森羅と進ノ介。
二人は、ルパンの元へと走る。
そこには、ルパンは、二人に目を向ける。
「くっ、泊進ノ介!まさか、他の仮面ライダーと共に手を組むとはな」
「警察として、お前を止める為に。何よりも誰も犠牲にしない為にな」
そうして、進ノ介はゆっくりと構える。
「無駄な事を、既に君には仮面ライダーの力を失っているのにか」
そのまま、進ノ介が、未だに腰にあるベルトさんに目を向けながら、ルパンは馬鹿にするように笑う。
既に変身する力を失ったドライブドライバーでは変身する事が出来ない。
そう、ルパンは確信するように言う。
しかし。
「例え動かなくても」
進ノ介は、その言葉と共に、ベルトさんのイグニッションキーを数度回す。
それは、死んだベルトさんの心を呼び覚ますように。
「これをつけている俺は」
その進ノ介の言葉に、答えるように、彼の周囲には、シフトカー達が円を囲む。
それは、まるで、ドライブが変身する時の、ベルトさんが画面に表示される輪を表現するように。
「俺は!!」
進ノ介は、その手にタイプスピードのシフトカーを、シフトブレスに装填し、構える。
「仮面ライダードライブだ!!変身!」
その宣言と同時だった。
『OK!進ノ介!START YOUR ENGINE!!』
「なっ」
同時に、ベルトさんの突然の復活。
それには、ルパンは驚きを隠せなかった。
しかし、そんなルパンの様子を無視し、進ノ介は、シフトカーを前に倒す。
『DRIVE! TYPE-SPEED!』
鳴り響く音声。
それと共に、進ノ介の姿は変わる。
「そんな馬鹿なっ!完全に破壊したはずなのに!」
ルパンは、それを信じられないように。
「当たり前だ、なんたって」
森羅は、それを確信していたように。
進ノ介は、ドライブに変身する。
そして、森羅の答えを言うように。
「仮面ライダーだからだ!」
そう、宣言した。
それと同時に、空から舞い降りたのは。
「死神!」「チェイス!」
そこに現れたのは、魔進チェイサー。
その背中に、機械の蝙蝠の羽を生やしながら、地上に降り立つ。
「こいつだけは許さない。この場限りだが、力を貸す」
「お互いリベンジだな、熱く行くぜ!」
そう、進ノ介は、そのまま魔進チェイサーに肩に手をかけるが、すぐに払いのける。
「互いに、自分の仕事を行う。それだけだ」
「その通りだ、お前の方が話が早くて、助かる」
「えぇ、なんだか、俺だけのけ者にされている感じか?」
一方で森羅は、眼前の脅威に立ち向かう為の共闘である事を理解すると、魔進チェイサーも頷く。
それに対して、進ノ介は、ため息を吐きながらも。
「それじゃ、本来だったらあり得ないトリオで決めるぞ!」