亡霊たちの████アカデミア 作:炭火カルビ
「姉ちゃん、そこ右」
「右だね! えいっ、見て見て! 強そうな武器あった!」
「それ次の街で上位互換の売られてるぞ」
「ええー……。あれ? なんだか良い匂いしない? なんだろ……」
「
「
何だろう。
正直弔なら、どのケーキも変と表しそう。
台所から出てきた黒霧は、少し語気の強い口調で言う。
「
「は? なんだ? 嫌味か?」
「はわわ……」
「フロストゲイルは抹茶と焼きそばがお好きでしたね。それでお作りしました」
「抹茶焼きそばケーキ!?」
「いえ……ただの抹茶ガトーショコラです」
黒霧と弔は凍火の言葉に驚いた。
「焼きそばは……ケーキにはなれないだろ」
「なんでそんなこと言うの……!」
「話通じねえ」
黒霧がケーキを切り分けるのを眺める。
食べるのが凄く楽しみ。
「飲み物はこちらです」
「はえぇ……抹茶チョコケーキ……抹茶ラテ……世の中にはこんなに美味しいものがあったんだ!」
「どっちかで良い」
「凍火、このために生まれてきたんだ!!」
「……。お前の生まれた意味軽いな」
「お姉ちゃんもお兄ちゃんも先生たちも、みんなこれ隠してたんだ……」
〈わ、わたくし凍火ちゃんが抹茶中毒の脳味噌アッパラパーと知りませんでしたもん……〉
〈俺も〉
〈ワタシも。アッパラパーとか言わなくても良くない? 悪口言うのは悪だよ〉
〈凍火ちゃんが先に
「おっと?」
「みんな許せない……」
「風向き変わったな」
弔は面白そうに笑っている。
「黒霧さん、これからご飯の時も抹茶ラテにして!」
「しかし、ご飯とは合いませんよ」
「あ! 抹茶ラテでお米炊いて! 味噌汁も抹茶ラテ! 煮たりするのも抹茶ラテでやって!」
「俺嫌だぞそんなの」
「お家帰ったらお姉ちゃんにもお願いする!」
「恐らく、私と彼女で同じ結論に達するでしょう。抹茶ラテはおやつの時だけです!」
「どうしてぇ……?」
凍火は瞳をうるうるさせたが、黒霧には通用しない。
「1日1杯です」
「そんなぁ……」
「どれだけでも飲んで良いって。良かったな」
「死柄木弔! その“いっぱい”ではありません」
そっちの意味だったかとぬか喜びして、黒霧の反応に落胆。
弔は凍火をからかうのに成功して笑う。
〈まあそんなわけねえよな〉
〈抹茶チョコとかはおいしいけど、ご飯は、ねぇ?〉
そんなに抹茶ラテご飯
凍火はちょっと悲しくなった。
「そういえばフロストゲイル。オール・フォー・ワンがお呼びですので、準備を」
「えっ? うん。ちょっと待っててね……」
準備はトイレを済ますくらい。
手を洗うついでに髪や顔の身だしなみ確認。うん、問題なし。
「最近先生お前ばっかりだよな」
「ごめんね? でも、黒霧さんがいるじゃん」
「全然違う。黒霧もお前の好物ばかり」
「むー……それは弔が偏食だからだよ。というか、苦手を克服とか言ってトマトたくさん出してくるし好物ばっかじゃないよ。あっ、帰ったら一緒にゲーム遊んであげるから!」
「下手だからいい」
「えー……」
弔に追い出されるように『ワープゲート』に入った。
「やあ、よく来てくれたね」
「こんばんは。えっと、何のお話ですか?」
呼ばれる心当たり──怒られたり、呆れられる理由はたくさんある。
公安
それに、頼まれたヒーローの個性調査だってヒートストリングとバレットガール以降、1人として出来ていない。
「そんなに身構えなくても良いさ。逆に、僕は君を褒めようと思ったんだよ」
「褒められるようなこと……出来てない、です」
