「さっさとあいつを片付けるぞ」
新門は鋭い眼光と共にその手にあるジェットカリバーをロイミュードに向けて構えた。刃が微かに震え、その存在感を増す。彼の姿はまるで戦場の鬼神そのものだった。
「はいっ!」
森羅もまた応えるようにトライバッシャーを構えた。彼の表情には決意と覚悟が溢れ出ている。その瞬間、二人はそれぞれの武器を構えて一斉にロイミュードへと突進した。
二人が接近する様子に気づいたロイミュードは、素早く反応し左腕に鉤爪を装着した。その鉤爪はまるで夜空の星のように光り輝き、敵意を露わにしている。そして、彼は大鎌と鉤爪という二つの武器で攻撃に備える。
「はぁぁ!」「ふんっ」
森羅と新門、二人からの猛攻撃が始まる。鋭い斬撃がロイミュードに襲いかかる。その攻撃をロイミュードは両手に持つ武器で必死に受け止めた。しかし、その防御は長くは続かなかった。
攻撃を行っている最中、森羅はトライバッシャーを素早く銃へと変形させた。その動作には一切の躊躇がなく、まるで風に舞う葉のような自然さだった。
「さっきのお返しだ!」
森羅が叫びながら引き金を引くと、ロイミュードに水の弾丸が次々と襲い掛かった。水の弾丸はまるで怒涛のような勢いでロイミュードを吹き飛ばし、彼は悲鳴と共に遠くへと飛ばされた。
それと同時に二人は、声を合わせて叫んだ。
「決めるぞ」「はい!」『『ヒッサツ!フルスロットル!』』
その音声と共に、森羅はトライバッシャーの銃口に大量の水を集め、真っ直ぐとロイミュードへ向けた。水の塊は徐々に膨らんでいき、その圧倒的な存在感が周囲の空気さえも震わせる。
「がっ!?」
一瞬で迫った水の塊が瞬く間にロイミュードを氷の中に閉じ込めた。氷が張り詰める音が響き渡り、その光景はまるで時間が止まったかのように見えた。
そして、新門はジェットカリバーを投げつけ、氷に突き刺さった。その刃が冷たい氷に突き刺さり、瞬間的な痛みを感じたかのように周囲の空間も震えた。
それを見ると共に、二人は即座に走り出した。
「「はぁぁ!!」」
その叫び声と共に、二人は一斉にジェットカリバーに向かって必殺の蹴りを放った。その瞬間、二人の蹴りの力が加わり、ジェットカリバーはロイミュードの身体を貫いた。
「がぁぁ!!」
ロイミュードはその痛みに耐えきれず、悲鳴を上げながら氷と共に砕け散った。その破片が舞い上がり、周囲には光と影の美しいコントラストが広がった。
こうして、浅草の火事の中で起きた戦いは、ついに幕を閉じた。