「全く、こっちは残業が続いて、忙しいんだよ」
それと共に、そこでとある戦いが行われていた。
周囲の建物は、植物に覆われており、かつては都市であった事が一目で分かる場所。
その場所にて、その戦いは行われていた。
「理解不能、どういう事だ。なぜ、ヘルヘイムの侵略に屈したはずの種族であるお前達が、我らメガへクスに」
そう、そこで戦っているロボットが。
両腕の刃を持つ、そのロボットは。
眼前にいるその人物に、後ろへと下がっていた。
「確かにヘルヘイムの侵略からそれを乗り切るために自分の星ごと機械化し、個性までもを捨て統一したのは凄いな。けどな、それを過信したお前達が。
今でも戦い続ける俺達に勝てるとでも思っているのか」
そう呟きながらも、その人物は、その手の持つ武器を、構えると共に。
『カキチャージ!』
鳴り響くと共に、そのまま眼前にいるロボットを斬り裂く。
「さて、次の奴、出て来いよ」
その早業と共に、次に襲い掛かる存在に目を向ける。
「これ以上、お前達を相手に戦い続けるのは非効率である。聞くが、なぜメガへクスの支配を受け入れないのか」
「お前達の支配を受け入れたら、それこそヘルヘイムの侵略に屈したのと同じなんだよ」
「・・・そうか、ならば」
その言葉と共に、メガへクスが。
その背後に、巨大な穴が開かれる。
その先に見えたのは。
「別の世界を吸収し、再度、挑む」
「何」
その言葉に、驚きを隠せなかった。
「未だにヘルヘイムの侵略を抗っているお前達の技術と経験は欲しいからな。故にだ」
それと共に、メガへクスは、そこから離れていった。
それを見ていた彼は。
「悠さん!」「紘汰、そっちはどうだ」
そこに合流したのは、オレンジ色の鎧を身に纏った人物、紘汰がいた。
「こっちにいた奴らも、どっかに消えていった。けれど、これって」
「あぁ、多分だけど、こことは別の世界だろうな」
「別の世界って」
その先には、別の平行世界である事は理解出来た。
「どうする、このままじゃ」
「こっちの世界での争いを巻き込む形になったからな、すぐに向かいたい所だけど」
そうして、悠は、その場で腕を組む。
「何もせず、無防備に行くのは危険だ。せめて、こちらに残る組と向こうの世界への救援組。二つに分けなきゃ行けない」
「あぁ、確かにな」
そう、悠は、呟く。
それが、これから行われる。
仮面ライダーレスキューの世界と仮面ライダー流浪の世界。
二つの世界が入り交じった戦いがすぐ近くまで迫っている。