「直近だと金儲け目当ての情報ギルドがクッソ害悪ムーブしてるから上位ギルドで潰そうって話が出てたり……
あとAOGのたっち・みーがワールドチャンピオン装備奪われたから恨みのある中小ギルドが大規模な連合組んでるって噂」
「燃え上がる三眼だっけ? 情報ギルド。
スパイ送り込みまくってるらしいからなぁ、しかもそれを金払えば誰でも見れるwikiに公開してるのがヘイト稼いでるわ」
「AOGはたっち・みーがめちゃくちゃ強い分、抑止力でもあったからなぁ……。
でも装備破壊のヘロヘロとかいるし変に仕返しされても嫌ってことで上位ギルド周辺は行かないっぽい。
中小ならガチ厳選ゴッズ装備もそこまで持ってないだろうし、ゾンビネキも装備返すっていうから返り討ちじゃね?」
「それ以外だと、新種族とか装備とかやな。
大体デウスエクスマキナ関連、ワイも装備変更しようか悩んでるわ」
「ほーん、まぁ一週間程度だし変わらんよな。
サンガツ」
デウスエクスマキナ戦が終わった後、集まってきた集会主や長文ニキ、その他連合メンバーは本拠点へ帰還し、レアドロップ持ちは検証に行ったり、今まで宇宙船にあったショップに追加が無いか見に行ったりなど好き勝手に行動している。
何人かのプレイヤーはレアアイテムの為†生と死を統べる者†に襲撃を掛けたが、自身が狙われ始めたことにすぐさま気付かれ転移で逃げられたようだ。
そんな中、私は強制的に落ちた後のユグドラシルで何が有ったかを聞いていた。
一言お礼を言うと羽川を呼び出しギルドホームへ帰還する。
「っと、探知魔法防御しとかないとな」
直前で私が羽川のコンソールを開き探知防御系の魔法を発動させようとすれば、声を掛けてきたのは集会主だった。
「ちょい待ちゾンビネキ、まだ素体渡してなかったやろ?」
ああそういえば、と私は手を止め集会主へ向き直ると、既にその手には白銀の全身鎧じみた装備が引きずられていた。
「ええ……もうちょっと丁寧にしようとか……」
「別に損傷はせんしええやろと」
興味の赴くままそのパワードスーツ素体へ舐めまわすような視線を向ける。
「こっからどれぐらいカスタマイズできるんやろ」
頭の中で作成するキャラクターを考えながらつぶやいた私の言葉に集会主はおや? とエモートを出し答えた。
「かなり色々できるっぽいぞ、それこそ武装区画、開発区画、改造区画の設備使えば5メートルぐらいに巨大化させたりできるとか」
「……それはもうパワードスーツじゃなくて搭乗ロボだろ……」
「まぁ素材山ほど必要らしいけど……
ああ、ゾンビネキが落ちた時の巨大ロボ居たじゃん?
あれに接続できるタイプの特化パワードスーツもあるらしい」
「マジかよ……
やっぱユグドラシルの自由度えぐいな……」
集会主の言葉を聞いて、私は既に何を作製するかを決定していた。
「サンガツ集会主ニキ、情報助かったわ」
私は感謝の意を込めて笑顔のエモートを出すが、集会主は少し言葉に詰まったような反応をする。
「……ん、あ~実はな、そろそろ6年目だろ?
オフ会でもしようかって話になったんだわ、ゾンビネキも来ない?
自分一人だけ女なのが怖いっていうならお嬢様もいるしさ」
集会主からの提案に、今度は私が言葉を詰まらせた。
「……いや、すまん行けんわ」
「そ、うか……
なぁ、ゾンビネキ」
集会主の声は、不思議といつもより真面目に聞こえる。
「何かあったなら、相談してくれよ。
同じギルドじゃないけど、もう連合の仲間みたいなもんだろ。
何かできるってわけじゃないが、少なくとも心配にはなるんだわ」
私はその言葉を聞いて、一瞬間を置き、私は思わず引きつった笑い声をあげた。
「ひっ……ひひっ……ひーっひっひっ! それを勝手にワールドアイテム使っておいて言うかよ!
