メシアProject   作:サクサククッキー

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※続き物となっております


1話

宵「ふぅ...元に戻ったわね」

瑛翔「.........」

美佳「.........」

望美「宵...あんたねぇ...変わる際一言、言ってあげたら?自殺するようにしか見えないから...」

宵「あ、あー....その...ごめんね?」

瑛翔「し、心臓に悪いぜ宵姉...」

美佳「そうだよ、しー姉ちゃん...」

宵「ぜ、善処するわ...」

ーーーー

朔愛「…ここで...終われるか...終わってなるものか!」

全員「!?」

サタエル(マスター、危険です、早急にこの場より離れるのを進言します!)

朔愛「せめて貴様だけでも!!」

望美「チッ、まだそれほどの力を持っていたとは!?」

美佳&瑛翔「宵姉ー!」

朔愛「死ねぇぇぇぇ!!」

サタエル(回避不可能防御不可能無効不可能、死が約束されています!)

宵「何とかならないの!?」

サタエル(よく分からない機能がございます!そちらを試させていただきます!)

宵「わかっt...」

朔愛「これで...おわ...り...」

ーー一筋の光が降り注がれたあと、そこには何も無かったーー

瑛翔「...きさま.....貴様ぁぁあ!!」

望美「落ち着きなさい瑛翔!」

瑛翔「だが...!」

望美「もう...手遅れよ...それに朔愛は生命反応がもう消えてるわ」

美佳「お姉...ちゃん....せっかく....せっかく...」

望美「...1度帰るわよ...」

瑛翔&望美「.............」

ーーーー

ーー???ーー

宵「うわぁぁぁぁぁあ!!??」

ーードォォォォンーー (非常に大きい程がした)

宵(...暗い...ここはどこ...?あれ?なんか、立ってる気がしない...もしかして...地面に刺さってる?)

サタエル(そのようですね、どうやら、あれはワープの機能だったようです、それで適当に飛ばされ空からそのまま落ちてきたようです)

宵(へ、へぇ...てことは)

「犬神家!」

サタエル(マスター...それ古いです...)

宵「うそぉ!?」

サタエル(あと、急にどうしたんですか...)

宵「い、いや...私、あまりふざけないから美佳も瑛翔もいないから...」

サタエル(やりたかったのですね...)

宵「わ、悪い!?」

サタエル(い、いえ...)

???1「急に大きな音がしたと思ったら...」

???2「これはいったいどういう状況なんだぜ...?」

宵「ギャ-ギャ-ギャ-ギャ-」

???1「うわ、なんか独り言しだしたんだけど...」

???2「とりあえず引っこ抜いてみるか?」

???1「私、そんな面倒事嫌なんだけど」

???2「そう言わずによ、引っこ抜こうぜ!」

???1「魔理沙だけでやってちょうだい」

魔理沙「ちょ、霊夢〜」

霊夢「わかったわよ、やればいいんでしょ!」

魔理沙「せーの!」

宵「ギャァァ!痛いぃぃ!!」

魔理沙「少し我慢するのぜ!」

霊夢「んぅぅぅぅ!!」

宵「わっ...!」

ーーズンーー

宵「いたた...」

魔理沙「おわ!?」

霊夢「ちょ!?」

ーー全員が尻もちを着くーー

魔理沙「イッチチ...」

霊夢「う...」

宵「い、痛かった...」

霊夢「ようやく、終わったわ...それで、あんたはどっから来たのよ、それになんでそんな状態だったのよ」

宵「あ、え、えーと...」

魔理沙「まぁまぁ、そんな問いつめないでそこの神社でも話そうぜ」

霊夢「なんであんたが仕切ってんのよ!」

ーー少女達移動中ーー

霊夢「それで、あんたはあそこで何してたのよ」

宵「い、いやー、それはなんと言いますか...」

霊夢「怪しいわね」

サタエル(マスター、ここは私が説明すべきかと)

宵「そ、そうね...」

霊夢「?何ブツブツいってるの...よ!?」

ーー宵は自分の銃を頭に向けるーー

魔理沙「お前、何してるんだぜ!?」

ーーダァンーー

サタエル「マスター...私に変える時は周りに一言説明しましょうと言ったではないですか...」

宵(ご、ごめん...)

魔理沙「生きてる...のか?」

霊夢「それにしても、雰囲気が少し変わったような...」

サタエル「失礼、私のマスターがご迷惑をかけました」

魔理沙「お、おう...それで、お前は誰なんだぜ?」

サタエル「はい、私の名はサタエル、マスターの名は宵様と申します」

霊夢「サタエルと宵ね、それで、なんでここにいたの」

サタエル「はい、その前に聞きたいのですが」

霊夢「何よ」

サタエル「ここはどこなのですか?」

霊夢「は?ここは幻想郷よ」

「それで、私はここの神社の巫女をやっているわ、こっちは魔理沙よ」

魔理沙「よ、よろしく頼むぜ...?」

霊夢「言ってあげたわよ、それで、質問の答えは?」

サタエル「幻想郷...あ、はい、答えですね」

「ここに来る前、私たちは敵と戦い勝利を収めたのですが、運悪く敵を仕留めきれずやられそうになったのです、そこで緊急の時に使うモードを試したのですが...その後、場所もよく分からないここに来てあなた達が見た光景に」

霊夢「なるほど、あなた達は異世界から来たのね」

サタエル「あまり驚かないのですね」

霊夢「たまにいるのよ」

サタエル「そうなのですか」

魔理沙「....いや、霊夢はなんで普通にそうしてられるんだよ!?」

霊夢「は?」

魔理沙「自殺をしたと思ったらそうでなくて、急に人格変わったように、もうこれ異変を起こしそうなやつじゃないか!」

サタエル「異変、ですか?」

霊夢「あのねぇ、本人が異世界から来たって言ってるのよ?異変を知ってるわけないじゃない」

宵(サタエル、交代、私の事情を少し話しておくべきだわ)

サタエル(それは私がやってもよいのでは?)

宵(元の人格の方が色々と説明がつきやすいわ)

サタエル(わかりました)

「お二人さん、私はこれより、マスターの人格に戻らせていただきます、そのお方よりこの身体の状況をお聞きください」

霊夢「は?」

魔理沙「戻るって...」

サタエル「はい、この銃で、です」

魔理沙「ちょ!?」

サタエル「この銃の説明はマスターよりお聞きください」

ーーダァン!ーー

宵「これで、私に戻ったかな」

霊夢「...なんか、自殺するように見えるの慣れないわね...」

宵「それは...ごめん、こうするしかないから...それじゃ、さっきサタエルが紹介してもらったけど、私がそのマスターよ、それであの自殺するように見えるあの銃は切り替え銃と私は呼んでいるわ、実弾は入ってないから安心してちょうだい、なんだったら確かめてもらっても構わないわ」

魔理沙「た...確かに弾は入ってるようには見えないぜ」

霊夢「聞き流してたんだけど、銃ってなによ」

魔理沙「え...」

霊夢「何その、鳩に豆鉄砲でも食らったかのような顔は」

魔理沙「私が香霖堂から毎回ぬs...借りてきてるものをたまに見せてるじゃないか!」

霊夢「そんなのいちいち覚えてないわよ...」

宵「さっき、盗んだって聞こえたの私の気のせい...?」

魔理沙「き、キノセイダゼ!」

サタエル(気のせいではないと思います、マスター...盗まれないようにしないでくださいね...)

