では行きます
遊佐恵美はさっきマグドから出てきた。手には鞄を持っている。それ以外は何もない。聖法気も感じられない。これはチャンスだ‼
なんのって?そりゃ、俺の目的はひとつだけ。聖剣の回収だ。そんなのわかってんだろ?
ん?最近はストーキングしかしてないから分からなかった?
それはしょうがないな。情報は武器だ。あるのとないのとでは全然違う。情報を持つ持たないは、裸で戦うか光学兵器を使って戦うかぐらい違う。
え?そうなのか?例えだからいいだろう?例えだからさ!
そんなことよりもだ。
話をそらすな?俺は言いたい!お前は話を戻そうとするな、先に進めない!
どうやるか?それは奇襲に決まってる。
返してっていっても返してはくれないだろう。それほど魅力的な武器なのだから。
奇襲は気を抜いている時に限る。
そのタイミングを待っているだけだ。ストーカーとは言わせない。
おっ?正面から来た誰かと談笑中だぞ?いまか?今なのか!
よし行こう‼
「死ねぇー!遊佐恵美ぃ!」
「‼」
よし出したな、聖剣を!堕天の邪眼光を使ってやる!
「そんなもん、効かん!」
「なっ!?」
目からなんか光線が出てる、なんか中二みたい。やだ、これやっぱやりたくない。
「それと、その聖剣は返してもらう‼」
「どうして短く!?」
短くなったな、そして、聖法気はうまく使えてないらしい。それはそうだ。それは天使のものだ。
「その聖剣は俺ら天使のものだ、返してもらう‼」
「あなたはどうして私を狙うの!?」
遊佐恵美はバカなのか、今言ったろ、俺狙う理由言ったろ!
「お前はバカか!」
「どうしてあんたに言われなきゃならないの!」
「お前がバカだからだ!」
「遊佐さん!」
「逃げて千穂ちゃん!」
知り合いだったのか。てか、まだ逃げてないのか、こいつもバカなのか?
てか、あいつは真奥貞夫のとなりにいたやつじゃね?よし、お前は人質として使わせてもらう‼
「卑怯もの!」
「何がだ?」
「なにもしてない人を巻き込むなんてひきょうだわ!」
「逃げないこいつが悪い!」
俺、大天使なのになぁ、悪魔みたいなことしてる。
「さぁ、聖剣を渡せ!」
「渡さない!これはあいつを倒すまで渡せない!」
「あいつって誰だ!」
「あんたには関係ないでしょ!さっさと千穂ちゃんを離しなさい!」
こいつはバカなのか?それとも策略なのか?こんなのが策略?笑わせる!
「ん?これはなんだ?」
「そ、それは、、、」
なんだぁ、携帯か。面倒だし壊しとくか。
「誰に電話してた?警察か?」
「違っ!」
「千穂ちゃんを殴らないで!」
「人質だぞ?お前は自分の立場を分かってそれをいってるのか?」
「、、、、」
「さっさと聖剣を渡せ、でないとこいつが地面の染みと化すぞ?」
どこがいいだろうか?この辺で高い建物は?
「ま、まちなさい!」
誰が待つか、ばかが!待てと言われて待つ悪党はいない!
あ、俺は悪党なのか?やだなぁ、これじゃぁ、堕天しても文句は言えないな。
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