言うと、オール・フォー・ワンは優しく頭を撫でた。
全てを包むような大きな手の平。凍火はそれに安心して、体の力を少し抜く。
「ありがとう。君のおかげで、僕にとても良いお友達が出来た」
「友達……?」
「ああ。非常に役に立つ友人だよ」
良いとか悪いとか。役に立つとか立たないとか。
友達をそういう風に言うのは何だか嫌だ。けど、オール・フォー・ワンと凍火の意見が反していたら、きっと合っているのは彼の方。
〈凍火ちゃんのが合ってる、正義だよ!〉
嬉しいけど、
「凄いお友達って、どんな人?」
「今度会いに行こうか。大丈夫、君も知っている人だ」
〈まさか〉
顔が真っ青。声色だけで安易に想像できる
偉い人みたいだし、よくわからないお話もされたけど、多分違うと思う。
(望お兄さんのお父さんじゃないよ! ……多分。だって、ヒーローのところの偉い人だもん)
〈そうだな〉
凍火はそう言って安心させた。望の返事は、酷く乾いた声だった。
「おっと、こんなお知らせだけじゃなくて、君を連れて行きたいところがあるんだ」
「どこ?」
「まず結論から話そうか。
「嘘!?」
「本当さ」
オール・フォー・ワンの言葉が信じられない。
なら、でも、そうだ。
戻れる。あの時に。幸せだった時に。戻って良いんだ。
「個性が見つかったの……?」
「いいや。残念だがそれほど都合のいい個性は見つからなくてね。彼女を蘇生させるのは、僕の友人の技術さ。君も前会っただろう?」
「あのお医者さん……?」
オール・フォー・ワンは短く肯定。
あの人、そんなに凄い人だったんだ。凍火は驚いた。
彼の運営している孤児院に、公安
オール・フォー・ワンからそれらのことは聞いていたけど、初対面の時の『実験』の存在に興奮していた不謹慎なお医者さんという第一印象が抜けない。
「でも、君と僕の蘇生の定義が違うかもしれないだろう? だから、確認してもらおうと思って」
「定義、確認……? よくわからないけど、します」
蘇生なんてたった1つだけ。
時を巻き戻したように、1番元気な頃の凪が痛い記憶も辛い記憶も残さずに現れて、笑ってくれる。
ただそれだけを想像していた。
◇◆◇
『ワープゲート』を入った先は薄暗い施設。
〈黒霧さんパシリすぎじゃないか?〉
(凍火も、忙しくさせちゃってごめんなさいって思う……)
〈そうですねぇ、凍火ちゃんがトマトを食べれば黒霧さんの忙しさも吹き飛びますよ〉
(やだ…………トマトと忙しいの関係ないよ)
〈ぐぬぬ……嘘吐きは悪だけどご飯残すのも悪……。どっちの味方するのが良いの?〉
トマトは悪だ。酸っぱくてまずい。見た目も赤くて気持ち悪い。つまりそれを残す凍火は悪くない。
ゆっくりと歩くオール・フォー・ワンの後を着いていく。
全体的に薄暗い。壁も床も真っ白で不気味。先に進むたびに、コポコポと不気味な水音。
近未来的な扉が開く。
壁の両端には巨大な透明のカプセル。ぎっしり詰めれば5人くらい入りそうな大きさ。
カプセルはずらっと並んでいて、それぞれに人
〈異形の人とかじゃないよな、あれ……〉
〈差別とかじゃないけど、生理的に嫌……〉
〈なるほど。以前聞いたのはこれでしたか〉
(何のこと?)
〈凍火ちゃんが初めてオール・フォー・ワンさんに会った時の話、わたくしはいませんでしたが望さんに聞いたので。思い出してみてください〉
(わかんない!)〈俺もぉ!〉
凍火と望は元気いっぱいに答える。
〈冗談はやめてくださいな。もう少し考えて?〉
(うんと……黒霧さん?)
