無事に仮面ライダー達による結束が固まると共に。
「けれど、問題はボルトの事だな」
「えぇ、未だに不可解な停電現象が相次いだいますから」
環にも大きく関連している事件であるボルトによる事件。
それが、未だに解決していない事。
すぐに、その調査を行う為に。
泊の相棒である霧子とも合流し、その話を始めた。
「その事は、既にハート本人の口から聞いたから間違いないけど、一体どうやって」
「それに関係しているのが、その」
「未完に終わった『暗黒の聖夜』。それをを現実にする事」
「そのストーリーとは一体」
「クリスマスイブに大規模な都市停電を起こすべく、青年革命家が暗躍するという非常に危険かつ狂気的な内容で、電気を大量に吸い取る装置の開発など」
「なるほど、そのロイミュードは、まさしくそれに当たるという訳か、けど」
「えぇ、未完なので、それ以上の情報は」
全てこの小説に添って動いていた。
その事から。
「…少し、心当たりがある」
「心当たり」
「森羅達は、すぐに出発出来るように準備をしてくれないか」
「今度は、無茶はしないんですね」
「勿論」「今度は、私も見張っていますので」
その言葉と共に、泊はすぐにとある場所へと向かった。
その場所の情報が来れば、すぐに迎えるように。
そして。
「分かったぞ!」
「っ」
その連絡は、すぐに訪れる。
「エレクトロモールに向かってくれ!」
泊からの焦った声。
それを聞いた瞬間、そのまま走り出した。
真っ直ぐと向かった先。
そのエレクトロモールへとファイヤードラゴンが走り出す。
「なっ」
エレクトロモールにて、計画を実行していたボルトもまた、迫るファイヤードラゴンの存在に気付いた。
その巨体故に。
自分の計画を阻止する為に来ていた事も。
「邪魔なんて、させるかぁ!!」
叫び声と共に、ボルトが懐から取り出したのは、複数のバイラルコア。
それらのバイラルコアを吸収した事によって、その身体を暴走させる。
巨大な蜘蛛の化け物。
その姿に変わると共に、迫るファイヤードラゴンに対応しようとする。
「なっ、なんだあのでかいのっどうやって」
「ここで一気に倒す!」
「倒すって、どうやって」
そう、呟く。
それに対して、森羅は。
「信じるんだ、叔父さんが創ったファイヤードラゴンを」
その言葉と同時だった。
『DRAGON UP』
その音声が鳴り響く。
それと同時だった。
走行中のファイヤードラゴンから飛び出たドーザードラゴンとターボドラゴン。
ドーザードラゴンとターボドラゴンが、まるでパーツのように分離し、そのままファイヤードラゴンに装着されていく。
それによって生まれたのは。
「これって」「合体した」
それと共に、表示されたのは。
「スーパーファイヤードラゴン、それがこいつの名か!」