シャングリラ-フロンティア~神ゲーにリアルラックぶっ壊れが挑まんとす~   作:イディアル

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01リアルラックカンスト神ゲーへ

三人称

「遂に来ったぁぁぁぁぁ!!」

 八城・暁(やぎ・あきら)は感極まる絶叫をあげていた。彼は売店では売り切れ、通販では予約待ちとなった。とあるゲームを半年以上もお預けを喰らい漸く入手する事ができたのだ。

「マジで手に入ったよ。言ってみるもんだな~」

経緯単純であり、譲ってもらったのだった。なかなか手に入らず、日常かから愚痴っていたそんなある日、とある先輩から、譲り受けたのだ。

「しかし、中々のタイミングだな。海外に行くため色々整理するからって譲ってくれるし、さらに中に残してきたアイテムもくれるってんだから太っ腹だよな~」

こうして、彼は念願の神ゲーへと赴く準備を済ませ突撃するのだった。

 

 

●●●●●●

一人称-暁

「すっげぇ!?」

あまりの自由度に、つい声が出ちゃったよ。おいおいおい、顔どころか、体の細部まで自由にできんじゃんか。マジやべー

「とりあえず、ゲームの醍醐味として、キャラメイクやっていきましょうかねぁ」

こちとら、キャラメイクガチ勢だぞ、何処までも作り込んでやる。

 

3時間後

「よし、納得の出来だ。」

ついついのめり込んじまったぜ。まさかキャラメイクに3時間も掛けちまった。だが、そのおかげで満足いく仕上がりだ。さてさて残りの設定を決めてくか。

「まずは、職業は、傭兵(両手剣)で、出身は逃亡者だな・・・名前はいつも通りDawn(ドーン)でと、」

 

 

●●●●●●

三人称

 青蒼を生い茂る森林の中に一人の青年が出現する。身長175㎝、白金の長髪、引き締まったボディー、中性的なイケメンであり、見方によれば女性にも見える。

そして全裸である

「ここがシャンフロか、ワクワクするねぇ~」

出身の逃亡者により、跳梁跋扈の森スタートとなっている。また逃亡者の影響により、NPCの第一印象は警戒に固定され、好感度が上がりづらいが、下がりづらくもある。また一部ステータスに補正がかかる。

「さてまず・・・」

ステータスを確認しながら歩き始めたとき

「ギギッ!!」

「!?」

咄嗟の回避により。初撃を避ける。

「いきなりだなぁ。こいつはゴブリンか・・」

彼の前には、腰丈ほどの小型モンスターが立ちはだかっていた。

「んじゃ、早速一撃だ」

出現させた武器、傭兵の大剣を、振り降ろす構えをする。通常ならすばしこっいゴブリン相手には多少不利な武器だが、ここで出身逃亡者によるステータス補正が効いてくる。逃亡すなわち何かから逃げてきたその足は、常人よりも素早い。

「ギッ!?」

ゴブリンは大ぶりの一撃を左右どちらかへ避け、攻撃へと思考するが、攻撃を認識するより先に、

「セイッ!!」

重い一撃が放たれ、両断される。

 

PN:ドーン

LV:1

JOB:傭兵(両手剣使い)

SUB:なし

所持金:9000マーニ

HP(体力):30

MP(魔力):10

STM(スタミナ):30

STR(筋力):30

DEX(器用):10

AGI(敏捷):50

TEC(技量):15

VIT(耐久力):5

LUC(幸運):10

 

装備

左右:傭兵の大剣

頭;無し

胴;無し

腰;無し

足;無し

アクセサリー:無し

 

消え行くゴブリンを眺めながら

「ふふ、は、は、ははははははっ!!・・・・・これだよこれ、やっぱ神ゲーだ。さてジャンジャン行こうかッ!」

 

 

 

●●●●●●

一人称-暁

「ここどこだ?」

つい夢中になってモンスター狩りまくってたら、最初の街(ファステイア)とはずいぶんと別のところへ来たみたいだが、とりあえずマップ確認と

「え~と、現在地がここだから、セカンディルの方が近いな。」

初期町を無視しちまうが、どうせいチュートリアルくらいでしょ。なら問題ないな。ステータスは、そろそろいい感じにレベルもアップしてるだろうから

 

PN:ドーン

LV:12 ポイント60

JOB:傭兵(両手剣使い)

SUB:なし

所持金:9000マーニ

HP(体力):30

MP(魔力):10

STM(スタミナ):30

STR(筋力):30

DEX(器用):10

AGI(敏捷):50

TEC(技量):15

VIT(耐久力):5

LUC(幸運):10

 

