病院で起きた戦いは、瞬く間にニュースとなった。
人間と一体化したロイミュードに関しては、進ノ介の放った一撃によって、無事に分離する事が出来、ロイミュードを倒す事にも成功した。
それと同時に、世間で仮面ライダーの正体が世間で知られる事になった。
そして、それは。
「いやぁ、まさか家にも仮面ライダーがいたとは驚きだったわ」
「あはははぁ」
それは森羅の所の仕事場でも同じだった。
現状、仮面ライダーに変身している進ノ介以外にも存在が確認された仮面ライダーに関する情報を開示する為に、森羅達もまた解放された。
警察の仮面ライダーに関しては、ロイミュードに対抗する為の装備。
森羅達のレスキューに関しては、世界各地で人類の常識を超えた災害に対抗する為の装備として発表された。
「まぁ、考えて見れば、森羅達がいない時になぜかタイミング良く仮面ライダーが現れたから当然かもしれないけど」
「まさか、後輩が仮面ライダーだとは思わなかったよ」
そうしながらも、武久と茉希は頷いていた。
「これまで、秘密にしていたのは」
「その事に関しては、クリムさんから直接聞いた。事情も事情だったからな」
「隊長」
「それにしても、レスキューの装備、結構良いなぁ」
そうしながらも、秋樽は呟く。
今回、レスキューの装備に関して、詳しく説明する為に、レスキュージャケットを召喚して、見せる事になったが。
「残念ながら、俺以外には装備が出来ず、装備出来たとしても、叔父さんが言うにはあまりの重さで通常の人間では使用は難しいと言っていました」
「・・・ふむ」
それを聞くと、秋樽は、ふとレスキュージャケットの一つであるレスキューショベルを手に取り、身に纏った。
通常、あまりの重さで動かす事も困難であるはずだが。
「多少、動きが遅くなるが、なんとかなるな」
「ぇっ」
その一言に、森羅は思わず驚きの声を出してしまう。
すると、今度は武久がレスキューライザーを身に纏う。
「ふむ、確かに動かす事は出来ないが」
すると、その手にある梯子にある噴射口を、まるで狙撃するように次々と遠距離にある物に当てる事が出来る。
「まぁ、結構重いけど、十分に動かせるね」
そうして、次にはレスキュースカイを自在に動かしている茉希。
それらを見た、森羅は、思わずアーサーと環を見つめる。
「お前達、出来るかあれ」
「いや、無理だ。試してみたがかなり重かったぞ」
「あんなに正確に撃てる訳ないだろ!」
アーサーと環は思わず呟く。
森羅は一瞬だけ、疑問に思った。
だが、それも。
「・・・よく考えたら、隊長、生身でロイミュードと殴り合っていたわ」
「武久副隊長も、確か射撃の腕がかなりヤバいって」
「茉希さんはあぁ見えて筋肉ゴリラだからな」
動かせる理由はすぐに判明したが、普通はあり得ないだろ。
それが、この場にいた3人の仮面ライダーの意見であった。