絶対死んだと思ってたくせによぉ!」
「なっ!? ちょ、今は結構真面目な感じだったろ!」
私が何とか笑いを止めた時、集会主は大きなため息を吐いて顔に手を置いていた。
「あ~クッソやっぱお前もスレ民だな、心配して損したわ」
「いや、誘いはうれしかった。
その後の仲間って言ってくれたこともな
私もオフ会にはいきたいんだけど……
身体がねぇ……」
「仲間とかの部分は忘れろ、正直我ながらめっちゃ臭かったから。
……どっか悪いとか?」
「逆に前よりも良くはなったけど……
その代わり捨てちゃったんだよねぇ」
「ええ……体捨てたって……」
私の言葉に集会主は一歩引いてドン引きと言いたげな声色に変化する。
「ほら、脳味噌だけで生きてるみたいな」
「……なんかそういう研究の実験にでも志願したのか?」
「大体あってる」
「世知辛ぇなぁ……」
「私は別にこれでより楽しくゲームできるようになったし、体の不調も少し改善してくれたんだから文句ないわ。
実験内容もゲームするだけだしね」
と、そんな話を連合プレイヤーが山ほどいるホールで話していたことに気づけたのは、周りのアバターがほぼ全員こちらに向いていたからだ。
思わずといった様子で私に何人かのプレイヤーが質問し始める。
「ほー、でもそれ飯とか食えんやろ」
「元から不味い飯しか食ってなかったし無問題や」
「それで手術の休養期間としてこの一週間は休んでたとか?」
「いや、普通に体壊して落ちたあとの提案でな」
「体壊したって……なんで?」
「もともとポッド住みだったんやけどなんか突然電源切れたんや」
「それここで話してええんか?」
「守秘義務契約はしてなかったはずなのでセーフ」
「ええ……それでええんか……」
「やばすぎて草」
「流石に嘘松」
*
*
*
あの後、私は再度羽川に探知防御を張り直してもらい自らの拠点へ帰還した。
集会主が質問を「リアルを詮索しすぎ」と抑えたおかげで私はその隙に逃げたのだ。
なお止めた集会主は周りのプレイヤーから「お前が最初に踏み込んだんじゃねか!」と滅多打ちにされていた。
そんな全暴露した私は……
「やべぇ……思わずほぼ全部言っちゃったよ……
いや、守秘義務とかはなかったから契約切られたりはしないだろうけど……
めっちゃ自分語りしちゃった~! 恥ずかし過ぎる! なんだこれ!
……割と仲間って言われて安心したとかか?
我ながら意外……いや、そうでもないか。
今まで一人だったもんな……
でもやっぱり恥ずかしいいい!! 完全に黒歴史だ……」
地面でゴロゴロのたうち回った私は恥ずかしさを発散させるため早速NPC制作に取り掛かることにした。
集会主の話から既に作る予定のものは決めてある。
まず私は例の宇宙船の区画とやらに向かうことにした。
直後
「ナヅキさん、オッケー貰えましたよ!
ナザリックのいつもの場所で待ってますね!」
ペロロンチーノからの【
***
【ユグドラシル】質問スレ【part157】
1:名無しの電脳
テンプレ
ホームページ https://yggdrclxxxx
バグ報告メールフォーラム https://yggdrclmailxxx
ユグドラシルwiki https://yggdrclwiki.xxx
2:名無しの電脳
一乙
3:名無しの電脳
ワールドエネミー戦乙
4:名無しの電脳
スレ建てサンガツ
そういえばここまで>>指定でスレ立て要員指定してないのになんでちゃんと立ってんの?
5:名無しの電脳
普通に950ぐらいったら勝手に立ってるじゃん
6:名無しの電脳
そういえば確かに
本スレはテンプレに>>950ってちゃんと書いてるよな
7:名無しの電脳
書いてたっけ?
8:名無しの電脳
書いてたぞ
9:名無しの電脳
本スレ民は優秀だなぁ(しみじみ)
10:名無しの電脳
運だけで次スレを立て続けていたスレ
11:名無しの電脳
めんどいし別に入れんでええやろ
このスレだったら誰か勝手に立てるわ
ユグドラシルスレの中でも質問スレは異彩放ってるし
12:名無しの電脳
そうか?
13:名無しの電脳
そうだよ(便乗)
14:名無しの電脳
濃い奴が多すぎるからなぁ
15:名無しの電脳
デウスエクスマキナ戦終わったらしいけど宇宙船なんか変わった?
16:名無しの電脳
ワイ今見てるけどなんか色々作れるもの増えてるな
多分デウスエクスマキナ戦のドロップアイテムで作れる特殊なアイテムやろ
17:名無しの電脳
どういうのがあるかとかは……
18:名無しの電脳
自分で見にこい
19:名無しの電脳
辛辣で草
20:名無しの電脳
はい……
21:名無しの電脳
とりあえず開発区画行くわ
パワードスーツ見てちょっとほしくなった
22:名無しの電脳
スタンダードなものだけじゃなくロボみたいなのもあるぞ
目が回る
23:名無しの電脳
正直めちゃくちゃ使いたいけど今の装備手放すのはなぁ……
24:名無しの電脳
装備ロストした戦士職の俺が通りますよっと
仕方ないからパワードスーツ職に転向するわ
25:名無しの電脳
そうか、がんばれ
26:名無しの電脳
素っ気ねぇ
え……てかあの後結局戻ってこなかったの……?
27:名無しの電脳
殆どは回収できてたけどそれ以前に自動蘇生のアイテムとか持ってないで死んだ奴らの装備は知らん
28:名無しの電脳
それはそうやな
どんまい>>24
29:名無しの電脳
巨大ロボ作りたいんだけどこれって攻城ゴーレム判定で良いんだよね?
30:名無しの電脳
確かそれでよかったはず
31:名無しの電脳
巨大ロボ作りか、めちゃくちゃ金貨と素材いるやろ
32:名無しの電脳
誰か手伝ってくれない?
今は武装区画の北入り口にいる
33:名無しの電脳
ワイも巨大ロボ作ってみたいし行くわ
モデルはどうしようかね
34:名無しの電脳
ゾンビネキでよくね?