魔理沙「そんな身構えなくても、珍しいもの以外はとr...借りはしないぜ!」

霊夢「魔理沙のこの発言は鵜呑みしちゃいけないからね」

宵「やっぱりいつか盗るんじゃ...」

魔理沙「しないしないっての!」

宵「それじゃあ、私からもいい?」

魔理沙「なんだ?」

宵「異変ってなに?」

霊夢「簡単に言えば事件よ」

宵「事件...」

魔理沙「そう!それで、私たちは異変を毎回解決してまわってるんだぜ!」

霊夢「不本意だけどね」

魔理沙「そう言うなよ〜」

霊夢「私は平穏に暮らしたいの」

宵(平穏...か...)

霊夢「ん?どうしたのよ」

宵「い、いやなんでもないわ」

霊夢「ふーん、それであんた...達?はこれからどうするのよ」

宵「どうするって?」

霊夢「異世界から来たのでしょ?あんた、これからどうやって暮らすのよ」

宵「.........あ」

魔理沙「あちゃー....まぁ、そりゃそうよな、なぁ、霊夢」

霊夢「嫌よ、あんたが住まわせばいいじゃない」

魔理沙「私の家、今散らかってんだよー」

霊夢「私は1人でのびのびしたいの」

宵「えっと...私はどこでもいいわよ...?」

魔理沙「この状態じゃ霊夢は引かないしなー...しょうがない、私の家に住まわせてあげるよ」

宵「いいの?」

魔理沙「あてはないんだろ?」

宵「まぁ....」

魔理沙「だったら、私の家に来るといいぜ!」

宵「......盗らない?」

魔理沙「あ、当たり前だぜ!」

霊夢「決まったのならさっさと行った行った」

魔理沙「おう、また遊びに来るぜー」

宵「えっと、それではまた」

ーーーー

宵「なんだか...とても無愛想な人ね...」

魔理沙「そうか?まぁ、初対面の人にはそう思われても仕方ねぇな、でもあれでも優しいところはあるんだぜ?」

宵「そう...」

魔理沙「さ、そろそろ着くぜ」

宵「にしても...あなたの家って、こんな森の奥深くにあるのね...」

魔理沙「あっはは...まぁ、色々と研究とかしてるし」

宵「研究...!」

魔理沙「その目、いろいろとしてきたみたいだな?」

宵「えぇ、わたしの2番目に好きなものよ」

魔理沙「2番目かぁ...ちなみに、1番目ってなんだぜ?」

宵「子供たちね」

魔理沙「子持ちだったのか!?」

宵「まぁ、養子って感じだけどね」

「赤ん坊の頃から育てた私の自慢の子よ」

サタエル(私"達"です)

宵「そ、そうね」

魔理沙「ちょいちょいと独り言しゃべってるように見えるんだが一体何を話してんだ?」

宵「あ、やっぱり聞こえないんだ」

魔理沙「?」

宵「私の身体にはサタエルもいるの、どうやら会話は私だけしか聞こえないようけど」

魔理沙「そうだったのか!?」

宵「それで切り替えるためのこの銃よ」

魔理沙「た、確かにそれはとったらダメだな...」

サタエル(それに、この銃の母体は私の身体ですから余計にダメです、しっかり管理してくださいね?)

宵「もちろんわかってるわよ」

魔理沙「さ、ここが家だぜ」

宵「おじゃましまーす」

魔理沙「おう!」

サタエル(...なんというか、マスターの部屋と同じく散らかってますね...)

宵「そう?結構綺麗わよ」

サタエル(........そうですか)

魔理沙「隣の部屋が確か、なんも使ってなかったからそこで自由にしてくれ」

宵「ありがとう」

魔理沙「あ、そういえば、ここまできて具合とか悪くねぇか?」

宵「何も感じなかったわね」

魔理沙「そうか、それならよかったぜ」

宵「なんかあるの?」

魔理沙「この森、まぁ、かなり弱いけど麻痺毒をだすからな、ちょいと異変があったらすぐ教えて欲しいぜ」

宵「...なんでここに住んでんの」

魔理沙「まぁ、前はなかったけどな...」

宵「ふーん...そういえば、研究って言ってたけど」

魔理沙「そうだぜ」

宵「なにも、タダでここに住もうと考えてないわ」

魔理沙「というと?」

宵「私の研究の知識を少し渡すわ」

魔理沙「い、いいのか!?」

宵「えぇ、まぁ、それとこの銃を盗らないで頼むわ」

魔理沙「あぁ、もちろんそれでいいぜ!」

ーー数日後ーー

霊夢「...あなたも飽きないわね、何にもない神社よ」

宵「まぁ、半ば強引だけど」

魔理沙「そう言うなよ」

宵「毎日ここに来てるらしいけど...あんた達ってどういう関係なの?」

魔理沙「親友だぜ!」

霊夢「友達よ」

魔理沙「ちょ!?霊夢ー...」

宵「まぁ、仲がいいってのはわかったわ」

霊夢「私は静かに平穏で暮らしたいのよ」

宵「平穏...には見えないけど?」

ーー周りには妖精達がたくさん遊んでいるーー

霊夢「毎回追い払っても来るしもう諦めたわ」

魔理沙「それじゃあ、霊夢、今日もあれをするぜ!」

霊夢「えぇ...魔理沙も飽きないわね」

魔理沙「今日こそは絶対に勝つぜ!」

霊夢「それじゃ、あんたはさっさと離れなはい」

宵「あれって言うと、弾幕ゲームよね」

魔理沙「あぁ!そろそろ宵もやらないか?」

宵「私は遠慮しておくわ、てか、できないもの」

魔理沙「そう言わずにさ!」

霊夢「弾幕もできない人に弾幕ゲームを誘うのどうかと思うわよ」

宵「私は境内に座っておくから」

霊夢「そうした方がいいわ」

魔理沙「えー...」

ーー弾幕ゲーム中ーー

宵「派手ね」

サタエル(そうですね〜)

宵「それにしても、あと子達元気にしてるかしら」

サタエル(まぁ、きっとあのクソ元マスターがなんとかしてくれますよ)

宵「サタエル、望美のことどんだけ嫌ってんのよ...」

サタエル(言葉に表せないほどです)

宵「そ、そう...」

サタエル(あ、そろそろ終わりますよ)

宵「あの感じ、今日も魔理沙の負けね」

ーーーー

魔理沙「くそー!また負けたー!」

霊夢「何度やっても結果は同じよ」

魔理沙「今度は絶対に負けないからな!」

霊夢「はいはい」

宵「2人共お疲れ様」

魔理沙「おう!」

「宵も弾幕ゲームできそうな気がするんだけどな〜」

宵「こんなんでも、結構歳くってんのよ...」

魔理沙「嘘!?」

サタエル(まぁ、それでも若返りの薬を普通に作り10代後半と同じような状態になってますけどね)

宵(サタエル、それ、切り替え時にポロッと話さないでよね...)

