「・・・結局、見つからない」
「というよりも、本当にいたのか、俺達以外の仮面ライダーが」
「あぁ、けど、見た事のないドライバーだった
工場での1件を、森羅は既にアーサーと環にも話していた。
未だに謎の多い仮面ライダー。
彼が何者なのか、すぐに探る為に行動をする事になった。
「けれど、探すと言っても、どこにいるのかも分からないだろ」
「あぁ、だから、進ノ介さんに相談しようと思うんだ」
「まぁ、この1件も進ノ介さんも無関係じゃないと思うけど」
そうしながら、森羅達は事前に聞いていた情報と共に進ノ介がいる現場へと向かおうとした。
その時だった。
「うわっと」「あぁ?」
森羅達の前に一人の人物が立っていた。
身の丈は、森羅達よりも巨体のその男は、浴衣を身に纏っていた。
「なんだ、お前らは」
「えっ、あぁ、すいません。探している人がいると聞いたので、ここに来ました。」
「探し人だぁ?こんな寂れた場所でか?」
そうして、周辺を見渡す。
そこは、街から少し離れた港。
「それを言うんだったら、お前だって、なぜこんな所にいるんだ」
そこで、アーサーは疑問に思い、質問した。
それに対して、男は。
「あぁ、ここに俺の街を燃やそうとした巫山戯た奴がいると聞いたからな。そいつをぶっ潰す為に来たんだよ」
「えっ、それって、どういう」
「そういう事だから、じゃあな」
森羅が疑問に思っていると、男が、そのまま歩いていた。
「あっおい、待てよ」
そう、止めようとしたが、男は止まる気配はなかった。
やがて、港に辿り着くと同時だった。
その先に見えたのは。
「あれって、ドライブとロイミュード!?」
そこで行われているのは、二人の戦い。
ロイミュードは、まるでガンマンを思わせるハットを被ったロイミュード。
ガンマンロイミュードが、その手に持つ銃の引き金を引く。
銃から放たれた弾丸は、そのままドライブにダメージを与えていく。
「早く行かないとって」
そう考えている時だった。
男は、その懐から取り出したのは剣。
その剣を、真っ直ぐと投げた。
「なっなんだぁ!?」
その剣に、進ノ介とロイミュードは驚きの声を出した。
だが、その剣に森羅は見覚えがあった。
「あれって!?」
男は、その手には黒い飛行機を思わせる小さなシフトカー。
それを腰にはこれまで見た事のないドライバー。
「おい、森羅、もしかしたら」
「あぁ」
それと共に、男はそのシフトカーを腰にあるドライバーに装填する。
そして。
『SIGNAL JET! RIDER!』
鳴り響く音声と共に、男はため息を吐きながら、その腰にあるドライバーを無造作に押し込む。
「変身」『RESCUE!4!』
鳴り響く音声。
それと共に、男の姿が一変。
その身体は一瞬だけ煙に覆われると共に、その姿は変わる。
身体が漆黒の鳥のアーマーを身に纏い、変身を完了する。
「はぁ、たく、面倒だなぁ」
それと共に、男はその手には剣を構える。
「火事と喧嘩は、江戸の華だな、やるとするか」
「お前はっ、一体何者だ!」
突然現れた新たな仮面ライダーに対して、その場にいた全員の疑問を代弁するようにロイミュードが問いかける。
それに対して、彼は。
「そうだなぁ、仮面ライダーレスキュー4らしいぜ、知らんけど」