HO1は唐突にそう言った。
HO2はいつものように頷く。
2人は紅葉狩りに向かう。そこで何に遭遇するとも知らずに。
システム:クトゥルフ神話TRPG
プレイ人数:2人(1人+KPCも可)
関係性のある2人(継続推奨)
プレイ時間:RP次第
推奨技能:目星・聞き耳
ロスト:なし
ハンドアウト:あり(一部秘匿あり)
HO1:あなたはよくHO2を連れ出す。
HO2:あなたはよくHO1に連れ出される。
※RPメインのシナリオとなります。
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KP情報として。
※2人は紅葉狩りに出かける途中、『真昼に照る満月』(イス人の本体・円錐形の生物を下から見上げたもの)を見たことで『イス人』と接触してしまう。その際、〖HO1〗は幼児化し《HO2》のことを忘れる。この幼児化は一時的なものであり、元の世界に辿り着くことで自動で解除される。
※探索者たちがいるのは『人類が滅亡した直後の世界』である。
※途中で声かけてくる猫・カラスなどはイス人によって乗っ取られ、情報を収集する端末となっている。情報を得た後はすぐに普通の動物に戻る。
※最後は水面に飛び込むことで『イス人』に情報を収集される。目的は『イス人』の知的好奇心を満たすため。それだけ。
※もしKPCを導入する際は〖HO1〗にしよう。
※〖HO1〗の人には、幼児化する旨を伝えておき、可能であれば幼児化した立ち絵を用意してもらう。少なくとも《HO2》と出会うよりも以前の年齢であればよいこととする。
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【導入】
季節は秋。ここはHO2の家。昨晩、2人はこの部屋に泊まった。
なんとなくテレビを見ていたのだろうか、〖HO1〗は唐突に《HO2》に提案する。
「紅葉狩りに行こう」
〖HO1〗の台詞の後、紅葉狩りへ出かける準備をする2人のRPをどうぞ。
※『知識』を振ってください。
知識成功:夜、2人でベランダから『満月』を見たのを覚えている。
【展開1】
①あなたたちは家から出る。向かう先はテレビで特集が組まれていた『永遠の紅葉樹』だ。ここからでも歩いていける距離にあるそうである。家を出ると近所に植わっている木々も紅や黄色に染まっているのが目に入る。もうすっかり秋だ。
※RP話題を提示→『秋』に関すること
(例:食べ物、行事、読書、運動など)
②あなたたちが『永遠の紅葉樹』に向かっていると、真昼だというのに『満月』が目に入る。日は高く、晴天。そんな中でその『満月』は煌々と輝いていた。それを見た瞬間に、ぐらりと視界が揺らぐ。《HO2》、あなたに強烈な眩暈が襲いかかります。SAN値0/1d2
※〖HO1〗へ指示→このシーンからあなたは幼児化してください。また、HO2のことも一時的に忘れてしまいます。
眩暈が収まった後、辺りを見渡すと暗くなっていることが分かる。体感はそこまで経っていないはず。
・《HO2》は『目星』を振ってください→
目星成功:先ほどまでは通行人も数人歩いていたのだが、今は人っ子1人いない。
さらに《HO2》、あなたは気づきます。隣にいたはずの〖HO1〗がおらず、その代わりに小さな男の子or女の子がいることに。
※小さな男の子or女の子(幼児化した〖HO1〗)と《HO2》とのRPをどうぞ。
(例:名前、年齢、記憶など)
ふとあなた方に何かが話しかけてくる。
それは『黒い大きな犬』だった。
『黒い犬』は言う。
「2人で赤を見て回ってごらん」
『アイディア』を振ってください。
アイディア成功:黒い犬に敵意はない。
③散策場所が提示されます。
探索場所
『イチョウ並木(現在地)』『近所の公園』『参道』『永遠の紅葉樹』
※『永遠の紅葉樹』にすぐ行ける。ただし、『永遠の紅葉樹』に行った場合は他の場所には戻れない。
【展開2】探索
①『イチョウ並木』