霊夢(...まぁ、かなり歳くってても弾幕ゲームしてる人いるけど...それは言わない方がいいわね...あ、人じゃなくて妖怪だったわ)

宵「だから私はしないわ」

魔理沙「てっきり、私たちと同じくらいだと思ってたぜ...」

霊夢「さ、やることやったから帰ってくれる?」

魔理沙「そう無愛想にするなよー、それに霊夢、お前そろそろ食料無かったよな?」

霊夢「なんでそれ知ってるのよ!」

魔理沙「親友だからな、それくらい知ってるぜ!」

「だから、一緒に人里まで行って買い物でもしようぜ」

霊夢「はぁ...わかったわよ、あんたもそれでいいわね」

宵「えぇ、いいわよ」

霊夢「それじゃあ、行きますか」

ーー???ーー

???「お嬢様、準備は着々と進んでいます」

???「そう、それじゃあ最終段階へといきましょう」

???「はっ!」

???「この幻想郷もそろそろ私の手へと落ちるのも早いわ、失敗は許さないわよ」

???「もちろんです」

ーーーー

ーー人里ーー

宵「なんだか、江戸時代みたいね」

霊夢「江戸...?」

魔理沙「時代...?」

宵「あ、えっと...私の故郷の昔の話よ」

魔理沙「へー、宵のところは結構発展してるんだな」

宵「いや、魔法ある時点でこっちの方がなんだか便利そうよ」

魔理沙「まぁ確かに弾幕ゲームも無さそうだし退屈しそうだなー」

霊夢「そっちの方が平穏そうでよさそうなんだけど」

魔理沙「まぁまぁそう言わずによ〜」

宵「そうよ、魔法は無いと言っただけで、それに類するものはあるんだから」

(....私は使えるけど)

霊夢「あ、そう...」

宵「露骨に残念そうな顔を見せたわね...」

魔理沙「やっぱり私たちの居場所はここって言うことだぜ!」

霊夢「はぁ、それじゃあさっさと買い物して帰るわよ」

魔理沙「おう!」

宵「...あれ?」

魔理沙「どうしたんだ?」

宵「いや、なんか、空が赤くなってきてるような...」

魔理沙「まぁ、夕方になる頃だし普通じゃないか?」

宵「にしては赤すぎるような...」

霊夢「きっと気のせいよ」

宵「だといいんだけど...」

ーー神社ーー

霊夢「今日はありがと」

魔理沙「おう!それじゃまた明日な〜」

宵「じゃあまた明日」

ーー魔理沙の家ーー

宵「ねぇ、魔理沙」

魔理沙「なんだぜ?」

宵「ここ来てちょっと思ったんだけど、ここの夜って赤いもんなの?」

魔理沙「いやいや、普通に真っ暗だぜ?」

「なんだったら、昨日も一昨日も真っ暗だったじゃねぇか」

宵「そう...よね、じゃあ、なんで今、外の景色は真っ赤なの?」

魔理沙「いやいや、そんなわけ.....ほ、ほんとに赤くなってるぜ...」

宵「これって、さすがに普通じゃないよね」

魔理沙「そうだな...恐らく異変だぜ、とりあえず霊夢のとこに行くから宵はここで大人しくしてくれ!」

宵「ちょ!何言ってんの、私も行くわ!」

魔理沙「戦えない人を一緒に連れて行くわけにはいかないからここで待ってて欲しいぜ!」

宵「...わかったわ」

魔理沙「それじゃあ、行ってくるぜ!」

ーー魔理沙は猛スピードで出かけたーー

宵「...戦えるんだけどな....」

サタエル(しかし、マスター、あの力はマスターが暴走しない限り使えません)

宵「いや、魔法の方は使えるじゃない」

サタエル(威力は同じとは限りません、ここは少なくとも元いた場所とは違うのです)

宵「確かに、サタエルの言うことも一理あるわね....でも、私はもう見続けるのは嫌なの」

サタエル(...左様でございますか、ならば私にお変わりください)

宵「えぇ、わかったわ」

ーーダァン!ーー

サタエル「マスター、飛んでいきますから酔わないでください」

宵(も、もちろんよ!)

ーーーー

魔理沙「霊夢!起きろ!」

霊夢「何よ...こんな時間帯だって言うのに...」

魔理沙「異変が起きたんだ!」

霊夢「はぁ...?こんな時間に冗談はよしてよね.....」

魔理沙「冗談じゃないって!外見ろよ!」

霊夢「...うわ、ホントじゃない」

魔理沙「だからそう言っただろ!」

霊夢「しょうがないわね、それであいつはどうしたのよ」

魔理沙「戦えなさそうだからな、置いてきたぜ」

霊夢「さすがに連れて行くわけにはいかないから仕方ないわね」

魔理沙「それじゃあ行こうぜ」

ーーーー

宵(ねぇ、サタエル、あとどれくらいで着きそうなの?)

サタエル「そうですね、この感じですと、そろそろかと」

宵(いや、どの感じなのよ)

サタエル「マスターが聞いてきたじゃないですか...」

「そうですね...この景色が赤くなっている感じ、奥に進んでいく度に濃くなってる気がします」

宵(それじゃあ、最も濃くなってる場所が原因のところね)

サタエル「えぇ、しかし、最深部がどれくらい濃いかは分かりませんが」

宵(まぁ、それもそうよね)

サタエル「ただ、これがマスターの身体に支障をきたした場合、すぐ引き換えさせていただきます、いくら私になっているといえども、このお身体はマスターのものですので」

宵(わかったわ)

サタエル「時間短縮のためにもう少し早く飛びます」

宵(わかったわ)

ーー少女たち移動中ーー

サタエル「マスター、着きました」

宵(わ...わかったわ)

サタエル「マスター...少し酔いました?」

宵(え、えぇ...そうね...)

サタエル「でしたら、引き続き、私が行動しておきましょう、マスターはおやすみください」

宵(頼んだわ...)

サタエル「....にしても大きいお家ですね、いえ、御館ですかね、元いた場所のお家と同じくらいでしょうか、さて、出処はここからですし、少しクレームでも言いにいきましょう」

???「待たれよ!」

サタエル「はい、なんでしょう」

???「今ここは大事な事をやっているので通す訳には行きません!」

サタエル「大事な事、ですか」

???「そうです」

サタエル「ならせめて、この赤いのだけ止めてもらうように言ってくれませんか?」

???「それはできません」

サタエル「なんでですか?」

???「これも大事な事の1部ですので」

サタエル「この赤いのはどうやら、人間に少し害のあるものです、それでもやめることはできないと?」

???「えぇ、その通りです」

サタエル「そうですか、では力づくでも辞めさせていただくようにクレームをさせていただきます」

???「そんなことは起きませんのでここで立ち去らさせていただきます」

サタエル「サタエル、マスターの唯一のメイド、いきます」

???「そちらが名乗りをあげるとは、ではこちらも名乗らせていただきましょう」

「紅魔館の門番、紅 美鈴、いざ尋常に、勝負!」

サタエル「少し、やり方は汚いのですが、やらせていただきます、〈スティールアイ〉」

美鈴「な、なにこれ!?前が見えない!」

(いや、落ち着け、前が見えなくても気を落ち着かせれば...)

「そこぉ!」

サタエル「な!?」

「...自分の感覚だけで場所を当てますとは、少し見くびっておりました、それでは少々本気を出すとしましょう」

美鈴「お互い小手調べで尽きたら面白くはないでしょう?」

サタエル「それもそうですね、しかし、門番とじゃれてる時間はあまりないので終わらせていただきます」

美鈴「では、私もそうさせていただきましょう!スペルカード発動!」

サタエル(スペルカード!?)

「いえ、焦る必要はありません、ここで終わらせます」

美鈴「華符[芳華絢爛]!」

サタエル「〈ロックドーム〉!」

美鈴「な!?」

ーー術を出した美鈴を術ごと覆い被さるように岩のドームを被せるーー

サタエル「自分の技でやられてください!」

美鈴「キャァァァァァァ!」

ーー岩のドームが徐々に解除されていくーー

美鈴「............」

サタエル「これで戦闘不能ですね、それではクレームを言いに行くとしましょう」

ーーーー

宵(大罪の扱いは十分に使いこなせるけど...魔法に関してはサタエルが上手よね)

サタエル「いえいえ、まだまだです」

宵(そうなの?)