〈正解! さっすがわたくしの義妹!〉
〈お、俺も分かってたぜ……。お前ガチで冬美ちゃんと結婚した気になるのはやめろ気持ち悪い〉
黒霧。
とある男子高校生の遺体を
ただし、記憶も人格も個性も異なる。生前とは別物。
だから凍火はその手段を知っていても、最終手段にしたかった。
これらは、この脳味噌剥き出しの生理的にヒトと表すのを拒む生き物たちは。
〈黒霧さんの失敗作。あるいは、黒霧さんですら、失敗作かもしれませんね〉
「先生……これ、黒霧さんの兄弟……?」
芽愛の言葉を受けて質問すると、オール・フォー・ワンは心なしか目を丸くした。
「まあ……そう表現できるかもしれないね。これらは黒霧ほどの思考力のない個体だ」
「個性?」
「僕たちはこれを、脳無と呼んでいる」
「脳無……」
嫌な響き。3人も賛成してくれた。
「おお、我が友と受容器ちゃん。来ておったのか」
「わたしそんな名前じゃない……」
「何も言わずに悪いねドクター。邪魔しちゃいけないと思って」
小太りのお医者さんが来た。凍火は彼の名前を知らない。
オール・フォー・ワンは単にドクターと呼んでいるから、凍火もそうする。
「君ならいつでも構わんよ。この子たちを受容器ちゃんに見せに来たのか?」
「ああ。彼女の妹の蘇生法を説明しに。きっと断られるだろうけど」
「選択肢を知るのと知らないのじゃ違うからの、どれ、まず試験個体7号を素体として確保したことから伝えるか」
「試験、個体……?」
何だか聞き覚えのある言葉だ。何のことだろう?
〈……凪ちゃんの前の名前だ〉
(そういえば、聞いたような……?)
あの子を生み出したこと以外何の価値もない大人が付けた番号。確かそうだった。
凍火はまたドクターが嫌いになる。
反復横跳びのように、彼への好感度は行ったり来たり。
「凪が何って?」
「こっちに」
ドクターが行く先に着いて行く。歩幅が短く、ゆっくりだから、オール・フォー・ワンを追うより楽だ。
ちょっと離れた、他の脳無より特別扱いされた場所にポツンと置かれたカプセル。パステルカラーの液体が凪を満たす。
「な、ぎ……! 凪! お姉ちゃんだよ!」
凍火は喉から絞り出すように、その名前を呼んだ。
この世で最も尊くて、綺麗な音。凍火の口から発して良いものかわからなかったから。
目を瞑った彼女は最後に見たのと同じ姿。老化の加速による白髪もシワも、何もかもそのまま。当然、脳味噌剥き出しなんかじゃない。
お葬式で凍火が噛みちぎった頬の傷は、何もなかったように綺麗だった。
凪は何も反応しない。ただの、鮮度が落ちないように処置された死体にすぎないから。
「彼女が火葬される前に確保したんだ」
「それによって、1つ、ワシらが持つある方法が取れる。説明のためにワシの可愛い脳無ちゃんたちの話をしようか」
〈あれのどこが可愛いの……?〉
〈女性素体がなぜないのです? 差別では?〉
芽愛は平常運転だ。きっとスタイルの良い女性脳無でもいたら、キャッキャッと騒いでいたのだろう。
ドクターは脳無の作り方を話す。
曰く、チンピラなんかの死体を確保して。
身体能力を上げるため、次の工程に耐えさせるための外科手術や薬物投与による肉体改造を行う。それにより、脳味噌剥き出し、タイヤのように真っ黒な肌の巨体に。
その後、複数の個性を付与。そこで耐えきれない者もいるらしい。
「ねえ、それって──」
「『実験』よりはマシじゃろ? 意思も痛覚もない死体を使っているのじゃから。未来を与えてやっているだけ人道的じゃわい」
「それ、は、……」
「凍火。ドクターが使っているのはチンピラや
「そうなんだ……」
なら、良いの?
