仮面ライダーレスキュー   作:ボルメテウスさん

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三位一体

進ノ介を蘇らせる為にトライドロンに乗り込んだ霧子。

 

トライドロンに乗り込んだ霧子。

 

彼女は進ノ介の相棒として、進ノ介の命を託されていた。

 

ドライブドライバーにエネルギーを注入するためにトライドロンを走らせる霧子。

 

その傍らでは、りんながシフトトライドロンを調整していた。

 

「りんなさん。進ノ介は……」

 

「大丈夫よ。きっと戻ってくる」

 

りんなは力強く答えた。

 

それと同時に。

 

「復活などさせる訳にはいかない」

 

「っ!」

 

トライドロンが走る先に待ち構えていた存在。

 

それは、フリーズロイミュードだった。

 

「マズイ!」

 

フリーズロイミュードの目的に気づいたチェイスは、瞬時にチェイサーへと変身する。

 

それと共に森羅達もまた、同じようにレスキューへと変身していった。

 

「進ノ介さんの蘇生を邪魔させはしない!」

 

「行くぜ!」

 

彼らは勇猛果敢にフリーズロイミュードへと挑んで行った。

 

だが、超進化を遂げたフリーズロイミュードの力は圧倒的だった。

 

チェイサーは全力の一撃を叩き込もうとするも、氷の鎧に阻まれてしまう。

 

レスキューフォーミュラも得意のスピードで翻弄するも決定打を与えられない。

 

「所詮、貴様らは無力な虫ケラ……」

 

フリーズロイミュードの口から零れる嘲りの言葉。

 

それは彼らの努力を否定するようで、尚更悔しさが募る。

 

「諦めなければ道はある……」

 

誰かが言った言葉ではない。自分の信念であった。

 

「無理かどうかじゃない……」

 

「僕達にできるかだ……」

 

森羅の胸の内に湧き上がるものを感じた。

 

それは決して絶望ではなく希望の火種なのだと思い知る。

 

「一人ではダメなら……」

 

アーサーがポツリと言葉を落とす。

 

「二人で……」

 

続いて環も続いた。

 

「三人で一緒に力を合わせましょう!」

 

互いの思いが一致した瞬間であった。

 

「1人じゃ足りないなら……2人!」

 

「2人でもダメなら3人で!」

 

「3人が合わされば!!」

 

3人の声が重なり合う。

 

その瞬間。

 

【ドラゴンアップ】

 

鳴り響く音声。

 

それと共に、アーサーと環の身に纏うレスキューギアが宙を舞う。

 

「これはっ」

 

状況が分からず、フリーズロイミュードは戸惑う。

 

だが、それが一瞬の油断だった。

 

本来の目的だった、進ノ介の復活。

 

それが、完了してしまう瞬間でもあった。

 

『DRIVE! TYPE!TRIDORON!』

 

『RESCUE!1・2・3!カキマゼール!RESCUEKING!』

 

鳴り響く音声と共に、レスキューギアが変形すると共に、森羅のレスキューを中心に合体していく。

 

それこそ、まるで元々一つのように巨大なロボへ。

 

「なっ」

 

そこに立つ2人の存在。

 

それはフリーズロイミュードにとっては悪夢のような存在だろう。

 

「三位一体の2人が揃い」「これこそ、六位一体ってな」

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