サタエル「あれでも弱い方の部類なので、魔法も使い方によっては強く扱えるのですよ」

宵(そうなのね)

サタエル「はい、それでは入りましょうか」

宵(外側が立派だから内装もとは思ったけど...)

サタエル「かなり、立派ですね、しかしどうしましょう」

宵(どうしたの?)

サタエル「人の気配を感じません、誰か一人はいると思ってたのですが...」

宵(それじゃあ、まずは手当り次第に探しましょうか)

サタエル「了解しました」

ーーーー

魔理沙「出処はおそらくここだな」

霊夢「ふーん、立派な御屋敷ね」

魔理沙「て、おい、誰か倒れてんぞ!」

「あんた大丈夫か!」

美鈴「........」

霊夢「放っておきなさいよ、たぶん、ここの門番よ」

魔理沙「え!?」

「じゃあ、だとしたら誰が...」

霊夢「それはこの中に入ったら分かることよ、行くわよ」

ーーーー

宵(サタエル、一応変わっておきましょう)

サタエル「それはなぜでしょうか」

宵(全視点からの景色、いまだに慣れないわ、何かが起きても咄嗟に反応は出ないと思うの)

サタエル「その点、私だと反応ができる...ということですか?」

宵(そういうことよ)

サタエル「わかりました、では」

ーーダァン!ーー

宵「ありがとう」

サタエル(いえ、容易いことです、それでは危険があったらお知らせしますので警戒しながら進んでください)

宵「わかったわ」

「それにしてもここはなんなの?」

サタエル(本がたくさんあるのでおそらくここは図書室みたいなものかと)

宵「はぇー...いいなー...たくさん研究できそうじゃない」

サタエル(まぁ、研究はおいおいとして、マスター、司書室には原因となるものはいないと思います)

宵「それはどうして?」

サタエル(この辺り、どういうわけか妙に薄いのです)

宵「なるほどね...それじゃあ1度戻りましょうか」

「あ、あれ?ドアが開かない...?」

サタエル(なんですって?)

(...確かに開く気配がしませんね)

???「屋敷にネズミが入ったと思ったら、あなただったのね」

宵「誰!?」

???「誰って、あなたが名乗るべきじゃないの?不法侵入だし」

宵「あ...確かにそうかも.....」

サタエル(いえ、お待ちください、敵かもしれない者に情報を渡すべきでは無いと思います)

宵「言われてみれば...」

???(何一人で喋ってんのかしら?)

「仕方ない、始末するわ」

サタエル(マスター、戦闘態勢に入ってください!)

宵「戦闘態勢って、私、充分に魔法扱えないわよ!?」

サタエル(…でしたら、もう物理でいきましょう)

宵「そ、そんなものあったかしら...」

サタエル(銃があるじゃないですか)

宵「...サタエルも知ってるはずよね?これ実弾入ってないわよ」

サタエル(えぇ、知っております、その銃で殴るのです)

宵「まさかのメリケンサック!?」

???「はぁ...さっさと、終わらせるわ」

サタエル(マスター、身体強化薬を飲んでください!一応として、マスターが作ったものを3つ入れておきました)

宵「よ、用意周到ね...」

「それじゃあ、一気にいかせてもらうわ」

ーーゴクゴクーー

宵「ハァ!」

???「スペルカード発動、火符[アグニシャイン]!」

サタエル(炎攻撃です、上に飛んでください)

宵「えぇ!」

???「それが狙いよ、スペルカード発動、火水木金土符[賢者の石]!」

サタエル(向かってくる石を足場にしていっきに決めてください!)

宵「了解!」

???「なっ!?」

宵「ハァァァァ!」

ーードォォォォォンーー

???「む、ムキュウ....」

???「パ、パチュリー様ー!」

宵「なんかまた出てきた...」

サタエル(一応、のしておきますか?)

宵「そうね...」

???「ま、待ってください!」

宵「何よ」

???「わ、私たちはもう戦えません...!」

サタエル(マスター、ここは少し脅して情報を貰うべきかと)

宵「...なら、渡すべきもんあるわよね」

???「わ、私にできることがあれば...」

宵「ならまずは、あんたたちの名前教えてもらおうかしら」

???「そ、それだけですか...?」

宵「そんなわけないでしょ、とりあえず早く名乗って」

???「は、はい!」

「わ、私は小悪魔って言います...えっと...こあっていつも呼ばれてます...そしてこの方はパチュリー様です...」

宵「そう、それじゃあ、次は今、ここで起きてることを話してもらいましょうか」

小悪魔「はい...今ここでは朝にならないように深い霧を張ってるのです」

宵「朝にならないように...?」

小悪魔「はい...私たちの主人は吸血鬼なので...」

宵「なるほどね...でも、その霧、とても害のあるものなんだけど」

小悪魔「はい...普通の人間が吸い込むと少し具合が悪くなるのです...」

宵「ふーん、じゃあ、申し訳ないけど止めさせてもらうわ」

小悪魔「そうですか...」

宵「それでは行かせていただくわ」

小悪魔「はい...」

宵「止めないのね、意地でも攻撃するのかと思ったのだけど」

小悪魔「変な戦いしてる時点で勝ち目なんてものありませんよ...」

宵「それは.....そうね....じゃあ、行かせてもらうわ」

サタエル(しかし、マスター、扉は開きませんよ?)

宵「もう、蹴破るわ」

サタエル(あ、はい)

ーー数分前ーー

魔理沙「中は思ったよりも広いんだな」

霊夢「そうね...魔理沙、危ない!」

魔理沙「!?」

ーー魔理沙の立っていたところにナイフが刺さってあったーー

???「今ので倒れてくれると思ったのですが、仕方ありません、少し本気を出しましょう」

魔理沙「誰なんだぜ?」

???「紅魔館メイド長、十六夜咲夜、あなた達はここで終わるわ」

霊夢「あなた達を成敗してすぐ異変を解決させてもらうわ」

咲夜「それはありえません、スペルカード発動、幻符[ザ・ワールド]」

ーー止まった時の中で咲夜は霊夢と魔理沙にナイフを数百本目掛けて放つーー

咲夜「これで、終わり、それでは戻らせていただきます」

「時は動き出す」

ーーーー

霊夢&魔理沙「な!?」

ーー数々のナイフが霊夢と魔理沙に目掛けて飛んでくるーー

ーーーー

宵「サタエル、どう?」

サタエル(今のところ、なんの気配もありませんね)

宵「1度、玄関辺りに戻りましょうか」

ーー玄関ーー

宵「な...!?」

「魔理沙!霊夢!」

魔理沙「し、宵...!?なんでここに...」

宵「それは後で話すから、今、回復させるわ」

魔理沙「いや...私よりも霊夢の方を頼む....霊夢の方がかなりダメージを受けてんだ...」

宵「わ、わかったわ、サタエル!」

サタエル(マスターが扱えるのは外傷だけを治すリカバリーしか使えませんが...)

宵「それでも構わないわ」

サタエル(わかりました)

霊夢「ん...」

宵「あまり反応しないで、傷がかなり深いから動くだけですぐ開くわ」

魔理沙「傷がみるみると....良かった...」

宵「次は魔理沙よ」

魔理沙「あ、あぁ....」

宵「....誰にやられたの」

魔理沙「咲夜っていう、ここのメイド長らしいぜ...」

宵「そう...そいつが...」

魔理沙(あ、あれ?宵の周りに何かが...)

