森羅達は、目の前で行われた戦いに驚きを隠せなかった。
現れた謎の人物。
その人物が、森羅達と同じレスキューに変身した事に驚きはあった。
だが、森羅はそのレスキューの見た目に見覚えがあった。
「あんた、もしかしてあの時に見た仮面ライダー!」
それは工場の火災に現れた謎の仮面ライダーだった。
その言葉に対して。
「あれぇ、もしかして先に片付けちゃった感じ」
「その声は」
同時に、彼らに話しかけてきた声。
森羅達が見つめた先に立っていたのは白いフード付きの服を身に纏っている男性であり、森羅達の驚いている顔を手に持っているカメラで撮影を行っていた。
「誰だ?」
そんな写真を撮った人物に対して、疑問に思った環は思わず呟く。
だが、環の疑問に答えたのは、意外な人物。
「剛!」
その正体を話した人物は、霧子だった。
「よぅ、姉ちゃん!久し振り!」
「久し振りじゃないわよぉ!帰ってくるのが遅いと思ったら、なんでここに」
そのまま剛という青年に近づいた霧子は怒りながら近づく。
「ふふっ、それは、こういう事」
それと共に剛の腰を見せる。
腰に装着されていたのは、レスキュー4と同じドライバーがあった。
「もしかして、剛もレスキューに」
「違う違う、俺はレスキューじゃなくて、マッハさぁ」
「マッハ?」
その言葉に、進ノ介は首を傾げる。
「それにしても、まさか俺よりも早く終わらせるのは少し残念だったけどなぁ」
「別に構わないよ、それよりも新門さん、どうよ」
「使いやすくはあった、また出た時は俺が始末する」
「おぉ、それは頼もしいねぇ」
それと共に新門は、その場から立ち去ろうとした。
「あっちょっと、俺達はまだ「知るかよ」えぇ」
森羅はすぐに話しかけようとしたが、それよりも早く、新門はその場から飛び去った。
それに困惑を隠せない一同。
「まぁまぁ、詳しい事情はこの向こうの相手からねl」
そう、剛が取り出したのはスマホ。
疑問に思いながらも、その事情を聞く為に一同はドライブビットへと向かう。
「ふむふむ、なるほど、そういう事だったか」
ドライブビットに帰ってくると共に、ベルトさんは、電話の向こうの人物から詳しい事情をすぐに聞いた。
「それで、何か分かっているんですか?」
「えぇ、どうやらマッハともう一人のレスキューはドライブとレスキューを越えるシステムとして開発したらしいわ。戦闘システムはマッハ。様々な場所での救助活動を行う為に開発したのがレスキュー4とレスキュー5らしいわ」
「4と5?」
その聞いた事のない単語に森羅は驚きを隠せなかった。