良いんだ。先生が言うんだから、きっと。
凍火は疑念を呑み込むことにした。
望たちは不気味なくらいに何も言わない。
凍火が良いと思っても、この選択がダメなら望か芽愛か彩葉、誰かが言ってくれるはず。
「それで、彼女を脳無にすることをどう思う?」
「自分で考えたり出来なくなっちゃうなら、やめてほしいです……。黒霧さんみたいに、安定してなれるようになったら……」
「そうかい。なら研究と並行してこれまで通り、蘇生できる個性を探すしかないね」
「ま、頑張るしかないのぅ」
「……そうですね」
ドクターは朗らかに笑った。
いつも通り注射器一本分の血を渡して、ドクターの脳無研究が進むことを──凪が生き返ることを願う。
たくさん可愛がって、色んなところに連れて行ってあげて、美味しいものもたくさん。
溺れるくらいの抹茶ラテ。お腹が破裂するくらいのチョコケーキ。ハンバーグやグラタン。消化に悪いものだって、きっと生き返った凪は食べられるようになる。生前はうどんやお粥ばかりだったけど。
きっと腕を掴まれただけで骨折しない健康な体だから、自転車の乗り方や縄跳びの仕方、速い走り方もいっぱい教えてあげるんだ。
おっと、そんなことの前に凪にしてあげないといけないことがあった。
あの時破ってしまった約束。1日一緒にいてほしいなんてささやかなお願いを、今度こそ守らないと。
どれだけ摂理を捻じ曲げても叶わない夢。
虚しい夢想を描いて、凍火は微笑んだ。
◇◆◇
「凍火。ドクターが使っているのはチンピラや
「そうなんだ……」
オール・フォー・ワンとドクターとの会話で、凍火が疑問を感じ、呑み込んだ時。
それを許さまいと切り込む天才がいた。
〈黒霧さんは? 彼は男子高校生でしたね?〉
〈高校生のチンピラとか
〈わたくしのセンサー的に、露出の多い黒髪ロング高身長正義感の強いお姉様系先輩が、黒霧さんにはいらっしゃいます。正義感の強いとぼかしましたが、多分ヒーローです! えっちな!〉
〈えっちなヒーローなんかいないでしょ!?〉
芽愛の得意気な声も、彩葉の驚きも、望のうんざりさた返事にも、凍火は反応しない。
〈やめろ〉
(望お兄さん?)
〈そこを突っつくのはどうしようもない。あほの芽愛、この後何言おうとしてた?〉
〈えっ? だから、悪人だけが素体とは限らないと──〉
〈うん、普通の人も素体にされてたとして、俺たちに何ができる?〉
〈ワタシたちには出来ないよ。でも、凍火ちゃんが悪を討てるよ! 強いもん!〉
〈無理だろ〉
〈なんで? でも、無敵の防御もあるよ?〉
〈凪ちゃんがあるんだぞ?〉
〈……あ〉
〈アイツらに俺らのフルネームと個性がバレてるのもわかるよな?〉
〈望センパイのお父さんのことを知ってたみたいに、ワタシたちのお母さんお父さんのこともわかるかもってこと?〉
〈ええ。わたくしたちの反逆と見なされれば殺されてもおかしくないと言うことですね。凪ちゃんの場合は──死体の使い道、彼らならいくらでもあるでしょう〉
彩葉と芽愛はそこで、現状を正しく把握した。
対する凍火は不自然なほどに反応しない。
〈ええと……無視されてる? そっちのお話が楽しければ別にワタシは後で良いけど、ちょっと寂しいよ〉
〈いいえ、彩葉ちゃん、違います。……望さん、何をしました?〉
〈……俺たちの声を遮断した。凍火ちゃんに聞こえないように、余計な考えを植え付けないように〉
〈なんでそんなこと!〉
〈凍火ちゃんに何にも考えずにいてもらうため〉
望の答えに、彩葉の怒りは余計強くなった。
〈……。もし、彩葉ちゃんがオール・フォー・ワンなら、初めにどんな個性を確保しますか?〉
〈強い個性。どんな人と戦っても負けないの! 後は生活に役立つのも欲しいな。
〈可愛いですね。なら、“偉くなりたい”、“人を支配したい”という観点だけで考えてみましょう〉
〈洗脳……とか、自分を好きになってもらうとか……〉
〈他は?〉
〈自分に逆らったら爆発する爆弾とか……人の心を読んだり〉
〈それです!〉
もしも、凍火がオール・フォー・ワンに感じている疑念が固まったら。
彼女は黒霧を──自覚はないが、かつて自分にも構ってくれた頃の母を重ねるくらいには好いている。
つまり、脳無に使われているのが悪人だけではない。そう示してしまったら、普通の優しい子どもや大人、あるいはヒーローも素体にしているのでは? と疑うのに十分。
凍火はヒーローも大人も嫌いだから、それらは問題ないのかもしれない。重要なのは、脳無の素体に凪のような可哀想な子どもが使われた、その可能性を考えること。
凍火の取る行動は、オール・フォー・ワンへの反逆一直線だ。
けれど凪のことがあるから、面従腹背の姿勢で『凪を生き返らせる』『オール・フォー・ワンを倒して子どもを救う』の両取りを狙う。
かつての負い目が凍火を縛り付け、凪を見捨てる──最初からなかった希望を、そうだと受け入れることを許さない。
〈もちろん上手く行きませんね? 二兎を追うものはなんとやらと言いますし。その場合、凪ちゃんを救えず、負けること確定です。エンデヴァーは抵抗できるでしょうが、わたくしの愛しい冬美とお
〈でも、……凪ちゃんって子はどうにもならないと思うけど、負け確定は言い過ぎじゃない?