サタエル(マスター、呑まれないでください)

宵「あ....そ、そうね...ここで迷惑かけるにはいかないから...サタエル、頭冷やすわ、少し変わっててちょうだい」

ーーダァン!ーー

サタエル「承知しました」

魔理沙「...いつ見ても慣れないな...」

サタエル「こればかりは仕方がありませんので...」

「それで、具体的に何があったのですか?」

魔理沙「あ、あぁ、それが...」

ーーカクカクシカジカーー

サタエル「なるほど...気づいた時には目の前にたくさんのナイフがあり、そのメイド長はいなくなってたと...」

魔理沙「あぁ...」

サタエル「ここからは私も着いていきましょう」

魔理沙「あ、あぁ...頼むぜ...」

サタエル「それにですね...カクカクシカジカ」

魔理沙「な!?それは本当か!」

「赤い霧にはそのような作用が...早く解決しないといけねぇな...」

霊夢「私も...行くわ....」

サタエル「....了承できませんね」

魔理沙「あぁ...私よりもかなり危ない状態だったしな...」

霊夢「大丈夫よ...これでもタフなんだから...」

サタエル「...わかりました、一応、守りながら戦いますが...いざという時は逃げてくださいね?」

霊夢「わ、わかったわよ...」

サタエル「しかし...時止めですか...」

宵(サタエル、もしかしたらの可能性だけど....)

サタエル(なるほど....それにかけてみましょう)

ーーーー

咲夜「妹様、本日のお食事でございます」

妹様「そう...ねぇ、咲夜」

咲夜「それでは」

妹様「あ....」

「誰も私を構ってくれない...私って、いらないの...?」

???「では、私があなたを構ってあげましょうか?」

妹様「だ、誰...!?」

???「あなたを助ける者ですよ、さぁ

私の手を取ってください、楽しいことをさせてあげます」

妹様「う、うん...」

ーーーー

霊夢「ッ...」

魔理沙「大丈夫か?」

霊夢「まだ少し痛むわね...」

サタエル「みなさん、警戒してください、誰か来ます」

咲夜「あのまま、やられたと思ったのですが、おや?ネズミが増えてますね、早く対処しましょう」

魔理沙「あぶn...!」

咲夜「スペルカード発動、幻符[ザ・ワールド]」

ーーーー

咲夜「これで終わりです」

ーー3人の前にナイフを投げつけるーー

宵「それを待っていたわ」

咲夜「な!?」

ーーしかし、宵の身体だけは動いたーー

宵「予想的中ね...よかったわ」

咲夜「なぜ動けてるの?」

宵「私の中に人格が2つあるの、もし、人格が止まるとしたら、止まるのは表に出してる側だけならと思ってね」

咲夜「そ、そんなことがありえない!」

宵「にしても、よくも、私の友達を傷つけてくれたわね、少し憎しみを感じるわ、だから、完全では無いけど、使わせてもらうわ」

ーー銃を頭ではなく、自分の胸に突きつけるーー

咲夜「なに?動ける割にはやるのは自殺?意味がなかったわね」

宵「【大罪の魔神化】装甲」弾数3

ーーダアン!ーー

宵「...やっぱり、全部は使えないわね、でも、3つ...いや、持続のため2つか、でも問題ないわね」

咲夜「何を言ってる分かりませんが、すぐ終わらせていただきます」

宵「それはあなたの方だと思うわ」

「【大罪】がうちの一つ《暴食》その権能、我が意に示し、私の1部となれ!」3▶2

ーー宵の右腕が異様な姿となるーー

咲夜「な、なんなのよそれ!」

宵「喰らい尽くせ《暴食》」

咲夜「わ、私のナイフが...!」

宵「さぁ、すぐに終わらせるわ」

「【大罪】がうちの一つ《色欲》その権能、我が意に示し、私の1部となれ!」

ーー宵の目が人には出せない美しき目となるーー

咲夜「あ.....ぁ....」

宵「さぁ、時止めを解除しなさい?」

咲夜「は、はい.....」

ーーーー

霊夢「あ、あれ...?」

魔理沙「お、おい、あれって...!」

サタエル(マスター、出してしまいましたか...)

宵「ご、ごめんね...」

サタエル(まぁ、やってしまったことですし仕方ないとしますが...その状態で、霊夢と魔理沙を見ないでくださいね?)

宵「わ、わかってるわよ」

咲夜「お嬢様ぁ...」

宵「...え?」

魔理沙「え?」

霊夢「は?」

咲夜「ごめんなさいお嬢様!任務をこなせ無かった私を許してください!」

宵(さ、サタエルー!これどういうこと!?)

サタエル(色欲は魅了されたら、その人物の理想像としてみてしまうのです、装甲解除しても暫くはその状態ですので、頼みますから、今すぐ装甲を解除してください、その状態であの二人を見たら余計に混乱しますので)

宵「わ、わかったわ【解除】」

咲夜「お嬢様ぁ...」

宵「ほんとに続いてるわね...」

魔理沙「な、なぁ、私たちって...」

霊夢「それ以上言わないで...なんか...うん...とても嫌になってくるから」

宵「ちょっと2人とも引かないでくれる!?」

霊夢「いや、だって...ねぇ?」

魔理沙「あぁ...」

宵「混乱してんの私なんだから...」

魔理沙「ま、まぁ...それはとりあえずとして...お前、あの姿なんなんだ?」

宵「あー、あれは、なんというか...能力?」

魔理沙「なんで疑問形なんだ...?」

宵(憎しみの力なんて口が裂けても言えるわけないわよー!!)

サタエル(まぁ、正確には私の力も少し加わってますが...忌まわしいあの蛆虫め...)

宵(ほんと、あんた望美に何されたのよ...)

霊夢「ま、いいんじゃない?

それに少し楽になるもの」

宵「まぁ、あなたはかなり傷を負ってるから無理はしない方がいいわね」

???「なにか騒がしいと思ったらこれはどういう状況な訳?」

咲夜「お嬢様!?

あ、あれ?でもここにお嬢様が...お嬢様は2人いた...?」

???「何を言ってるのよあなたは...って操られてる?」

「ふむ.......」

咲夜「.....はっ!?」

???「元に戻ったわね」

咲夜「も、申し訳ございませんお嬢様、この私が幻術にやられるとは」

???「いいわ、私が出る」

咲夜「お、お嬢様が出るべきではありません!私が」

???「それで、またあの幻術にやられるとでも言うの?」

咲夜「い、いえそういう訳では...」

???「なら引いてなさい」

咲夜「はい...」

???「ウチのメイドが世話になったわね、ここからはこの私、紅魔館当主、レミリア・スカーレットがやるわ」

魔理沙「へっ、ボスがお出ましだ、あんたをやれば事件は解決だってこった!」

霊夢「早く終わらせるわよ」

宵「...あれは...使えないわね」

サタエル(憎しみの強さが咲夜さんとの戦いで無くなりましたからね)

宵「魔法、使いにくいから変わるのが得策ね」

サタエル(そのようです)

ーーダァン!ーー

レミリア「はぁ!?」

魔理沙「まぁ...」

霊夢「そんな反応になるわよね...」

サタエル「呆気とられてるうちにやっておきましょう、そうですね...この霧を勝手に使わせていただきましょう、成分が変わりますから威力が変わるかもしれませんが、しかしこの成分上、使えるのも限りますね...では

