とある教会にて。
泊進ノ介は、特状課の面々を教会に集めていた。
その理由は、特状課の面々の中に、ルパンが変装している事を知っているから。
「ルパンは、お前だ!」
それと共に、ルパンの正体として告げた相手。
その相手は、霧子だった。
「見事だ、一本取られたね、泊進ノ介」
そんな進ノ介を賞賛するように呟くと共に、そのまま霧子の変装を解いたルパンは、そのまま素顔を見せて、彼らの前に出た。
「それで、なんで私の正体が分かったのかい?」
「霧子は愛想笑いなんかしない。あいつが笑顔を見せるのは、俺が根性を見せた時だけだからな」
そう、断言すると共に、ルパンは。
「君の洞察力を見くびっていたよ、だが、俺の栄光は止められない!!」
ルパンは、高々に宣言すると共に。
「あんたの心は暴走している。その危険性に気づいていたから、ベルトさんはZZZを使わなかったんだ。いい加減、眼を覚ませ!」
「今更、後戻りなんて、出来ないねぇ」『ルパン!』
ルパンは、進ノ介の言葉を聞きながら、瞬時に変身し、ステンドグラスを割り、そのまま外に飛び出る。
「君は忘れている。本物の詩島霧子はどこにいるのか」
そうして、ルパンが映し出したのは、どこかのビル。
そこに蜘蛛の糸が巻かれており、宙に浮かんでいる状態の霧子がいた。
「俺を追っていたら、彼女が危ないよ。どちらを追う?怪盗か、美女か」
その問いかけに対して。
「あんたこそ、忘れているんじゃないのか?俺達には、ヒーローがいるから」
「何?」
ルパンの言葉に対して、疑問に思っていると、映像に映し出されたのは。
「なっ」
そこには。
「はあぁぁぁ!!!」
霧子を見張る為にいた、ルパンが配置していたロイミュードを斬ったレスキューに変身したアーサーが。
「大丈夫ですか!!」「その声、環さん!」
そして、糸が切れて、落ちていく霧子を救出したレスキューに変身した環が抱えていた。
「なっ」
「お前の英雄よりもよっぽど頼りになるヒーローがなぁ!!」
そうしていると、ルパンの気球に向かって、放水が行われた。
それによって、気球の炎は消され。
「なっうわぁぁぁ!?」
ルパンは、そのまま地面へと落ちてしまう。
「っ」「乗ってください!!」
同時に進ノ介が見つめた先。
そこにはファイヤードラゴンを運転している森羅の姿があった。
森羅を見た進ノ介は、頷き、乗り込んで、ルパンを追う。
「えっと、この状況、どうなっているのぉ?」「仮面ライダーが、進ノ介を連れて行ったけど、これは」
「まぁまぁ、とりあえず、私達も追っていきましょうかぁ」
置いてきぼりになっている追田現八郎と西城究は困惑しているが。
そんな彼らを、本願寺純が宥めながら、そのまま進んでいく。