シャングリラ-フロンティア~神ゲーにリアルラックぶっ壊れが挑まんとす~ 作:イディアル
シャンフロでのPKキラーってどういう扱いなんですかね?普通ならPKを狩ってもそのままですけど、原作でPKをサンラクが避けていたから、PKKでもPK扱いになるのかな。でもサイガ-0はPKしても、特に変化なかったみたいだし、クラン同盟で阿修羅会襲撃してるし、問題ないのかな。
サードレマ近郊で起きた、PKクラン『阿修羅会』VSサンラク&ドーンの戦いは膠着状態と言えた。どれ程レベル差があろうと、サンラクのプレイヤースキルとしてのずば抜けた反射神経により紙一重で避けられ、ドーンには、どんな攻撃もほとんど効果が見られず、むしろ大剣一振りで暴風を巻き起こす存在に恐れを抱くほどだった。
「ん~どうしたものかな。2人とも耐えてるけど、サンラク君は火力不足って感じかな。ドーン君の方はホントに初心者かな?」
ペンシルゴンは二人から、預けられた、ヴォーパルバニーと共に安全な場所で観察していた。
「あわわわ、サンラクさんどうしましょう?」
「長くなりそうやな」
「ピーツは何暢気にしてるですわ!」
「(この子たちは、ほんとにNPCなんだね。モンスターって感じの挙動じゃないし、やっぱり特殊なユニークで間違いなさそう・・・)ん?」
ペンシルゴンが2匹の横で考え事をしていると、その背後から忍び寄る陰に気づく。
「うわぁ」
「へ?」
「お?」
「フヘヘヘヘ」
そこには、シャンフロ内で、動物好きで知られたクランを創設し、そこのクランリーダーを務めるプレイヤーがいた。
「何やってんの?Animaliaさん」
「フヘ、ヘヘッ!」
「ギャー!?」
「何事なんか!?」
ペンシルゴンの質問も聞こえてない程、目の前の存在に集中している、動物狂い。本来ならまともに触る事すらできないヴォーパルバニーを、しかも2匹も撫で回せると知った瞬間、もはや本来の目的も忘れて暴走するのは必然と言えた。
「(多分、テイム方法だろうね・・・)」
安全圏で、3匹を眺めていたら、戦場が動き始める。
「チッ、マントの耐久が限界だな。仕方ない、すでに知られてるポイしな!!」
ドーンがスキル使用の一撃を、地面へと叩きつける。爆発的に粉塵を巻き起こし、その中に浮かび上がる人型のシルエットが変貌し姿を現す。
「ふ~、やっぱマント被ってると、窮屈に感じるぜ」
「アレが、」
「例やつか」
「なんだそりゃ!?まんま
「こっからは、加減無しだ。邪魔したのはテメェらだぜ」
ドーンがマントを脱ぎ、リュカオーンの眷属としての姿を完全に露わにする。それにより、マントのせいか半減していた威圧感が、数段階上昇し、まるでそこにリュカオーンがいるのではと、錯覚をプレイヤーたちに感じさせた。
「アハッ!流石ドーン君だね。でももっとヤバいの隠してるでしょ彼なら・・・」
「あわ、わわわ。本当に、あんな、スキンがあるなんて」
とても楽しそうに笑う女帝と、その姿に顔を赤らめる園長がいるなか。さらに戦闘が激化する、事が起きる。
「そこまでだ、阿修羅会!!これ以上好き勝手にはさせないぞ!」
紅い髪をなびかせながら一人のプレイヤーを戦闘に、集団が現れる。
「アイツ、サイガ-100だ!」
「なら後ろの連中は、
「おいおい次々、なんなんだよ。」
シャンフロ内で、上位クランの一つが、戦場に颯爽と登場する。そのリーダーサイガ-100が警告を伝いえる。阿修羅会のプレイヤーたちが狼狽えている中、また一人現場へ介入する。
「ハァッ!!」
戦場のど真ん中、サンラク付近のPKを吹き飛ばして現れた。PNはサイガ-0。
「漸く到着か遅いぞ、0」
「すみません、ね・・・リーダー」
「さて、これでもやるかね阿修羅会。こっちの最高戦力も到着してくれたようでね。大人しく引くなら、PKはしないでおいてもいいぞ。」
「なめんじぇねぇ!!こっちとらPKクランだぞ。テメェらより、PKに関しちゃ上手なんだよ。」
「そうか、なら引導を渡してやる。一人も逃がすな!」
戦闘が開始しようとしたとき
アォォォォォォォォン
戦場に突如として、異質な威圧が襲った。全員がまるで水の中に要る様な息苦しさを味わい、響き渡る遠吠えに意識が持っていかれる。
「(か。体がうごかない!?)」
「(なんだ、この威圧それに、デバフか!?)」
「(へぁ、これが彼の切り札か。確かに同じユニーク関連って感じの理不尽さだね。)」
全員が強制拘束状態のデバフを受け動きが止まる。そんな中動く影があった。一人はサンラクである。同じリュカオーンの
そこへ追従する様にドーンも駆け出す
数十秒後、拘束が解け行動ができるようなる。2人は既に街へと到達できる距離へといた。
「まさか、あんなスキルがあるとは・・・」
「団長すいません。逃げられました。」
「なに、気にするな。あんなスキルなどどうしようもない。やはりユニーク。しかも
「クソッ!!逃げられた。すぐ追うんだ!?」
「「「はいっ!!」」」
「いや、一人も通さん。」
「邪魔すんじぇねぇ、
目的の人物がその場から消えたのしても、クラン
「アハハハハハ、まさか、あんなスキルがあるなんてね。さすがはドーン君だ。それにサンラク君も相変わらずでよかったよ。これならあの計画を実行するのも十分だね。でも念には念を入れようかな、彼女たちにも声を掛けておこうかな・・・・」
騒乱の中、こっそりと姿を消したペンシルゴンは何かをたくらみ。
「まさか本当にリュカオーンのスキン、いやスキンどころじゃない特別なスキルだって持ってた。それに、あの姿・・・たしかドーンだったわね。何としても接触しなければ・・・」
また一人、何かをたくらむ園長が居たりする。
そのころ話題の二人は
「よっしゃぁ!!何とか抜けたな、サンラク」
「それより、なんだその姿、ドーン、やっぱリュカオーン関係のユニークだろうが、それ!!」
「詳細はあとで教えてやるよ。ともかく、今はこれで解散だ。あばよ!」
「テメェ、待てよドーン・・・クソッ逃げられたか。まっいい、エムルこっちも兎御殿に入るぞ。ゲートだ」
「はいですわ、サンラクさん」
街中を全力で駆けながら、サンラクは路地裏で、ドーンは屋根を伝ってそれぞれ、解散していく。