新門こと、レスキュー4に関しての情報は進ノ介の方で調べる事が出来た。
新門紅丸。
浅草に住む江戸時代の火消しのような風貌の青年である。
浅草を仕切る中心人物という事であり、街では『若』と呼ばれ、慕われている。
それは、任侠者というべき人物であり、実は知られていないだけだが、素手でロイミュードを気絶させた事があるという。
「それって、かなりヤバくないか」
「あぁ、素質としては進ノ介と同じ。戦闘能力だけ言えば、君を越えるだろう」
「いや、それはあれを見たら、納得するが」
「だが、彼は、自分の街である浅草を守る事に強い拘りがある。それ以外には戦うつもりはないからこそ、私は君を選んだ」
「・・・それって、俺は妥協案という事か」
「当初は。だが、既に君はそれを遙かに超えている。ドライブは既に君以外には考えられないと私は確信しているさ」
「それを聞いて、少し安心したら良いのかな」
新門の事を知り、少し落ち着きながら、進ノ介はこれから起きる事件に備えていた。
今回の事件の中心であるどんよりバンド。
そのどんよりバンドを使った強盗団、どんより強盗団からの犯行予告を届き、その対応を行っていた。
しかし、そこで事件が起きた。
「なっ、ベルトさん、これは!?」
「ロイミュードのどんよりじゃないっ、まさか」
そうして、すぐに進ノ介達は向かった。
彼らが向かった先に見たのはどんより強盗団の姿。
だが、その傍らには、マッハが立っていた。
「剛、何をしているんだ」
「あらまぁ、進兄さん、遅かったね」
その現場で、ロイミュードではない人物が。
どんよりを引き起こしている事に。
その怒りに進ノ介はすぐにドライブへと変身する。
だが、変身と共に、土煙が舞い上がる。
何が起きたのか困惑を隠せなかった。
「レスキュー4」
進ノ介が、マッハと戦っている最中に現れた影。
その正体は、先日の戦いでいきなり現れ、いきなり消えた謎の存在であるレスキュー4。
彼が、なぜここにいるのか。
「えぇ、何しに来た訳?」
それと共に、レスキュー4に対して、マッハは気軽に話しかけるが。
「てめぇが重加速を発動させたんだな」
「あら、バレちゃった?けどまぁ、これも事件を解決する為にという事で許さなそうね」
そう、剛が話しかけている間にも、彼はその腰にあるマッハドライバー炎からシグナルジェットを取り出した。
変身を解除するつもりか。
進ノ介が疑問に思っていると、そのシグナルジェットを回転させた。
「水色?」『SIGNAL JET! RIDER!』
それと共に、再度装填した事に疑問に思った。
ドライブとマッハのシステムは共通している。
それは、レスキューも同じはず。
だが。
「あぁ、これはマズイかもね」
「ふんっ」『RESCUE!5!』
鳴り響く音声と共に、レスキューの姿が変わる。
先程まで黒で覆われていた装甲から一変。
空を思わせる青、スカイブルーへと変わる。
「もしかして、レスキュー5って、そういう事」
そうして、驚きの最中。
「剛、てめぇの重加速は浅草を不安にさせた。だからてめぇをぶっ潰す」
「良いねぇ、レスキューの力が実際にはどういうのか知りたいからな」
それと共に、レスキュー5とマッハ。
二人の戦いが始まる。