PCMCは素晴らしい   作:トモットモ

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PCとMC

 PCMCに魅了されるオイラの日々はまあ充実していると思えるわけだけど……いや、PCとかMCって何だよ! って1人でノリツッコミしてみる。でもほら直で言うのはやっぱり恥ずかぴーじゃん。

 放課後の教室でオイラは、はあと息をつく。鼻にティッシュを詰め込みまくった奇怪な格好で、教科書や筆記用具をせっせこ詰め込みまくる。

「つかとも~。一緒にかーえろ!」

 萌花がピョンピョンしながら、オイラのところへとやってきた。ああ、もうほらスカートパタパタしてる! 教室の床ってトランポリンだったっけ?

「あ、ああ。わ、分かった」

 オイラが了承の意を示すと、テクテクと雫がやってくる。

「今日私、委員会があって、一緒に帰れない……」

 ああ、そっか。定期的に会議とかあるんだっけ。

「つかとも君。萌花ちゃん。気をつけて帰ってね」

「うん! またね! しず!」

「ああ。じゃあ、また」

「あ、ちょっと待って」

 雫がオイラに近づき、すっと制服のネクタイに手を伸ばす。

「ネクタイ、曲がってるよ?」

 あばばばば! そんな距離で、そうしたら、魅惑のターニマきちゃうって! てかなんでボタン1つ外れてるんじゃーい! 

「じゃ、じゃあまた!」

 オイラはそそくさと逃げるようにその場を後にする。「あ、待ってよー」と萌花が慌ててついてきた。

 

 学校を出て帰り道。オイラと萌花は並んで歩いている。ちなみにオイラは車道側だ。

「今日の小テスト難しかった~」

 萌花は、はあ、と溜息をつきながら言う。お疲れって感じだ。

「まあ、そうだな」

「そろそろ中間テストもあるし……そうだ! つかともの部屋でおべんきょ~しよっ!」

「それはいいけど……」

 なんか言い方あやしくない? 気のせいか?

「はい、決まり! レッツゴー!」

 萌花は勢いよく体を翻して、ダッ! と走る。スカートが一瞬捲り上がり魅惑の太腿がチラリンコ。ま、まだセーフ……! オイラは鼻をそっと右手で押さえながら萌花の後を追った。

 

 オイラの家と萌花の家は隣同士だ。雫の家とも隣同士。オイラの家が真ん中に挟まれている感じだ。

「おっじゃましま~す!」

「先に部屋に上がってておくんな」

 オイラの部屋は2階にあって、玄関入ってすぐの右側に階段がある。

「は~い!」

 ルンタッタと階段を上り始める萌花……ってちょ、待っ! オイラは目をかっ開く。

 階段を上ることで生じるであろう階段PCがオイラの目の前に!

 タッタッタ。階段を上る足音。

 チラチラリ。水色PC待ったなし。

「ぶーっ!」

 オイラは鼻血を慌ててティッシュで塞いだ。




PCMCの素晴らしさを伝えたい。ということでおべんきょ~会です。PCの予感。
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