マッハは眼前にいるロイミュード達と戦っていた。
「こいつらはっ一体」
その手にあるゼンリンシューターを構えながらも、そのロイミュード達の強さに改めて呟いてしまう。
「このロイミュード達は、私が選定した死神。私の新たな目的の為に」
「目的?」
「私とハート様。そして選ばれた者達以外を消す為に。その為にですよ」
それと共に、ロイミュードを従えるメディックは呟く。
だが。
「あぁ、けれどもぅ、消されるだけじゃない!」
「その声って、究ちゃんか」
突然聞こえた声と共に、思わず振り返る。
だが、マッハの目の前にいたのは。
「えっ、新門!?じゃない?」
そこには、新門が変身するレスキューの形態の一つ。
青いレスキューが、そこに立っていた。
だが、その声は明らかに究ちゃんだった。
戸惑いを隠せない最中。
「まさか、進化したというのですかっ、仮面ライダーに!?」
「なっ」
それには、マッハ達は驚きを隠せなかった。
「そういう事だ。まぁ、それでお前達の戦力が上がる訳じゃないがな」
「新門」
それと共に、ゆっくりと現れたのは新門。
彼は既にマッハドライバーを腰に回しており、シグナルジェットをそのまま装填していた。
「ロイミュードだろうと人間だろうと関係ない。てめぇらはここで、俺達が倒す、変身」『SIGNAL JET! RIDER!RESCUE!4!』
鳴り響いた音声と共に、新門もまたレスキュー4へと変身する。
「レスキュー4」
「レスキュー5!ただ今、到着!うぅ、仮面ライダーの名乗りが出来るなんて、感激だぁ!」
「良いから、さっさとやるぞ」
「うっうん!」
そう言いながら、2人は、瞬時に専用武器であるジェットカリバーを手に取る。
074は、シグナルジェットのデータをコピーした事により、新門の武器であるジェットカリバーもコピーする事が出来た。
「・・・邪魔になりますわね、行きなさい」
メディックのその言葉と共に、死神のロイミュード達は、2人に襲い掛かる。
「それじゃ、行くよぉ」
それと共にレスキュー5は、そのまま死神のロイミュード達に向かって行く。
死神のロイミュード達は、すぐにレスキュー5に向かって、各々の武器で攻撃を仕掛ける。
だが、レスキュー5は、その武器を避けながらも、ジェットカリバーで牽制していく。
その攻撃に対して、死神のロイミュード達は苛立ちを隠せない。
だが。
「どうした、どうした!もっと、頑張ってよぉ!僕、退屈だよぉ」
レスキュー5は、笑みを浮かべながらそう言った。
その言葉を聞いたロイミュード達は、レスキュー5に向かって、一斉に攻撃を仕掛ける。
だが、レスキュー5は、その攻撃をジェットカリバーで受け止めながらも、後ろに下がる。
「けれど、良いの?僕達だけを見ていて」
「何?」
すると。
『ヒッサツ!フルスロットル!レスキュー!』
その音声と共に、ジェットカリバーを構え。
「ふっ」
中距離の間合いを一瞬で詰めて突進、死神のロイミュード達を貫く。
それに気づかれる事なく。
「終わりだ」
それと共に、死神のロイミュード達は、そのままコアごと爆散する。
それと共に見つめた先には。
「・・・もう逃げたか」
そこには、メディックの姿はなかった。