森羅が進ノ介が危機的状況だと知ると、その行動は早かった。
同時に、レスキュー5は、とある行動をしていた。
「これは、本来ならば訓練なしで行うのはかなり無謀だよ。なんだって、未だにデータも十分に揃っていない状態だから!」
レスキュー5は眼前にあるファイヤードラゴンの操作を行いながら、森羅の方へと忠告を行う。
森羅が、これから行うあまりにも自殺行動に似た方法。
だが、それでも森羅の言葉は変わらなかった。
「構わない!やってくれ!」
「あぁ、もぅ、どうなっても知らないからね!」
森羅の言葉を聞いて取り乱しながらも、そのままボタンを押した。
それと同時に、ファイヤードラゴンは、そのまま地上へと飛び出す。
同時に、既にファイヤードラゴンのハシゴが、天高くまで伸びる。
それは、まるで、大砲の砲台のようだった。
「それじゃ、行くよ!」
「あぁ!」
その言葉と共にファイヤードラゴンから発射したのは、森羅自身。
既に森羅はレスキューへと変身しており、身に纏っているレスキューギアと共に空を飛ぶ。
本来ならば、それは自殺行為に等しく、真っ直ぐと進ノ介達がいる場所へと向かう。
「頼むから、上手くいけよ!」
それと同時に、脚の方に目を向ける。
下半身が縦軸に回転することで臀部に格納された発射口。
その発射口が出てきたのは、レスキューの武器である消火に使われる水。
「よしっ上手くいった!」
それと共に、森羅はそのまま水の勢いと共に、真っ直ぐと向かう。
森羅の身に纏うレスキューギア。
その能力は、極めて高い水の噴射を利用した高速移動。
それは、未完成の状態でも、地上を高速で走る事が出来、様々な現場へと急行しながらも周囲の消火活動を行う事が出来る。
だが、完成された事によって噴き出す水の推進力で空中を自在に移動することが可能となった。
「ここが、現場か!」
それと共に見つめた先。
そこに、魔進チェイサーが、その手に持つ武器でドライブに向けていた。
それを見つめると共に、放たれた攻撃は、必殺の一撃だとすぐに理解した。
「やらせるかよ!!」
それと共に噴射された氷。
その場で回転する事によって巨大な氷の壁を作り出し、そのままチェイサーが放った必殺の一撃を完全に防ぐ事が出来た。
「なっ、なんだこの氷は」
「これって、一体」
「どうやら、こちらも最大の味方が来たらしい。どうする進ノ介?」
「この状況、黙ってやられる訳にはいかないだろ」
そうしながら進ノ介は立ち上がると共に、その手には新たなシフトカーが来ていた。
そして。
『DRIVE! TYPE-FORMULA!』