「みなさーん集まってくださーーーい」黒ウサギはノーネームの全員を集めた。
「どーも初めての人は始めまして知っている人はお久しぶり」唯人は自己紹介している途中に十六夜をにらんだ。
「見たまんま一回死んだ優男の五月雨 唯人です。イケメンで天才で睡眠主義と三拍子そろった完璧人間なので、用法と用量を守ったうえで適切な態度で接してくれ。以上、見た感じサカマッキーーくんがしそうな自己紹介でした。」十六夜の自己紹介を知っていた耀と飛鳥は笑った。
「なんでわかんだよ。てかサカマッキーーてなんだよ。そんなんで呼ぶなら十六夜とよべ」怒っている十六夜以外のノーネームのメンバーは笑っている。
「で、おれはお嬢様方をなんと呼べばいいのかな」
「私は工藤 飛鳥、飛鳥でイイわ」
「春日部 耀 、耀でいい」
なんだかんだで一ヶ月の時が過ぎていた。
唯人は毎日のように屋根で寝ていた。その下で黒ウサギは走っていた。
「うぇぇーーん、飛鳥さんに耀さんに十六夜さんに凍夜さーー話を聞いてくださーーーい」
「わかったから泣くな駄ウサギ」十六夜が黒ウサギにチョップを入れる。いてっ、と黒ウサギは言い話を始める。
「この一ヶ月事故で数回唯人さんに押し倒される形になったんですが全く先に進まないんデス。キスまで拒まれてしまうんデス。昔はよくしてたノデスガ」
「おおぉー爆弾発言。単にお前きらわれたんじゃねぇの?」十六夜が笑いながら話す。
「十六夜、それはないぜ。あいつ一回死ぬ前に完璧告ってたともん」そんな話をしている十六夜達は笑っているが黒ウサギは顔を真っ赤に染めている。
そんな感じで話はおわった。
数日後
「唯人さん急いで来てください。黒ウサギが倒れました。それにどんどん心拍数が…………………」屋根で寝ている唯人の所に耀が駆けつけた。
「やっぱりか」そう言って耀と唯人は黒ウサギの部屋に向けて走りだした。
「黒ウサギっ」そこには横たわる黒ウサギがいた。
「唯人さんさっきのやっぱりてなんですか?」耀が問う。
「唯人でいいよ。みんなは黒ウサギが故郷を襲われたのを知っているな。その時黒ウサギは瀕死状態だった。で俺とある人物が黒ウサギに擬似神格を埋め込んだ。それで黒ウサギは助かった。」
「じゃあなんで黒ウサギはたおれたの?」飛鳥が問う。
「ここに魔王が襲来して来た時に強制的に擬似神格を取られたんだ。だから俺の全てのギフトで擬似神格の変わりをしていたんだ。本人は気づいていないけどな。それが限界になったてことだ。」
「じゃあどうやって助けるんだよ」
「まぁ待て。黒ウサギに擬似神格を埋め込んだのは命を助ける為ではない。黒ウサギの神格を封印したんだ。でも今の黒ウサギなら本物の神格に耐えられるはず。それに俺は本当の力を取り戻すことができる。さぁ、ここで問題。封印解除の方法はなんだ。」
「まさか、本当なのか唯人。ならはやくしろよ」
「どういうこと十六夜くん?」
「話は簡単だ。唯人が黒ウサギに対して拒んでいたもの。お前は白雪姫の王子様かよ」
「と言うことはキス。」
「正解。全員席を外してもらえるかな。ここにいたら凍夜以外気絶するよ」そう言うとそこにいた唯人以外は部屋を出た。
次の瞬間恐ろしいほどの魔力いや殺気みたいな嫌な感じが十六夜達を襲った。それに飛鳥は気をうしなった。
「お待たせ。黒ウサギは大丈夫だよ。1人気絶しちゃったか。それに十六夜、きみは正体不明のギフトを持っているね。」
「何故それを」
つづく