仮面ライダーレスキュー   作:ボルメテウスさん

3 / 114
本来の仮面ライダーは

特殊状況下事件捜査課。

 

そこに所属している泊進ノ介は、今朝の新聞を見ている。

 

それは、昨日の火事の事が書かれている。

 

火事での出来事に関しては、進ノ介も知っている。

 

だが、何よりも驚くべき事は、そこにあった人影。

 

その人影は、あまり詳しく映されていないが、その人影に進ノ介は疑問にあった。

 

「ベルトさん、これって、仮面ライダーだよな」

 

そう、進ノ介は自分の腰にある人物に対して、問いかける。

 

それに対して。

 

『あぁ、その通りだ』

 

それに対して、彼、ベルトさんは答える。

 

「俺以外にも、ドライブがいるとは思わなかったよ」

 

『・・・あれは、私自身の理想、そして私の息子の夢でもあった』

 

「夢と理想?」

 

それに関して、進ノ介は思わず聞いてしまう。

 

息子という単語に関しても気になるが、それでも、話を聞いていた。

 

『元々、私の発明品の多くは、人々の為に開発してきたつもりだ。その最中で、彼の命を救う為に造り出したシステム。そして、ドライブの元となったシステム、それこそがレスキューだ』

 

「レスキュー?」

 

それに疑問に思い、思わず質問する。

 

『ドライブの多くは、ロイミュードと戦う為に造られている。

 

だが、あれらのシステムは元々戦闘ではなく、様々な災害に対応する為に造り上げたレスキューを応用して造った物なのだ』

 

「・・・という事は、あれが本来だったらドライブかもしれなかったという事か」

 

そう、その新聞の記事を見る。

 

ドライブの、その戦闘能力は、その身に纏っている進ノ介自身が理解している。

 

これまで対抗する事が出来なかったロイミュードを対抗する事が出来た。

 

だけど、それが人に向けられたら、どれ程危険なのか。

 

鋼鉄の身体を持つロイミュードを破壊する事が出来、迫るコンクリートの柱を拳で破壊する事が出来た。

 

進ノ介自身も、警察官故に、その危険性を理解している。

 

だからこそ。

 

「科学は、本来ならば平和な為に使われるはずの物でも、争いの為に使われるのか」

 

『あぁ、だが、ドライブもまた、目的は違えど、平和の為に使っていた。だが、それでも』

 

「あぁ、そうだな」

 

その言葉と共に、進ノ介は、そのドライブとして戦うのを固めるように理解した。

 

だけど。

 

「だけど、そのレスキューの変身者って、一体誰なんだ?」

 

ここまでの話題の最中、進ノ介は、その疑問を未だに答えて貰っていない事に気づく。

だが、その疑問を聞く前に、既に次の事件が、進ノ介に迫っていた。

しかし、ドライブとレスキュー。

二人の仮面ライダーの邂逅は、近い。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。