35:名無しの電脳
う~ん……美少女キャラの巨大ロボか……
ありだな
36:名無しの電脳
ねーよ
流石にドン引きだよ
37:名無しの電脳
ゾンビネキじゃなくても何人か造型師できる奴いたし連れてこようか?
38:名無しの電脳
まずはある程度形作ってからだろJK
39:性癖爆盛
巨女フェチか……
いいよね……
40:名無しの電脳
特殊過ぎる
41:名無しの電脳
攻城ゴーレムって最終的に拠点に設置して呼び出しとかするけど動かすたびにギルドの金貨消費するんやろ?
ええんか?
42:名無しの電脳
ええやろ
ロボの攻城ゴーレムはまだどこも作ってなかったはずや
ワイらが一番乗りになるで!
43:名無しの電脳
ほーん
ワイは寝るわ
44:名無しの電脳
なんかみんな今回冷たい……冷たくない……?
45:名無しの電脳
ワールドエネミー戦終わった直後やし疲れてるわ
46:名無しの電脳
今日は感想グダグダしゃべって落ちるかな
47:名無しの電脳
ゾンビネキと集会主話してる周りに何かめっちゃ集まってない?
48:名無しの電脳
そういえばマジやん
なんで?
49:名無しの電脳
お前も近づけばいいだろ!
50:名無しの電脳
そういうのはちょっと……
51:名無しの電脳
なんでだよ!
52:名無しの電脳
なんかゾンビネキの近況報告がやばいらしい
53:名無しの電脳
落ちた後の話ってこと?
54:名無しの電脳
なんか体捨てたとか言ってるけど体の完全電脳化とか都市伝説やん
嘘松くさい
55:名無しの電脳
誰だよ自分語りさせたの
56:名無しの電脳
隙自語
57:名無しの電脳
隙見せた集会主が悪い
58:名無しの電脳
集会主が聞いたらしいで
59:名無しの電脳
そマ? 自滅かよ
60:名無しの電脳
>>54
実験自体はされてるぞ
61:名無しの電脳
ソースは?
62:名無しの電脳
ほい
https://NEBAP
63:名無しの電脳
はぇ~大企業やん
64:名無しの電脳
めちゃくちゃ条件いいやん
勝ち組かよ
65:名無しの電脳
よく読め
66:名無しの電脳
元には戻れないし飯は食えないしでかなりつらいらしい
電脳法で規制もされてるし
67:名無しの電脳
そマ?
飯食えないの辛すぎ
68:名無しの電脳
同情誘うための嘘だろ
大企業所属ってことはかなりの富裕層
それに企業が電脳法の規制をそのまま遵守してるわけがねぇ
どうせ裏では仮想現実満喫してるだろ
騙されんなよ
69:名無しの電脳
流石にそれは陰謀論過ぎない?
大企業がクソなのはわかるけど
70:名無しの電脳
そもそも企業ならこんな好条件とかほぼ騙しみたいな実態だろと
71:名無しの電脳
ソースあるのか……
絶対嘘だと思ってたわ
72:名無しの電脳
それな
まぁ内容はどうせプロパガンダだろうけど
73:名無しの電脳
だとしたらゾンビネキやばくない?
74:名無しの電脳
それ
なんであんな普通にしてられるのか謎
75:名無しの電脳
やっぱり嘘じゃないか!
76:名無しの電脳
ゾンビネキポッド生活してたらしいぞ
77:名無しの電脳
は?
78:名無しの電脳
情報量が……
情報量が多い……!
79:名無しの電脳
マジで仕事中にゲームしてたのかよ
80:名無しの電脳
頭大丈夫ですか?
81:名無しの電脳
割とまとも側だったゾンビネキの株が急転直下で下がってるの草
82:名無しの電脳
元々異常だったのが更に異常になっただけだからヨシッ!
83:名無しの電脳
何もヨシッじゃねぇよ!
84:名無しの電脳
ああ……行っちゃった……
85:名無しの電脳
集会主なに止めてるんですか???
あなたが最初に聞いたんですよね?
86:名無しの電脳
お前が始めた物語だろ!
87:名無しの電脳
もっと色々聞きたかった……
88:名無しの電脳
あんな臭い話にマジになるとかwww
89:名無しの電脳
嘘でも楽しめたらええねん
心配だったのは事実やし
90:名無しの電脳
それ
ワイ的には結局どっちでもええ
面白ければな
91:名無しの電脳
っていうかなんで集会主はゾンビネキのリアル詮索したの?
92:名無しの電脳
オフ会があるとかないとか
ゾンビネキは不参加
93:名無しの電脳
まぁあそこまで語って参加したら逆に伝説なるわ
94:名無しの電脳
オフ会……?
95:名無しの電脳
俺聞いてないんだけど
96:名無しの電脳
まだ数人にしか話回してないらしいし
97:名無しの電脳
オフ会か
予定合うかな
98:名無しの電脳
合わせろ
99:名無しの電脳
あんまり期待せんで行くわ
100:名無しの電脳
何を期待してるんですかねぇ……
いつも感想評価誤字報告ありがとうございます!