【ブラッディレイン】」

ーー分厚い赤い光線が降り注ぐーー

レミリア「...!?」

「あ、危なかったわね...」

魔理沙「な、なんだそれ...」

サタエル「避けられましたか、では、【シャイニング】」

ーーしかし、光がかなり微弱だった、まるでホタルの光の様...ーー

レミリア「....は?」

霊夢「えぇ...?」

サタエル「?」

レミリア「すごいもの来たと思ったら、次は弱いもの?あなたの技、かなり見掛け倒しだったわね」

サタエル「ふむ...では、こうしましょう、【バーニング】」

ーー炎というよりも火が少し出たーー

レミリア「......もう、こっちから行かせてもらうわ」

魔理沙「...なぁ、これ私らが出た方がいいんじゃないか?」

霊夢「そ、そうね...」

サタエル「いえ、待ってください、何となく掴めました」

魔理沙「そ、そうか?」

サタエル「えぇ」

(おそらく、血に関する行動がかなり強化されるということですか、他の攻撃では威力弱かったのでそうなるでしょう)

レミリア「スペルカード発動!紅符[スカーレットシュート]!」

サタエル「あまり聞きませんが、こういうのはどうでしょう、【ブラッドウォール】」

ーー非常に硬い壁がそり立つーー

サタエル「やはり、血に関するものなら非常に協力ですね」

霊夢「どういうことよ?」

サタエル「ここと外の霧が血の成分によるものでできております、魔法を扱う場合、血のようなものであればかなり強力になります」

魔理沙「でも、血って液体じゃなかったか?なんで、そんな硬いものができたんだ?」

サタエル「血には血小板という外に出された際に硬くなるものがあるのです、それを利用しています、それにこの霧によるものでさらに強固となっているのです」

レミリア「ふーん、なかなかやるじゃない、でも、それなら安心ね、私は吸血鬼、血によるものなんてただの食事と同じよ」

サタエル「なんと、この世界には人間以外の種族がいたのですか」

宵(いや、神社で妖精...人以外の種族見たでしょ...)

サタエル「それもそうでしたね、しかし、困りました、これでは意味の無いものとなりました......いえ、吸血鬼...?」

宵(確かに、吸血鬼っていえばニンニク、十字架、太陽ってイメージがあるけど、微弱でいけるの?)

サタエル「考えがあります、霊夢様、魔理沙様、少しお耳を」

魔理沙「?」

霊夢「?」

ーーーー

サタエル「....というのはどうでしょう?」

魔理沙「なるほどな」

霊夢「そんな上手くいくかしら」

レミリア「何を話してるか分からないけど、目的のため、早く排除させるわ!」

魔理沙「そうはさせねぇぜ!」

霊夢「私たちが相手よ」

魔理沙「スペルカード発動!」

「魔符[スターダストレヴァリエ]!」

レミリア「そんなのどうてことないわ、あたりもしないわ!」

魔理沙「それが狙いだ!霊夢!」

霊夢「スペルカード発動!」

「夢符[封魔陣]」

レミリア「な!?動けない!」

霊夢「これでどう!」

サタエル「上出来です、【ブラッドウォール】×2」

ーー2つの壁がレミリアを挟み込むーー

レミリア「く...!」

サタエル「微弱ですが、吸血鬼には効くでしょう、喰らいなさい【サンフラッシュ】」

レミリア「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"、や...焼けるぅぅぅ!!」

咲夜「お嬢様!?」

サタエル「さぁ、どうします?このまま浴び続けますか?それとも異変をやめて回復しますか?」

レミリア「ぐ....ぐぅぅぅぅ.....わ、わかったわ......やめる....やめるから止めてぇぇ!」

サタエル「いいでしょう、では、回復してさしあげます」

宵(な、なかなか、強引なやり方ね...)

サタエル「【メサイア】」

レミリア「はぁ...はぁ....はぁ....」

サタエル「それでは」

レミリア「わかってるわよ....解除...」

魔理沙「お?なんか、軽くなった気がするぜ」

霊夢「これで終わりね...やっと帰れるわ」

魔理沙「なんていうか....やり方がアレだったのちょっと可哀想だと思ったが...まぁ、異変は解決になったからいいか」

サタエル「手段は選ばない方なので」

宵(いや、絵面かなりグロかったわよ...)

サタエル「それでは、私は変わります」

ーーダァン!ーー

魔理沙「慣れちゃいけないんだけど...もう驚かなくなったな...」

霊夢「そうね...」

宵「あ、あはは...」

???「これで終わり、だと思いましたかぁ?」

全員「!?」

宵「あなた、誰?」

???「名乗るほどでもありませんよぉ、そうですねぇ、メシアとでも呼んでくださ〜い」

宵「メシア...?」

???「お1人、お忘れではありませんかぁ?」

宵「1人...?」

メシア「あなたには聞いてませんよぉ、お嬢様ぁ?あなたですよぉ?お・嬢・様・?」

レミリア「な、何を言ってるのよ」

メシア「そうですねぇ、では、少し、お話をしましょう〜、とてもとてーも、寂しい思いをしている女の子がいました、その子はずっと1人、誰も相手にしてくれません、誰も遊んでくれない、ずっと匿ってご飯は直接渡すだけ〜」

レミリア「!?」

メシア「それを続けた結果だんだんとその女の子は壊れ続けていきました、そんな時に転機が訪れたのです!この私がその子の元にやってきたのです、心が壊れそうな女の子に楽しい(めちゃくちゃな)ことやらない?と救いの手を差し伸べたのです!その子は途端に明るくなりました、ようやく外に出れる!たくさん遊べれる!お姉様やみんなと一緒にいられる!と」

レミリア「あなた....」

メシア「そこで私が囁いたのです、私の言うことを聞けば、あなたの思い通りになる...と、そしたらすぐ飛びついてきましたねぇ、あの無邪気な笑顔、思い出すだけでもいい思いになれます!さて、話はここで終わりです、」

???「ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ア゙ア゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!!」

メシア「おや?噂をすればなんとやら、ですねぇ、きましたよぉ、その女の子が!そういえばいい忘れてました、その子の名前は《フランドール・スカーレット》ちゃんで〜す!」

フラン?「ア゙ァ゙ァ゙ァ゙!!!オ、オネネネ、ネネネネサマママ!!!

ア"ァソォビィマァジョウ!!??」

レミリア「ふ...らん...?」

咲夜「貴様、何をした!」

メシア「言ったじゃないですかぁ、《救いの手》を差し伸べたと」

咲夜「これのどこが救いだと!」

メシア「でぇもぉ?そのようにさせたのはぁ、あなた達ですよぉ?」

咲夜「な...!?」

霊夢「な、なんかすごいことになってるわね...」

魔理沙「おいおい...これ、まずいんじゃないか...?」

宵「えっと...なんか、凄いことになってるわね...」

サタエル(他人事みたいに言いますね)

宵「まぁ、一応、他人事だし...」

サタエル(それがそうとは言えないのです)

宵「....どういうこと?」

サタエル(ほんの少し、若干ですが、マスターと同じような憎しみがあのフランという方に根付いています)

宵「なんですって!?」

サタエル(あのメシアというのがどういう存在か分かりませんが、かなり危険な状態です、それを解くのはマスターしかできません)

宵「.....サタエル、一緒に策を練ってちょうだい」

サタエル(もちろんです)

