で少し暖めていただけると助かります」
そう言って、彼女は慌てて部屋を出る。彼女はあたためてと言ったが、肉じゃがは十分あたたかい。たった今まで調理していてくれたのだと分かった。
※RPがあればしてもらってよい。なければ戻ってくる。
彼女が炊飯器をもって、あなたの部屋に戻ってくる。
お疲れでしょうから、座っていてくださいね。そんな彼女の言葉に甘えて、リビングに座り、キッチンでパタパタと準備をする朱を見るあなた。
間もなく食卓に白米と味噌汁、そして、肉じゃがが揃う。コンビニ弁当ばかりだった今までとは雲泥の差であった。
(食べますか?)
じっくりコトコト長い時間煮込んだのだろうか。どの具材にも味が染みている。勿論、白米とは相性抜群だった。そして、味噌汁をズズッとすする。ふわりと優しい出汁の香りが鼻腔に広がった。
『幸運』を振ることができる。
幸運成功:あなたの好みにバッチリな味付けだった。SAN値回復2d3
幸運失敗だと1d3
それから2時間ほどして、朱は帰っていった。皿も洗い、しかも、キッチン周りの掃除も簡単にしていってくれた。帰り際の彼女の笑顔があなたの頭にこびりついていた。
※RPがあればしてもらってよい。なければ3日目へ。
【3日目・好きなものを作ってもらう】
朝、あなたはゴミ出しのために、少し早めに家を出た。すると、隣の部屋から出てきた朱とばったり出くわす。
「あら、おはようございます、◯◯さん」
Tシャツにホットパンツという格好の彼女が微笑む。
「昨晩はありがとうございました」
「ふふっ、私も久しぶりに人とご飯を食べて、とても楽しかったですよ」
「あの、もしよろしければ、今日もいかがですか……///」
「あ、よろしかったら、お好きなおかずを作りますよ? なにか好きなおかずはありますか?」
(好きな料理を答えてもらうこと)
「お仕事(学校)がんばってきてくださいね」
朱の笑顔に背中を押され、あなたは職場(学校)へ向かった。
時刻は三度夕食時。
昨日よりも気分よく帰宅した。
あなたは自宅に帰る。すると、そこには彼女がいた。
「あら、◯◯さん。おかえりなさい」
「……ふふっ、合鍵使わせてもらいました♡」
リビングの机の上にはたしかに鍵が置かれている。
アイディア成功:鍵の先端は何かぬるぬるしたものがついていることが分かる。
「お疲れさまでした♡ 『 』できてますよ。ふふっ、お着替えお手伝いしましょうか?」
悪戯っぽく笑う彼女。あなたは……。
(着替えを手伝うかどうか委ねる。手伝う場合はねっとりと体を触ること)
着替えを終えたあなたは、リビングへ。テーブルの上には『 』が準備してあった。
「さぁ、どうぞ。召し上がれ♡」
(描 写 は 頑 張 れ)
『幸運』を振ることができる。
幸運成功:あなたの好みにピッタリな味付けだった。SAN値回復4d2
幸運失敗だと2d2
それから数時間後、朱は帰っていった。帰り際に、あなたに一言伝える。
「あの、実は明日は特別な日の予定なんです」
「もしよろしかったら……私の部屋に来ませんか?」
突然のことに驚いたあなたは、しどろもどろしながらも頷いた。
※RPがあればしてもらってよい。なければ4日目へ。
【4日目・人妻の誘惑】
時刻は夕食時。
あなたは少しドキドキとしながら帰宅した。身支度を整え、隣の家のチャイムを鳴らす。「はーい」という声。それから少ししてパタパタと音が近づいてきて、扉が開く。
「あ、◯◯さん♡ おかえりなさい♡」
艶のある声で彼女は微笑む。
『目星』を振ることができる。
直前まで何かをしていたのだろうか、彼女は少し汗ばんでいるように見えた。
「……さぁさぁ、どうぞ」
