都内で連続する放火事件。
地域が絞られているものの、火元は不明。
さらに発生現場各地でどんよりが報告されている。
それもあって、第8特殊消防隊は、その調査を行う事にした。
「お前達、なんか最近、隠し事していないか」
「してないぞ」「あぁ、全くだ」
その調査を行っていた森羅とアーサー。
二人は、揃って、質問をしてくる同期である環からの質問に同じく返していた。
前回のビル崩落の事件から時が経った。
事件の犯人であるロイミュードは、同じ仮面ライダーであるドライブによって、倒され、事件は無事に終わりを迎えた。
その後、彼らは、アーサーがなぜ仮面ライダーに変身出来たのかを確認した。
『レスキューのシステムは、基本的に連携を主軸に構成されている。森羅が信頼している相手である事と、レスキュー自身と連携しているファイヤードラゴンと連結出来る二つのドーザードラゴン
とターボドラゴンに認められた者に変身システムが与えられる』
そう、説明を受けた。
だが、未だにレスキューに関しては秘密にする必要があった。
「良い加減に、しろよぉ」
「だから、何も」
「・・・おい、森羅」
「なんだ?」
そう話していると、アーサーが指を指した方向。
そこには、不審な黒い服の男達が追っていた。
それを追いかけていたのは、見覚えのある二人。
「あれって、進ノ介さん達、もしかして」
「なんだ、知り合いなのか?」
「あぁ、もしかしたら、ボヤ騒ぎの犯人かもしれない!」
「はぁ!?」「本当かよ、それ!?」
森羅の言葉に対して、アーサーも環も驚きを隠せなかった。
しかし、それよりも早く、森羅は既に走り出していた。
その後を追うようにアーサーも環も追いかける。
追いかけた先には。
「なっあれって、ロイミュード!?」
「マジかよ、ここで戦っているのかよ」
森羅もアーサーも、そのまま呟く。
「環!お前は周辺の避難を!俺とアーサーも加勢する!」
「加勢って」
「少しでも被害を減らす為だからな」
そうして、環をそのまま置いていき、二人は、真っ直ぐとロイミュードの元へと向かう。
「おらぁ!」「はぁ!」
二人は、タイミングを合わせるように、ロイミュード達に向かって、蹴りを放つ。
「なっがぁ」「なんだぁ?!」
驚きを隠せずにいたロイミュード達は吹き飛ばされる。
「森羅か!あれっ、というよりもそっちの奴が動けるのは」
「まぁ、話は後です。それよりも」
「あぁ力を貸してくれるか」
「良いだろう」
「なんか、こっちの奴は偉そうだけど、なんで答えるんだ」
「それは、これを見てから」
そうして、森羅とアーサーは同時に構える。
「「変身!」」『RESCUE!TYPE-FIRE』『RESCUE!TYPE-Dozer!』
それによって、二人の姿は、そのままレスキューへと変身した。
変身した二人は、そのまま構えた。
「マジかよ、状況は分からないが、これはかなり助かるな」
そうして、進ノ介も笑みを浮かべながら、同時に構える。