メシア「さて、救いは果たされました、私は次に救いを必要としている人を探すとしますかねぇ」

咲夜「待て!幻符[ザ・ワールド]!」

フラン?「サクヤモォ"…ア"ソ"ビマ"シ"ョ"ォ"ォ"ォ"!!!」

咲夜「な!?時間は止まっているはず...!?グッ...!」

サタエル「時間を解除してください!」

咲夜「なんであなたまで動け.....あ、そうでしたね、しかし、あのままだとアレを逃がすのですよ!」

サタエル「あなた一人であのフラン?っていう人を止められるのですか!」

咲夜「ッ......」

サタエル「早く!」

咲夜「わ...わかりました、解除」

メシア「それでは」

レミリア「ま、待ちなさい!」

ーーしかし、既にメシアは既にいなくなっていたーー

魔理沙「なぁ、霊夢」

霊夢「言われなくてもわかってるわよ、これは止めないとまずいわ」

「スペルカード発動!夢符[封魔陣]!」

フラン?「ヴ...グゥゥゥ....ジャマ!」

魔理沙「スペルカード発動!恋符[マスタースパーク]!」

フラン?「アハハ!!タノジィ!タノジィ!」

レミリア「フラン!こんなことやめなさい!」

フラン?「ドウシテ?ナンデ?イママデアソンデクレテイタノニ?キュウニアイテニシナクナッテ...ヒドイヨ...オネエサマダケヒドイヨ!!ズットムシサレテテサミシカッタノ...オネェサマガワタシヲムシシタカラ!」

宵(....泣いてる?)

サタエル「マスター」

宵(何?)

サタエル「こんな方法、あまり使うべきでは無いと思いますが少し提案がございます」

宵(....言ってみて)

サタエル「あの涙、使えるのではないのでしょうか」

宵(...は?)

サタエル「マスターの憎しみと同じようなものを根付いている者からの生命液体、あれを取り込めば、マスターの力を少し引き出せるのではないかと」

宵(...理屈は何となくわかるけど...それを取るにはあれに近づく必要があるのよ?)

サタエル「問題ありません、この際、あの人たちを頼りましょう」

宵(....わかったわ)

サタエル「では、みんなで話し合っている間、攻撃されないためにも壁でも作っておきましょう【ブラッドウォール】

では、いいですよ」

ーーダァン!ーー

宵「ねぇ、みんなここに来て」

魔理沙「なんだ?」

宵「あの、フラン?って子が使ってる力、私の力とかなり似ているの、もしかしたらだけど、私の力を使えばあの子を元に戻せるかもしれないわ」

レミリア「ほんと!?」

宵「ごめん、分からない、でも確率はゼロでわないから試す価値はあるわ」

レミリア「.....わかったわ」

咲夜「お、お嬢様!?先ほどまで敵だった人を信じるのですか!?」

レミリア「完全に信じてるわけではないわ、でも、フランがあのようになったのは私の責任でもあるもの、そこに元に戻る可能性があるというのなら、私はあなたを信じるわ」

宵「ありがとう、では..........」

ーーーー

レミリア「なるほどね...咲夜、いける?」

咲夜「問題ありません...と言いたいところですが、止まって3秒以内...ですか」

宵「そこが勝負よ、あなたが時を止めて少しラグがあってからフランって子が動き出した、そこに勝機を訪れさせるの」

魔理沙「でも、動き出したらどうするんだ?」

宵「その前に霊夢が事前に相手の動きを封じるのよ、だから、とびっきりでかいのお願いね」

霊夢「わかったわ」

宵「そして、魔理沙とレミリアは霊夢に攻撃されるかもしれないから守ってあげて」

魔理沙「あぁ、任せろ!」

レミリア「えぇ」

サタエル(WARNING WARNING 壁がそろそろ破壊されます、キリよく話を切ってください)

宵(わかったわ)

「みんないい?」

霊夢「ちょっと待って、あんたはその間どうするの?」

宵「とある準備に備えるわ」

霊夢「....わかったわ」

宵「では開始!」

ーーズガァァァァァァァン...ーー

フラン?「オネネネネェェサマァァ??アソビマジョォォ!!??」

レミリア「フランがこうなっのも私のせい...そうね、久々にフラン、あなたと遊んであげるわ!スペルカード発動!神罰[幼きデーモンロード]」

魔理沙「うぉ!?なんか凄そうだな!」

フラン?「スペルカ-ドハツドウ!!禁忌[クランベリ-トラップ]!」

ーーフラン?は4人に増えるーー

魔理沙「な!?」

レミリア「あなたの技なんて、私が知らないわけないでしょう!」

「スペルカード発動!神槍[スピア・ザ・グングニル]×3」

ーー本体以外消えるーー

魔理沙「私も負けてられっか!スペルカード発動!恋符[ダブルスパーク]!」

フラン?「ウ...クゥゥゥ....」

霊夢「2人とも、準備できたからどいてなさい!」

魔理沙「了解!」

レミリア「わかったわ!」

霊夢「複合スペルカード発動!夢符[封魔結界]!」

「さぁ、今よ!」

咲夜「スペルカード発動!幻符[ザ・ワールド]!」

ーー咲夜は素早い動きでフランの涙を回収したーー

咲夜(妹様...ここまで苦しめていたなんて...本当に申し訳ございません...)

「解除!」

ーーすぐに宵の元に行くーー

咲夜「これでどうです!」

宵「ありがとう、あとは...取り込むだけ!」

ーー宵はフランの涙を飲み込んだーー

宵「ウ....グゥゥゥゥ....ま....まさか...これほど憎しみの力が強いなんて...このままだと【凶化】してしまう...」

ーー瞬間、宵の周りに禍々しいオーラが纏うーー

全員「!?」

ーー全員に寒気が渡った、暴れていたフランまでもが止まってしまうほどだったーー

サタエル(Danger Danger Danger、今すぐにでも形にしてください、このままではマスターが暴れてしまいます)

宵「わ...かってるわよ...!」

「来い...!【大罪の魔神化】ー《サタナエル》!」

ーー銃を自身の胸に撃ち込むーー

サタナエル「パーフェクトコード認証確認、{フランの涙}を媒介にし【装甲】」弾数10

宵(10…!?え、上限8じゃなかったの?)

サタナエル「どうやら、憎しみの強さにより回数は増えるようです、今回は他人を媒介にしましたので10だけですが、本来はマスターの憎しみも加算されるのですよ」

宵(そ、そうなのね...)

フラン?「銃ガ...オオキクナッタダケ...?」

「サッキノフルエハキノセイダッタノネ!」

サタナエル「マスター、弾数10ありますが、フル装備しなくても大丈夫そうです」

宵(サタエルなら大丈夫とは思うけど、油断はしないでね)

サタナエル「もちろんです」

「それでは始めましょう【大罪】がうちの一つ《強欲》その権能、我が意に示し、我が一部となりなさい」10▶9

ーーサタナエルは胸アーマーを装着ーー

サタナエル「強欲とはいわばなんでも欲しがるようなもの、手始めにこの術を使わせていただきましょう」

「スペルカード発動 神槍[スピア・ザ・グングニル]」

レミリア「あれって私の!?」

サタナエル「銃を持っているのに槍を持つのはどうかという声が聞こえそうですが、聞こえないということにしておきましょう、それに弾数の代わりになりますし」

フラン?「ア...エァ...?」

サタナエル「ここでは終わりませんよ、何しろこれはコピーです、元の威力に近づけさせるためにも...【大罪】がうちの一つ《傲慢》その権能、我が意に示し、我が1部となりなさい」9▶8

