仮面ライダーレスキュー   作:ボルメテウスさん

33 / 114
ヒーローへの信頼

とある教会にて。

泊進ノ介は、特状課の面々を教会に集めていた。

その理由は、特状課の面々の中に、ルパンが変装している事を知っているから。

 

「ルパンは、お前だ!」

 

それと共に、ルパンの正体として告げた相手。

その相手は、霧子だった。

 

「見事だ、一本取られたね、泊進ノ介」

 

そんな進ノ介を賞賛するように呟くと共に、そのまま霧子の変装を解いたルパンは、そのまま素顔を見せて、彼らの前に出た。

 

「それで、なんで私の正体が分かったのかい?」

「霧子は愛想笑いなんかしない。あいつが笑顔を見せるのは、俺が根性を見せた時だけだからな」

 

そう、断言すると共に、ルパンは。

 

「君の洞察力を見くびっていたよ、だが、俺の栄光は止められない!!」

 

ルパンは、高々に宣言すると共に。

 

「あんたの心は暴走している。その危険性に気づいていたから、ベルトさんはZZZを使わなかったんだ。いい加減、眼を覚ませ!」

「今更、後戻りなんて、出来ないねぇ」『ルパン!』

 

ルパンは、進ノ介の言葉を聞きながら、瞬時に変身し、ステンドグラスを割り、そのまま外に飛び出る。

 

「君は忘れている。本物の詩島霧子はどこにいるのか」

 

そうして、ルパンが映し出したのは、どこかのビル。

そこに蜘蛛の糸が巻かれており、宙に浮かんでいる状態の霧子がいた。

 

「俺を追っていたら、彼女が危ないよ。どちらを追う?怪盗か、美女か」

 

その問いかけに対して。

 

「あんたこそ、忘れているんじゃないのか?俺達には、ヒーローがいるから」

「何?」

 

ルパンの言葉に対して、疑問に思っていると、映像に映し出されたのは。

 

「なっ」

 

そこには。

 

「はあぁぁぁ!!!」

 

霧子を見張る為にいた、ルパンが配置していたロイミュードを斬ったレスキューに変身したアーサーが。

 

「大丈夫ですか!!」「その声、環さん!」

 

そして、糸が切れて、落ちていく霧子を救出したレスキューに変身した環が抱えていた。

 

「なっ」

「お前の英雄よりもよっぽど頼りになるヒーローがなぁ!!」

 

そうしていると、ルパンの気球に向かって、放水が行われた。

それによって、気球の炎は消され。

 

「なっうわぁぁぁ!?」

 

ルパンは、そのまま地面へと落ちてしまう。

 

「っ」「乗ってください!!」

 

同時に進ノ介が見つめた先。

そこにはファイヤードラゴンを運転している森羅の姿があった。

森羅を見た進ノ介は、頷き、乗り込んで、ルパンを追う。

 

「えっと、この状況、どうなっているのぉ?」「仮面ライダーが、進ノ介を連れて行ったけど、これは」

「まぁまぁ、とりあえず、私達も追っていきましょうかぁ」

 

置いてきぼりになっている追田現八郎と西城究は困惑しているが。

そんな彼らを、本願寺純が宥めながら、そのまま進んでいく。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。