〈あれは無敵じゃない。肉体に害を与えないものは効くんだ。痛みを感じないような拘束や精神に干渉する個性はアウト〉
〈それこそあなたがさっき言った、洗脳とかです〉
押し黙る彩葉に、芽愛は続けた。
① 凍火が盲目にオール・フォー・ワンに従うルート。
たかが6歳児1人の行動で世界の存亡が左右されるわけでもない。まともなヒーローや警察がなんとかするだろう。
② オール・フォー・ワンに従いながらも、彼を疑うルート。
凪の遺体があり、冬美と夏雄がいる以上、人質を取られているようなもの。表立っての反抗はできない。
同じ従うでも①より苦痛。仮に反逆計画を立てても、読心の類の個性を使われたら終わり。
③ 芽愛たちの感じる疑念をしっかり伝えて、オール・フォー・ワンから逃れてもらうルート。
これも②と同じ。人質がいる以上、逃走は不可能。
〈というわけで、どのルートも苦しいのですから、凍火ちゃんにはいっそ、洗脳でもされてもらった方が楽なのですよ〉
〈そんなのダメだよ!〉
〈彩葉ちゃんは楽しくお仕事と、嫌々お仕事、どっちがしたいですか? 内容が同じなら楽しめる環境の方がいいですよね?〉
〈それとこれとは違うじゃん!〉
〈同じです。ね、望さん〉
〈これ以上凍火ちゃんを傷付ける要素はない方がいい。大丈夫だ。何か取り返しのつかないことにでもなったら、俺が一時的にあの子の体を動かして守る〉
〈…………わかりたくないけど、わかった〉
どうせ逃れられないのなら、せめて心の傷だけは少なく。
公安の道具も、天才美少女技術者も、ヒーロー志望だった女の子も。
ただそれだけを掲げて、凍火が巨悪に与することを良しとした。
2章はこれで終わりです。
願野「望に会いたい。そのためなら日本も世界もどうとでもなれ」
凍火「凪に会いたい。そのためなら何でもする。凍火なんて凪のためならどうでもいいや」
?「あの子に会いたい。そのためなら凍火ちゃんがどうなっても構わない」
大体こんな感じの、叶わない夢を見てる奴らばかりの章でした。芽愛(『冬美ちゃんと結婚してぇ〜〜〜!!!』)と彩葉(『ヒーローになりたかったな』)も入れるとさらに増えます。辛気臭いオリキャラばっか。
ちなみにこの小説の黒霧さんがやけに優しいのは、内なる白雲が「助けないといけない女の子がいる!」と反応しているからです。多分。
殻木に『保護』された大人(子どももですが)の行く末はお察し。
3章(話数少なくなりそうなので2.5章でナンバリングするかも)はジェントルメイン予定。まだラブラバと出会ってあまり経ってないくらいの時系列。
その次の章でようやく燈矢(でも荼毘でもない誰か)の登場予定です。
オリキャラ・オリ個性等の設定まとめ
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欲しい(各章の最後に、その章でのまとめ)
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欲しい(最新話段階でのまとめを第1話)
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どちらでも良い
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いらない