仮面ライダーレスキュー   作:ボルメテウスさん

83 / 114
仮面ライダーが露見した影響

仮面ライダーとして、世間に正体がバレた事によって、森羅達の活動は大きく変わった。

 

これまで正体を隠す為に仮面ライダーの力は簡単に使う事は出来なかったが、その必要性がなくなった為に、堂々と救助活動を行えるようになった。

 

例えば。

 

「うわぁああああああああああ」

 

「きゃぁあああああああああ」

 

「大丈夫か。しっかりしろ!」

 

山林での遭難者に対して、通常であればヘリコプターなどの航空機を利用して向かう事になるが。

 

レスキュートラッカーによる大型コンテナを背負いそこからドローンや小型の無人重機を駆使し、情報収集も簡単に行う事が出来た。

 

さらには、レスキュースカイによる迅速な救護。

 

これらにより、これまで以上に素早く対応する事が出来た。

 

「それにしても、本来だったら、大量の人員が必要な山での災害でも、まさかたった6人で対応出来るとはな」

 

そうしながら、秋樽は呟く。

 

仮面ライダーによるレスキューは、本来ならば救助活動を行う時間を大幅に短縮するだけではなく、人員が少なくとも行う事が出来る。

 

それにより、他の人員の準備をより行いやすくなり、救助した人をすぐに病院に搬送したりする事が出来る。

 

「・・・叔父さんは言っていました。これが、本来の仮面ライダーの力だって」

 

「そうだな、本来だったら、人々を救う為だけに使いたかった。それはロイミュードと戦う手段ではなくな」

 

「えぇ、本当に」

 

森羅は、それに同意した。

 

ロイミュードから人々を守る。

 

それも確かにヒーローではあるだろう。

 

けれど、ロイミュードの多くは心があり、それがただ間違った方向に行っただけ。

 

それを知っている。

 

だからこそ、森羅としては、この力をロイミュードを倒す為ではなく、人々を救う為だけに使いたい。

 

そうした会話を行いながら、救助活動を終えた頃だった。

 

森羅達の所に、連絡があった。

 

「あれ、これは」

 

森羅は、それが進ノ介からの連絡だと理解した。

 

それと共に、すぐに森羅が電話に出ると。

 

「もしもし、えっ」

 

それと共に聞いた話は、驚きを隠せなかった。

 

「チェイスが生きていた。それだけじゃなくて、進ノ介さんも怪我を」

 

ここまで、順調と言える日々がまるで遮るような情報。

 

それと共に、未だに生きていた007が、また行動している事を。

 

「秋樽隊長!」

 

「こっちの救助は俺達だけでも大丈夫だ。このまま放っておいたら、被害が出るからな」

 

「ありがとうございます!」

 

隊長からの許可を得ると共に、すぐにファイヤードラゴンへと向かう。

 

ファイヤードラゴンからの発射口から、森羅は真っ直ぐと飛び、向かう。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。