前回の1件で、新たな仲魔であるレスキュー5が仲間に加わった。
それにより、大きな進展もあった。
「これって、もしかして完全に調整が出来たのか」
「その通り、この通り、整備も完璧さ!」
それと共に、自信を持った一言と共に、レスキュー5はパソコンを動かした。
元々、レスキュー5こと、ロイミュード074は仮面ライダーの情報を探る為に接触してきた。
だが、既にロイミュード側にも裏切り者と知られている為、現状はファイヤードラゴンの格納庫で隠れ住んでいる。
そこで、彼は、森羅達の装備の整備も一身に受けていたが。
「これで、ようやくレスキューギアの本来の力を発揮出来るのか」
これまで、未調整であり、少しずつだが調整をしていた。
けれど、レスキュー5の調整と共に、デッドヒートのパワーに加えて、ドライブの最終形態と言える姿のデータ。
それらが合わさり、本来の力を発揮出来るようになった。
「けれど、色々と凄い性能を持っているな」
「うん、レスキューの救助をより円滑に行えるような機能を搭載しているんだ。けれど」
そうしていると、レスキュー5が、少し不安そうに呟く。
「何かあるのか?」
その様子から、森羅は思わず問いかけてしまう。
「君も知っていると思うけど、メディック。彼女は最近になって、色々な動きをしているんだ」
「メディックって、あの時、お前を殺そうとした奴の事か」
すると、レスキュー5は頷いた。
「メディックは、ロイミュードの治療や修復能力を初め、彼等や機械を自在に強化改造したり、ハッキングして操る能力を有しているんだ。その結果、チェイスは」
「チェイスって、あの」
森羅達にとっても、何度も戦った事のある相手。
魔進チェイサー。
彼に関して、ロイミュードの進化の邪魔をする敵を排除し幹部の意に反した目に余る行動をするロイミュードを処刑する、文字通り「ロイミュードの番人にして死神」である。
だが。
「最近、メディックによって洗脳されてしまって」
「・・・だからか、その話を聞いたら、確かに色々と心配になるな」
その話が本当ならば、彼女の動きが活発化しているという事は、ロイミュード達の動きがより活発になる事を意味している。
「しかし、それでも俺達がやる事は変わらない。人を助ける事には」
その言葉と同時だった。
何やら、警報が鳴り始めた。
気になった森羅は、すぐに見ると。
「まっマズイよ!森羅君!進ノ介君達がピンチだよ!?」
「なんだって?!」
その言葉と共に、映し出された映像には、先程まで話題に出ていた魔進チェイサーが進之介を襲っていた映像だった。