あなたは言われるがままに、彼女の部屋に入った。部屋の間取りはあなたの部屋と変わらない。いい香りがする。芳香剤か彼女のものかは分からない。
リビングには既に料理が並んでいた。
牡蠣フライ、長芋と豚肉のニンニク炒め、あさりの味噌汁、鰻のひつまぶし。品数も多く、豪華なメニューだ。
『知識』を振ることができる。
知識成功:精力のつきそうな食材が使われていることが分かる。
「どうぞ召し上がれ♡」
品数も多く、ガツンと腹にたまるメニュー。重いのは確かだが、なぜだかドンドンと食が進む。
幸運を振ることができる。
幸運成功でSAN値回復1d4+5 幸運失敗で1d4
食べている間も、彼女は嬉しそうな表情であなたを見つめていた。
苦しいくらいお腹一杯食べたあなたは、しばらくリビングでゆっくりさせてもらうことにした。その間、朱は洗い物をしていて。あなたが少し動けるようになった頃、不意に、彼女は口を開いた。
「……すみません。明日、朝早いもので……シャワーを浴びてきてもいいですか……///」
あなたは頷く。
「ふふっ、覗いたらダメですよ?」
彼女はそう言って浴室に向かったようだ。
『目星』を振ることができる。
目星成功:キッチンの床に、なにかぬるぬるしたものが垂れていた。また、その傍らに白い泡のようなものもある。
「◯◯さーーん」
彼女の声が聞こえた。
「すみません! ボディーソープが切れてしまっていて……浴室の前の収納棚にあるので取っていただけませんか?」
あなたは言われるがままに、それを取りに行く。彼女の言う棚にボディーソープはあった。あなたは浴室へ。磨りガラスの向こうには、彼女の姿があった。肌色だった。彼女のボディーラインが見える。それはどんな媒体で見るよりも魅力的に見えた。
「◯◯さん?」
「すみません、わざわざ……」
(PCが立ち去ろうとする場合)
「あっ、待って」
あなたは思わず足を止めてしまう。
「………………一緒に入りませんか?」
艶っぽい声。磨りガラスに近づいてくる白い肢体。
あなたは浴室に入りますか?
【終末】
①ロストエンド:入った場合
服を脱ぎ、浴室の扉を開けて入る。
そこにいたのは今まで見ていた彼女の霰もない姿……ではなかった。表現などしようもない、強いて挙げるとすれば『雲』だろうか。ただ決して綺麗なものではない。雲は泡立ち、爛れており、それの集合体がまるで彼女の肢体の形を模していた。
「お誘いにのってくれたんですね、うれしい♡♡♡」
顔にあたる部分、口に見える穴から粘液をダラダラと垂らしながら、そう言う『彼女』。さらに黒い蹄がついた手のような触手で、あなたの頬を撫でる。動くことはできない。触手はあなたの身体に絡み付いてくる。
「早くあなたを味わいたかったの♡ たーくさん、餌をあげた甲斐があったわ♡」
『彼女』の声は浴室に、いや、あなたの脳に響き、甘く溶けていく。考える力がなくなる。
「ああ……♡ こんなに美味しそうに育ってくれた♡」
「いただきます♡♡♡」
【お前はお隣の『繧キ繝・繝厄シ昴ル繧ー繝ゥ繧ケ』に甘やかされながら腹一杯お前自身を食べられるのだ】
②生存エンド:入らなかった場合
あなたは無言でその場を立ち去った。それは誠実さから来るものか、羞恥心から来るものか、それはあなたにしか分からない。
浴室から出た瞬間、あなたは強烈な目眩を感じた。意識を保っていられなく、あなたの視界は真っ暗になった。
目を覚ました時、あなたは自室のリビングにいた。頭がぼやけている。寝ぼけた頭をどうにか覚まそうと、飲み物の入っている冷蔵庫のドアを開けた。そこには身に覚えのないタッパーと、肉じゃがが入っていた。
【お前はお隣の美人人妻に甘やかされながら腹一杯ご飯を食べたのだ】
【生還報酬】
SAN値回復1d10or1d4
クトゥルフ神話技能2or0