「ふぅ、なんとか決着はついたか」
そうして、進之介は、そのままゆっくりと見つめる。
先程まで、進之介と森羅。
二人によるライダーキックを食らったルパンは、そのまま地面に倒れていた。
未だに戦いが終わっていない為、ゆっくりと構える。
だが、見つめた先には、ルパンは立ち上がっていた。
「素晴らしい強さだ」
その言葉には、怨みはまるでなかった。
同時にマントを翻した。
「この勝負に悔いはなし。泊進之介。君に返そう。仮面ライダーの名を」
その言葉を最後に、ルパンは、その場で爆発する。
そうして、残ったのは、ルパンのボディに使われたサイバロイドZZZだけ。
「…確かに返してもらったぜ、仮面ライダーの名を」
その言葉を受け止めると共に、頷く。
そして、森羅は。
「やりましたね」
「あぁ」
それ共に頷きながら。
「お前もありがとうな、死神って、あれ」
そう、チェイサーにお礼を言おうとした時。
そこには、既にその姿はなかった。
「まったくあいつは相変わらずクールな奴だな」
「仕事に重視していたんですから」
その呟きと共に、チェイサーが去っただろう場所見つめる。
『けど、まだ終わっていない』
「あぁ、そうだな、ベルトさん」
安堵しながらも、進之介はその腰にあるドライブドライバーからの言葉を聞き、頷く。
それと共に、進之介は、ゆっくりとサイバロイドZZZに近づく。
「あれを破壊しないと、終わらない。今回の事件は」
「えぇ」
サイバロイドZZZの力は凄まじい。
皮肉と言える状況だが、このボディに取りついたのが、ルパンことゾルーク東条が使った事で、被害はあまりなかった。
だが、もしもこのサイバロイドZZZが別の誰かに使われてしまった場合。
その危険性は高い。
「さて、それじゃっ」
そう考えている時だった。
森羅達の前に、現れたのは。
「ジッパー!?」
なぜ、空中にジッパーが現れたのに疑問があった。
しかし、そのジッパーが開かれると共に、そこから現れたのは、ロボット。
「ロイミュードなのか」
「いや、違う。ロイミュードとは違う」
ロイミュードとは全く異なるロボットが。
「ほぅ、これは良い」
それと共に、そのロボットは眼前にあるサイバロイドZZZがそのまま吸収する。
「なっ」
サイバロイドZZZが吸収される事によって、先程までの青い部分は、サイバロイドZZZ
の黄金に染まっていく。
「なんだ、お前は」
それと共に、進之介が尋ねる。
それに対して、そのロボットは。
「我が名はメガヘクス。様々な星といずれ一つとなる存在だ」
「メガヘクス?」
それに対して、疑問を思い浮かべて、森羅が尋ねる。