仮面ライダーレスキュー   作:ボルメテウスさん

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住宅街の脅威

住宅街に響く悲鳴と破壊音。

 

通常の喧嘩とは思えない状況に、アーサーは。

 

「・・・これは一体どういう事なんだ?」

 

周囲を見渡すと、そこには住宅街の住人同士が喧嘩していた。

 

それには家族で仲良くやっていた家族もそうでない家族も例外なく巻き込まれていた。

 

「全く、何が起きているのかさっぱり分からん」

 

その声に反応したのは誰一人としていなかった。

 

その様子を見て、アーサーは直感的に理解した。

 

「これはただの喧嘩じゃない。何か別の原因がある」

 

その言葉が終わるよりも前に、再び悲鳴が聞こえた。

 

アーサーはそちらに目を向けると、そこには怒りに満ちた表情を浮かべる仮面ライダーがいた。

 

「あれは・・・マッハ?」

 

そう確信するものの、アーサーは困惑していた。

 

なぜ、仮面ライダーが喧嘩をしているのか。

 

そして、マッハがいるということはチェイスも近くにいるはずだと考えたアーサーは周囲を探すことにした。

 

そして程なくして、マッハの向かい側にはチェイスが立っていた。

 

だが、その光景はアーサーにとって異様なものであった。

 

チェイスに、マッハが一方的似襲っていた。

 

明らかに普段とは異なる様子だった。

 

その目には怒りと憎しみが宿っており、チェイスに向かって何度も攻撃を仕掛けていた。

 

「・・・とりあえずは止めるか」

 

瞬時にアーサーはレスキュー2へと変身する。

 

同時に、その身体にはレスキューギアもまた装着すると同時に。

 

「ふんっ」「なぁ!」

 

マッハがチェイスに向かって、放とうとしたビームを自身の身体でアーサーは受け止めた。

 

それを見たマッハは。

 

「てめぇ!邪魔をするんじゃねぇ!」

 

そうしながらマッハが攻撃しようとする中で、アーサーは一歩も引かず。

 

「落ち着けよ。何があったのかわからないけどよ」

 

だが、その言葉は届かない。

 

マッハは更に激しい攻撃を繰り出してきた。

 

それに対しレスキュー2は。

 

「はっはっはっ。こいつは面白い」

 

そう言葉にしながらも、マッハの攻撃を受け流す。

 

それだけではなく、攻撃を受け流しながらも反撃を行っていた。

 

レスキュー2のレスキューギアによる重量感溢れる武器での攻撃は強力であり、その一撃でマッハの装甲が吹き飛んだ。

 

だが、それでもマッハの怒りは収まる気配がない。

 

「貴様は邪魔だ。失せろぉぉ!」

 

そう叫ぶと共にマッハの身体から青白い光が発せられ始める。

 

その瞬間、アーサーは確信した。

 

「こいつ、暴走してるのか・・・」

 

レスキュー2は再び立ち上がりながらも冷静に判断すると。

 

「仕方ないな。少しだけ痛い目にあってもらおうか」

 

レスキュー2は、マッハを掴み。

 

「てめぇっ」

 

マッハが叫ぶが、レスキュー2は気にせず地面に向かって叩きつける。

 

「はっはっはっ。まだまだだな」

 

「ふざけるな!お前如きに・・・」

 

マッハが再び立ち上がりながら叫ぶ中で、レスキュー2はそのままレスキューギアを操作する。

 

それにより、レスキュー2の背中に装着されていた重機のような形状の強化腕部パーツが起動した。

 

その腕部からは巨大な鋼鉄の剣が出現する。

 

「少しは大人しくしろ」

 

「ぐっ」

 

そのまま剣をまるで拳骨のようにマッハを殴りつける。

 

「がはっ!」

 

レスキュー2の攻撃に耐えきれず吹き飛ばされたマッハだったが。

 

「まだだ!」

 

再び立ち上がったマッハは再び攻撃を仕掛けようとするが。

 

「無駄だと言っているだろう?」

 

レスキュー2はマッハの攻撃を軽く受け止めると。

 

「がはっ」

 

そのままレスキュー2は剣を振り上げ。

 

「ほらよっと」

 

再び、マッハに向かって振り下ろす。

 

その攻撃を受けて倒れ込むマッハに対して、レスキュー2は。

 

「どうだ?少しは頭が冷えたか?」

 

だが、マッハは再び立ち上がると。

 

「まだだ!まだ終わっていない!」

 

「はぁ・・・」

 

レスキュー2は呆れた表情を浮かべると。

 

「おいチェイス。一体どういう事だ。なぜこんな事になっている?」

 

その問いかけに対し。

 

「・・・ロイミュードの影響だ」

 

「なんだと?!」

 

レスキュー2は驚きの声をあげた。

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