今いる場所からイチョウ並木が続いている。さきほどまでと同じように、イチョウは黄色に染まっているようではある。ただ、街灯はほぼないせいか視界は悪い。人もいないのも相まって不気味さすら感じるかもしれない。
『目星』を振ってください→
目星成功:雑草が多いことに気づく。手入れされていないのだろうか。
話したいこともあるかもしれません。RPをどうぞ。
※RPが終わったら、次の場所を提示すること。
②『近所の公園』
少し歩くと、近所の公園に辿り着く。2人は何度か来たことはある場所だ。また、イチョウ並木と違い灯りはあるため、紅や黄色を感じる。『紅葉狩り』という当初の目的は一応達成できたわけだが……。RPをどうぞ。
※RPが終わったら、描写を入れる。
不意に〖HO1〗に、何かが話しかけてくる。
「あなたは戻れる。元の姿に」
話しかけてきたのは『カラス』であった。
『アイディア』を振ってください。
アイディア成功:『カラス』に敵意はないようだ。
※〖HO1〗へ指示→必ず《HO2》に聞く質問。
「元の〖HO1〗ってどんな人だった?」
※RPが終わったら、次の場所を提示すること。
③『参道』
『永遠の紅葉樹』へと続く道。参道をあなたたちは歩く。階段は思ったよりも多い。
不意に《HO2》に、何かが話しかけてくる。
「橋から水面の月を覗いてごらん。そうすれば君にとって◯◯な彼女は元に戻るよ。よかったねよかったね」
話しかけてきたそれは『小さな黒猫』であることが分かる。
続けて、『アイディア』を振ってください。
アイディア成功:黒猫には敵意はないようだ。
※RPが終わったら、描写を入れる。
※〖HO1〗へ指示→必ず《HO2》に聞く質問。
「元の〖HO1〗って、《HO2》にとってどんな存在なの?」
【展開3】
あなたたちは『永遠の紅葉樹』に辿り着いた。その樹は樹齢千年は超えているだろうか。今までに見たことのない2本の巨木。さらに、2本の間には川が流れており、そこに赤い橋がかかっている。こんな場所が近所にあったことなど知らなかった。いや、知らないなんてことがあるだろうか。まるで異世界にでも迷い込んだような、言い様のない違和感に襲われる。SAN値チェック0/1d2
※RPをどうぞ。
※『目星』を振ってください→
目星成功:橋の下、水面には『満月』が写っている。
覗き込んだ場合、描写を入れる。
水面を覗き込むと、そこには『満月』と自分たちが写っていた。
自分たちは話し出す。
「今すぐ君たちを元の時代に帰そう。それにそちらの人間も元の姿に戻すことを約束するよ」
「簡単さ。その橋の上からこの水面へと2人同時に飛び降りればいい」
「なに、恐れることはない」
「ここでの記憶はまぁ、なくなってしまうかもしれないが、元の生活を送る上でなんら支障はないだろう」
「どうする?」
※『目星』or『知識』or『聞き耳』or『アイディア』を振ってください→
成功:水面に写る自分たちからは悪意も害意も一切感じない。
あなたたちは水面の『満月』に向かって飛び込む。 苦しさはない。ただ体が沈んでいく感覚だけがあった。 そして、不意にそれが反転する。体が浮かび上がる感覚があって……。
【終末】
あなたたちは目を覚ます。《HO2》の家だった。テレビでは変わらず『紅葉』の特集をやっている。いつの間にか眠ってしまっていたのだろうか。何か、夢を見ていた気がするが……。
ここで幸運を振ってもらう。
幸運成功:〖HO1〗→幼児化している間のことを覚えている
《HO2》→夢?の中の出来事をはっきりと思い出す。
追加情報:ニュースでは『永遠の紅葉樹』については一切触れられていないことが分かる。
ふと気づく。あなたたちの服には1枚の紅葉がついていた。
あなたたちはこの後どうするだろうか?
テレビの特集を見て、紅葉狩りに行く?
それともこのまま夢の内容について語らう?
最後に少しだけRPをどうぞ。
【報酬】
SAN値回復1d6(覚えている)
SAN値回復1d4(覚えていない)
1枚の紅葉。
(※夢の中でHO2がHO1がどんな存在かを伝えていない場合)
SAN値回復量半分
2枚の紅葉になる。