アニメしか見てないとこんなことが起こる!   作:nissy

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最終回まであと少し


さて、いってみましょう


第16話

 

「俺は魔王サタン。またの名を真奥貞夫と言う!」

 

まて、魔王だと?そして、その魔力はどう言うことだ?なぜここにいる。どうして人間を助けるようなことをしている?

 

 

「さて、ちーちゃんを返してもらおうか?ついでにそいつも返してもらおう。」

 

 

ついでなのか?どうでもいいが。

 

 

「聖剣を返してもらったら、そうさせていただく。面倒だからな。」

 

 

てか、何故に魔王が人間助けてんの?

 

 

「おい、勇者エミリアなにへばってんだ?」

 

 

「こいつ、私と相性が悪いのよ、悪かったわね!」

 

 

「お前にもダメなものはあったんだな、それは驚きだ。」

 

 

まて、こいつ勇者なのか?そして、こいつ姿変わってねぇか?いや、真奥貞夫が魔王だとしたら、あいつも変わりすぎだ。勇者の方は人間だと聞いていたからあまり変わってないのは頷けるが。

 

 

「そんなことはどうでもいい!聖剣をかえしてもらう」

 

 

そう言って最後残っていたブラウスに手をかけた所で頭上の月が消えた。何故に!?

 

 

「オルバ・メイヤー何をしている!まぁいい、こうなったら服なんてかんけぇねぇ!」

 

「今、オルバっていった?あいつはあっちの世界に送られたはずなんだか?」

 

「お前が手を回したのか?」

 

 

何を言っている、この魔王は。俺は一連の流れを見ていたので知っているぞ。勇者が仲間と別れ後ろを向いて帰っていくときに、オルバ・メイヤーはこっちの世界に戻ってきてたぞ。

 

 

「俺は向こうには帰っていない。手を回すにしても面倒だからやらねぇよ。」

 

「なら、どうして鎌月 鈴乃(クレスティア・ベル)なんかを使って面倒なことをやってんだ? 」

 

「お前が来ると面倒だからだよ。結局、計画は一つとして成功してないらしいが。」

 

「計画ってあのSFCもか?」

 

「そうだが?」

 

「何故、エミリア本人にそう言うことをしなかった?」

 

 

ヤバい、これはここだけは聞かれたくなかった。もう、俺の中では黒歴史確定だったからな。どういいわけをしようか?むしろしなくていいんじゃね?

 

 

「幸い今は晴れていてある程度月に近い。魔王、お前には死んでもらう。なんか生理的に無理だ、お前!」

 

「そんなこと言っていいのか?」

 

 

おいおい、なんだその魔力は!?ここは向こうとは違って魔力は集められないはず、、、、、、いや、、、、そんなことないのか。大事なこと忘れていた。人間の恐怖によって魔力は生まれるんだった。

 

 

「知るか、死ね!」

 

「お前死ねしかしらないのか?」

 

「うっさい、死ね!」

 

 

さすがに堕天しろなんてことは悪魔には言えない。天使ですらないのだからな。しかし、一つ気がかりがある。それは勇者の方だ。なんか聞いたことあるようなきがするんだが?

 

 

 

「エミリア、ちーちゃんを頼んだぞ。」

 

 

 

おいおい、いくら聖剣を使えるからといって俺の拘束から逃げられるはず、、、、、、魔王貴様が、貴様が拘束を破壊するのか!?人間のために悪魔が動くのか‼

 

 

「やっぱ、俺お前が嫌いだ!これでも喰らって消滅しろ‼」

 

「そんなもの効かない。」

 

 

俺は魔王にはこの攻撃が効かないのは分かっていた。だから出力をあげるための目眩ましだ。そのためのさっきの攻撃だ。

 

 

おい、こんなときに誰だ!それはただの言い訳じゃないかとか言ったやつ!お前から消し去ってやる!

 

 

「おいおい、余所見なんかしていていいのか?エミリアは良いとしても、関係のないちーちゃんを傷付けたお前は許さない。」

 

 

ヤバッ!?なにこの魔力、こんなの喰らったら俺死ねるよ。消滅出来るよ?

 

こんなときぐらい、はよ消えてとか言うのやめい!

 

 

「何故貴様は人間のために動く!それも自分を討ち滅ぼそうとしたものまで守ってなんになる!」

 

「確かに俺はエンテ・イスラにいたときには人間がそこらにいる虫とすら思っていなかった。しかし、こっちに来て知ってしまった。人間だって生きているんだもの。三夫」

 

「おい、なんだその語尾!そして、三夫ってなんだ!」

 

 

ここで広域爆撃を仕掛ける!

 

確かにそんな感じだな。しかし、声に出して言うことでもないぞ、ひどく驚いたみたいとか。

 

これは効くのか?吹き飛んで行ったぞ?てか、あれさっきいた建物じゃん!

 

 

「わざと狙ったな?」

 

「いや、お前が勝手に吹き飛んだんだし、なに言ってんの?」

 

「そんなことどうでもいい。お前には死と言う言葉がどんな意味を持っているか身をもって体験してもらう!」

 

 

まって、ひどくない?これはとばっちりじゃね?なんか戦う気が失せてきた、、、

 

 

「まずは仕返し。」

 

「真似すんじゃねぇ!」

 

 

広域爆撃を交わしながら同じように広域爆撃を仕掛ける。

 

 

「チッ!やっぱ当たらねぇか、」

 

 

舌打ちした。今、魔王が舌打ちした。

どうでもいいか?

 

 

「油断してていいのか?」

 

 

その言葉が俺に届いたときには、俺は空を弾丸のように飛んでいた。

 

 

「それが本当の瞬間移動だ。」

 

 

弾丸は跳ね返るように別の所へ向かってイッチョクセンニトブ。

 

 

 

「まだだ、まだ終わらんよ!」

 

 

 

弾丸はまたも方向を変えられる。それと同時にだんだん速度が上がってくる。ヤバい、酔いそう。

 

え?てか、魔王あんたもアニメとかに影響されやすいタイプ?

 

 

「どうしたんですか、お父さん?」

 

 

今、娘の声が聞こえたような気がした。

 

 

「ここまで、一方的にやられてるなんてカッコ悪いですよ、お父さん?それと、()()()人の娘に手をあげてるんですか、お父さん?何もなく終われば見逃してあげてもよかったんですよ、お父さん?でも、限度があります、お父さん?」

 

 

 

 

その声を聞いた後からの記憶は残っていない。

 

そして、ここはどこだ?

 




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