ーー腕アーマーが付いたーー

フラン?「タノシクナイ....タ"ノ"シ"ク"ナ"イ"...!!」

「スペルカ-ドハツドウ!!禁忌[フォ-オブアカインド]!」

サタナエル「【大罪】がうちの一つ、《傲慢》その権能、我が意に示し、我が一部のなりなさい」8▶7

ーーレギンスアーマーが付いたーー

サタナエル「もう十分でしょう、殲滅します」

フラン?「イヤダ!!ズットアソブノ!!」

サタナエル「弾数を5消費し、槍超強化」7▶2

サタエル「槍を銃にセット.....発射!」

ーー槍がフランを貫いたーー

フラン?「ア"...ァ...」

レミリア「フラン!」

咲夜「妹様!」

サタエル「汚染されたくなければ近づかないでください、今から治療を始めます」

レミリア「お、汚染...?」

サタエル「この状態、初期段階で済んでますが、末期でしたら治すことも不可能です、それにこれは感染のように広まるので酷いことになりたくないのでしたら私にお任せください」

咲夜「お嬢様...」

レミリア「...わかったわ」

サタエル「では開始します、【大罪】がうちの一つ、《暴食》その権能、我が意に示し我が一部となりなさい」2▶1

ーー右腕が変化したーー

サタエル「《暴食》よ、原因となるものを全てくらい尽くしなさい」

フラン「ウ...うぅ.......」

ーーフランの顔色が良くなってくるーー

サタエル「治療完了しました、しかし、憎しみを食らったため弾数が追加されました」1▶2

宵(まぁ、無駄撃ちすればいいでしょう)

サタエル「まぁ、その通りですね」

「少し、無駄撃ちさせていただきます」2▶0

ーー装甲が強制解除されたーー

サタエル「もう大丈夫です」

フラン「う...あ...あれ...?お姉...様...?」

レミリア「フラン!ごめんね...今まで辛い思いさせて...!」

ーーレミリアはフランに抱きつくーー

フラン「お、お姉様...苦しいよ...」

レミリア「あなたのためだったの...この幻想郷さえ手に入れれば、たとえ昼だとしてもずっとお外に行けてたの」

宵(吸血鬼だから、お日様は天敵だものね...)

フラン「お姉様...ごめんなさい...フランは...」

サタエル「…やはり、似はしてましたが、マスターのものとは違いますね」

宵(えぇ、そうね、あの憎しみの化物になったらその間の記憶はないもの、でもフランって子は覚えてる、いったいあのメシアってやつは何者なの?)

魔理沙「なんか凄いことになってたが...これで異変解決ってことか?」

霊夢「そうしてくれるとありがたいんだけど...」

サタエル「それは、あの人たち次第ですね」

レミリア「安心して、もうやり合うつもりは無いわ、フランを救ってくれた恩人に仇で返すのはおかしな話でしょう?」

「幻想郷は手に入れることはできなかったけど...フランが戻ってくれた、それだけでも止まる理由になるわ」

咲夜「お嬢様がそう言うのでしたら」

魔理沙「そんじゃ、もう、異変解決ってことだな!」

サタエル「えぇ、そうです...ね...?」

(あ、あれ?)

ーーサタエルが膝を着くーー

魔理沙「ど、どうしたんだ!?」

宵(サタエル、戻りなさい、魔神化を2回と魔法を酷使したから精神が疲弊してるわ)

サタエル「承知しました...マスター....しばらく休ませていただきます...」

ーーダァン!ーー

宵「これでいいわね」

フラン「だ、大丈夫なの...?」

宵「えぇ、問題ないわ」

レミリア「ねぇ、あんた」

宵「なに?」

レミリア「あんたさえ良ければ、紅魔館はいつでも歓迎するわ、いつでも遊びに来てちょうだい?フランも退屈しないと思うし、いいわね?」

咲夜「もちろんです」

フラン「フランもいいよ!」

宵「それじゃあ、たまに来るわ」

(あれ...?なんか忘れてるような....まぁ、いいわね)

魔理沙「宵ー、行くぞー」

宵「わかったわ、て、あれ?霊夢は?」

魔理沙「あいつは異変解決って知ったらすぐ帰るんだ、宵を待っててくれても良かったのによー」

宵「まぁ、でも、酷い傷負ってたから、すぐに休んだ方がいいわ」

ーーーー

パチュリー「ムキュ-....」

小悪魔「パチュリー様!起きてください!」

「さっきからずっとこの調子...まぁ、いつかは起きてくれると思いますが...」

パチュリー「こあー.....ベッドまで運んで...」

小悪魔「...起きてたのでしたらさっさと言ってください...」

ーーーー

ーーーー

ーーーー

メシア「止まってしまったかぁ〜、まぁ、メインの目的は果たせたからいいけどぉ、さてさてさ〜て、次は誰が私の救いを呼んでいるのかな〜?」

「"次元の窓"...お、あの子の瞳...いいねぇ、拭いきれてないその憎しみ、この私が解決してあげよう〜」

ーーーー

メシア「やぁ、そこの君」

???「あ?俺か?」

メシア「君以外に誰がいるのかい?」

???「........聞いておく、お前、誰だ?」

メシア「私は君を救う者」

???「は?うさんくせぇな、てか、これから稽古があるんだ、付き合ってられっか」

メシア(...一筋縄じゃいかなさそうだねぇ〜、ならば)

「あなたのお姉さんに化けている不届き者がいる」

???「....!」

ーー???は足を止めるーー

メシア「それでその人はずっと悪事をやっているんだ、さぁ、君h...」

???「どこのどいつだ...!」

ーー???はメシアに掴みかかるーー

メシア「お、落ち着いてくれよぉ」

???「.....すまねぇ...だが、教えろ、どこの誰が、俺のどっちの姉を偽って、悪事をしてんだ?」

メシア「それはどちらかは分からないが...そうだねぇ、私の望みを叶えるのなら、君の望みを叶えてあげよう、なに、簡単だ、名前とやりたいことを教えてくれるだけでいい」

???「...それだけでいいのか...?」

メシア「言っただろう?私は君を救う者だ、これを聞いた今、君がやることは?」

???「...わかった、教えてやる、俺の名前は瑛翔、やるべき事は俺の姉貴の皮を被ってやりたい放題してる奴の始末だ」

メシア「あぁ、頑張ってくるといい」

(私のために、ね)

「さぁ、ここをくぐり抜けるといい、君の始末対象がここをくぐりぬけた先のどこかにいるはずさ」

瑛翔「どこか、だと?直接行けねぇのか?」

メシア「送って、すぐやられたら溜まったものじゃないでしょう?」

瑛翔「....わかった」

メシア「さぁ、行ってらっしゃい」




宵「後書きコーナー....なんだけど....なんで最近、私ばかりなわけ?」
サタエル(ま、マスター、そんなこと言わずに....)
宵「はぁ...まぁ、いいわ、それにしても、初めて経験したわ、異世界転移」
サタエル(しない方が普通ですが...)
宵「それもそうね、そういえば、サタエルって何か話したいこととかないの?」
サタエル(そうですね、強いて言うなら、あのメシアというのですね、最後のあのシーン、瑛翔様が入ってましたが...恐らく私たちの知らない瑛翔様だと思われます、気安く近づかない方を推奨します)
宵「わ、わかったわ...」
(あれ?このあとがきって、本編に含まれないのでは...)
サタエル(その際は本編の私がいつか言います)
宵「そうだった、心の声、サタエルには筒抜けだった...」
サタエル(今更ですね...)
(それではそろそろしめましょう)
宵「そうね、ご覧いただきありがとうございました、作者のインスピによって次話はすぐ更新されたりされなかったりなので気長に待っててください」
サタエル(それではさようなら〜)
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