「そいじゃこの60ポイントを」

 

LV:12 ポイント0

JOB:傭兵(両手剣使い)

SUB:なし

所持金:9000マーニ

HP(体力):30

MP(魔力):10

STM(スタミナ):30→40

STR(筋力):30→50

DEX(器用):10

AGI(敏捷):50→80

TEC(技量):15

VIT(耐久力):5

LUC(幸運):10

 

「って感じで振り分けてと、」

スキルもいい感じのが増えてんな。

「おっと・・・なるほど、てめぇを超えなきゃ次の街にはいけないわけだな蛇野郎」

つり橋の前には、蜷局を巻いた大蛇が居座ってるて、らしくなってきたな。

 

「で、どう調理したらてめぇは美味しく頂けんだ?」

「シャアァァァァァ!!」

「そうかい、真っ二つに両断してやるよ。蛇が」

●●●●●●

三人称

”セカンディル”手前の橋で大蛇と相対している”ドーン”は大剣を構え様子を伺っていた

「(さて、蛇系モンスターなんていっぱいいるが、蛇そのものタイプなら、大体の攻撃パターンは、噛みつき、拘束、薙ぎ払いが主な手段だ。さらに種類によっては毒を使ってくるんだよなぁ。)」

蛇型モンスターへとモーションを記憶の中で情報を精査している中、

「ジャッ!」

”ドーン”に向けて、大蛇が素早く動き、噛みつきを仕掛けるも、初期に帝は高いAGI(敏捷)により、悠々と避けて、

「ハァッ!!」

大蛇の体へと一撃を畳み込む。多少怯むも、大蛇も余裕を見せ次々に攻撃を繰り出す。回避と攻撃と交互に繰り出し、一撃を畳みかけるがここで、一つのイレギュラーが発生する。

「んぁ?・・・マジ!?」

使用武器の耐久値が危険値にあるアラートがなったのだ。ファステイアによらず、開始から今まで連続使用していた為、耐久地が減り過ぎていたのだ。

チャンスと大蛇が攻撃を仕掛ける。牙を見せ今にも飛び掛からろうとするが、その攻撃は次の瞬間には、視界が閉ざされると、同時に激しい痛みを目へと受け仰け反る形に終わるのだった。

「残念、大剣しか使わないわけじゃないんだよ」

そこには、大剣をしまい、”致命の包丁”を数本出現させジャグリングしている彼の姿がった。運よく、これまでに数十羽の”ヴォーパルバニー”を狩り、その全てから”致命の包丁”を入手し、インベントリに数十本保有するという狂った内容になっていた、その為、ノーマルアイテムとして、彼は惜しみなく、レアアイテムを使い捨てしている。

「オラオラッ!、何本耐えれるかな蛇野郎、全身隈なく刺して、針鼠に種族変えてやるよ。」

そこからは、一方的と言えた、視覚を奪って、ここらのエリアでは強い分類の”致命の包丁”を惜しみなく使った投擲で確実にダメージを発生させていく

「それじゃ、そろそろ引導を渡してやるよ。」

残った”致命の包丁”しまい、もう一度大剣を取り出す。また、蛇のほうも大勢を立て直し、嗅覚で相手の位置を認識、クソ毒を吐く。しかし

「こっちは十分に距離取ってんだ、当たるかよ。」

距離にして10m近い距離を離し、大剣を担ぐ様に構える。

「スキル”パワーチャージ”」

大剣使い愛用の、溜め技。三段階中の三段階へ到達し、紅いエフェクトが大剣へ宿る。

「スキル”走刃”」

距離が長いほど、威力が高まる突撃系斬撃スキル、発動し、脚に蒼いエフェクトが走る。

「スキル”風迅”」

AGI(敏捷)の高さにより威力が高まる疾走系斬撃スキルが発動し、全身に碧のエフェクトが溢れる。

「この一撃で終わりだ」

「ジャアァァァッ!!!」

目が見えずとも、エリアボスとして誇りの為か一向に戦意を失わず、尚も向かってくる大蛇へ

「ハアァッ!!!」

現状自分の最高の一撃を放つ。

 蛇の口を捉え、口元から斬り裂くように大剣を振り抜き、大蛇の隣を駆け抜ける。そして

「俺の勝ちだ貪食の大蛇。」

 ポリゴンとしてはじける大蛇を背に宣言する。

 

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