復活してしまった蛮野。
その動向を探っていた森羅達。
だが、そんな森羅の元に一つの電話があった。
「なんだ、この電話は?もしもし」
『聞こえているかっ、仮面ライダー!』
「・・・その声、ブレン?一体、どういうつもりだ」
電話をかけてきた相手。
その相手は、ロイミュードの一体であるブレンからの通信だった。
敵であるはずのブレンからの通信に、森羅はさすがに声を出してしまう。
しかし、それよりも驚きの内容が彼の口から語られた。
『良いか!今は敵対をしている場合じゃない!蛮野が、ドライブになったっ』
「はぁ!?」
その内容はあまりにも理解出来なかった。
『とにかく、指定された場所へ来てくれ!速く!』
それだけ言うと、そのまま電話が切れてしまった。
何が起きたのか分からない状態だった森羅だったが。
「罠の可能性は?」
「あり得るかもしれない。けれど、どちらにしても、名前を聞いた以上は向かわないと」
「・・・そうだな」
それと共に森羅達はすぐに出撃する準備を行った。
その際に既にレスキューキングへと変身していた森羅達は、基地から指定された場所へと向かって、真っ直ぐと跳ぶ。
そう、向かい、辿り着くと。
「ほぅ、すぐに来ていたか」
「剛っ」
そこにはブレンからの言葉通り、確かにドライブがいた。
黄金に輝き、不気味な雰囲気を出すドライブが。
「お前が、蛮野かっ」
「その通り、君達と会うのは初めてだね。まぁ、だが」
そう、レスキューキングを見つめると。
「プロトタイプと言えるお前達には興味もない。早々に終わらせようか」
「何?」
すると、蛮野はそのまま黒いドライブドライバーに手を伸ばす。
「ゴルドドライブの性能実験には丁度良いからな」
それと共に放たれた波動によって、レスキューキングの武装が消える。
「なっ」
それと共に、ゴルドドライブの手には、レスキューキングの武器である剣がその手にあった。
「ぐっ、これは予想外だなぁ」
ゴルドドライブによって、奪われてしまった武装。
だが、それをゴルドドライブは動かす事が出来なかった。
その理由は。
「重すぎるっ」
ゴルドドライブは、確かに能力としては高かった。
しかし、レスキューキングの武装を使うには、あまりにも力が足りなかった。
「こっちは1人じゃなくて3人で力を合わせている!お前1人だけの力じゃ、勝てないンだよぉ!」
それと共に森羅は、そのまま接近する。
武器を奪われた事による動揺よりも早く、真っ直ぐと蹴り上げる。
「ぐっ!お前達!!」
「ここで決める!」『ヒッサーツ!フルスロットル!』
鳴り響く音声と共に、レスキューキングは、瞬時に跳び上がる。
それはまるでロケットの噴射のように、水圧を利用しての飛行。
同時に真っ直ぐとゴルドドライブに向かって、必殺の蹴りを放った。
すぐに危険を察知したゴルドドライブは、再びレスキューキングの武装を奪う
だが、今度はそれを盾にする為に。
「お前達とは、どうやら相性は最悪のようだなぁ!」
それと共に、レスキューキングと剣がぶつかった。
レスキューキングが見つめた先には、既にゴルドドライブはいなかった。