「なっなんだこりゃぁぁぁぁ!!!」
戦いが終わった後、森羅に連れられた環は、それを見て、叫んでしまう。
その場所は、森羅をサポートするマシン、ファイヤードラゴンを整備する為に造られたと思われる場所。
その場所を見て、環は、思わず叫んでしまう。
「いきなり、大きな声を出すなよ」
「いや、普通に出すだろ!これは!」
そうしながら、環が指を指した所には、ファイヤードラゴンを始めとした数々の設備が設置されていた。
それは、普通の家に生まれた環からしたら、とても信じられない豪華な設備であり、彼の言う一個人が持つ資産としてはあまりにも大きいと考えていた。
「俺も、叔父さんの仕事に関してはあんまり聞いていないけど、業界ではかなり有名な人だったらしく、数々の発明品を発表したらしいんだ。これもその資金から造られているそうなんだ」
「それが、この仮面ライダーという事なのか。なんというか、今まで、都市伝説程度しか思っていないのが、現実になるとなぁ」
「まぁ、気持ちは分からなくもないけど」
そうして、森羅は改めて、ファイヤードラゴンを見る。
森羅をサポートする為の巨大なはしご車であり、その内部に搭載されている数々の機能は間違いなく現代では不可能な技術が多く詰め込まれている。
それだけではない。
アーサーと環。
二人が、森羅と同じくレスキューとなった事で現れた二つの車体。
巨大な建造物や道の除去などに対抗する事が出来るドーザードラゴン。
どのような煙でも一瞬で晴らす事が出来るだろうターボドラゴン。
まるで二人が仮面ライダーになる事に合わせるように出てきた。
「それにしても、ロイミュード。なぁ、森羅は結局は、どうするんだ?そのロイミュードと戦うのか?」
「いいや、俺はただ、人々を助ける為。叔父さんとの約束を守る為に」
「叔父さんって、もう死んでいるんだっけ」
「おい、お前」
アーサーがその発言に対して、環は頭を叩くが。
「別に良いよ。正直に言うと、叔父さんと過ごした時間はあまりにも少なかった。それこそ、たった数年かもしれない。けれど、叔父さんのおかげで、俺はここまで生きて来れたからな」
「そうなのか?」
「あぁ、15年前からな」
そうしながら、森羅が思い出していた時。
何かが響き渡る。
疑問に思っていると、映し出されたのは。
「あれって、もしかして仮面ライダー?」
「それと戦っているのはロイミュードなのか」
その言葉と共に、それが危険な状況なのを察した。
「すぐに救助活動を行う!」
「おう!」「えっわっ分かった!?」