仮面ライダーレスキュー   作:ボルメテウスさん

110 / 114
野望は潰えて

約束の地に集まり、第2のグローバルフリーズを起こすためにエネルギーを集める4人。

 

しかし、ロイミュード達を滅ぼして全て自分が世界を手にしようとする蛮野は、回復源・メディックにプログラムを仕込み、発生する余剰エネルギーの逆流を全てメディックに押し付け、彼女を死に至らしめようとしていた。

 

「えぇ、確かに、本来だったら、終わりでしたっ、けれど、あなたでもこの場に呼ばなかった彼らの存在に気付かなかったようですねぇ!!」

 

「どういう事だ!? ブレン!」

 

「お忘れですか? 蛮野…! 私の名は"ブレン"! 頭脳! あなたの仕組みに逆らう、それなりの知恵があったということですよ!」

 

その言葉の意味を聞くように、蛮野は叫ぶ。

 

それと共に、見上げた先。

 

そこには。

 

「なっ」

 

そこに立っていたのは、巨大な竜。

 

遥か上空にで、この場に集っていた全員のカメラによって、その姿を捕える事が出来た。

 

だからこそ、その巨大なドラゴンは、まるで砲台のように真っ直ぐと構えていた。

 

「まさかっあれは!」

 

『ヒッサーツ!フルスロットル!』

 

鳴り響いた音声。

 

それと共に、真っ直ぐと放たれたのは、巨大な水流。

 

真っ直ぐと、約束の地の中心にある球体へと向かって行く。

 

「止めろっ!ぐっ」

 

蛮野は、すぐにドライバーを操作を行う。

 

しかし、どんなに操作を行ったとしても、はるか上空にいるレスキュー達の武装を奪う事は不可能だった。

 

だからこそ、蛮野は自分の計画を阻止された事に。

 

「貴様ららぁぁぁ!!」

 

叫ぶと同時に、蛮野は球体へと向けて手を伸ばす。

 

しかし、遅かった。

 

放たれた必殺の一撃は、球体に命中。

 

大きな爆発によって、膨大なエネルギーが解放される。

 

「これはっ」

 

メディックはそれを感じていた。

 

自分の体に流れ込んでくるエネルギー。

 

それによってメディックの体は急速に回復していく。

 

「これでっ終わる訳には『ヒッサーツ!フルスロットル!!』っ」

 

空気を切り裂く轟音が鳴り響く。

 

蛮野が顔を上げた先、夕闇に沈む雲間から降下してくるのは巨大な人影──仮面ライダーレスキューキングだ。

 

「くっ……こんな高度からの奇襲など!」

 

咄嗟にドライバーを操作しようとする蛮野だったが、遅すぎた。

 

紅いマスクの奥で森羅の双眸が鋭く光る。

 

ベルトの電子音声が高らかに響く。全身の冷却装甲が虹色に輝き始める。

 

「俺たちは──守るべきもののためだけに戦う!」

 

刹那。

 

天空から降下したレスキューキングの右脚が流星のごとく蛮野の胸板を貫いた!

 

「ぐああああああ!!」

 

轟音とともに蛮野の体が吹き飛ぶ。破壊されたドライバーの破片が火花を散らしながら地面を転がった。

 

「…どうやら、これで最後のようだな」

 

それと共に見つめた先。

 

そこには、ハート達、ロイミュードがいた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。