シャングリラ-フロンティア~神ゲーにリアルラックぶっ壊れが挑まんとす~ 作:イディアル
ドーンが所持していた先輩譲りのアイテムたちは、セカンディルのNPCからの貸倉庫に保管されていました。登録IDとパスワードが分かっていれば代理でも受け取り可能という独自設定です。
先輩の遺産其の壱
・身代わりの人形(×100):消費系アイテム、所有者のHPが0になった時に、壊れ肩代わりするソロ用蘇生アイテム。
他のはその都度、解説と共に出します。
「さて今日も今日とてシャンフロを始めますか!」
ドーンは昨日の夜の夜襲のリュカオーン戦のあとキルされてそのまま、ログアウトしたのだった。それから、またお昼ごろにログインしていた。
「さて、夜襲のリュカオーンについて色々調べたぜ。特にユニークモンスターは出会っただけでも、それなりにスキルポイントと得れるそうじゃねぇか」
午前中に色々してから、シャンフロへ来たドーンは、あらかじめ調べた、情報によりウキウキでいたしかし。
「ん?何だこのメッセージは」
「け・・・けん、属?」
PN:ドーン
LV:30
JOB:傭兵(両手剣使い)
SUB:なし
POINT:80
HP(体力):300
MP(魔力):100
STM(スタミナ):400
STR(筋力):600
DEX(器用):100
AGI(敏捷):1000
TEC(技量):150
VIT(耐久力):50
LUC(幸運):100
装備
右:致命の包丁「狼煙」
左:なし
頭:リュカオーンの
胴:リュカオーンの
腰:リュカオーンの
足:リュカオーンの
アクセサリー:なし
状態:
・夜襲のリュカオーンの眷属:
全身にリュカオーンの
詳細:
・リュカオーンの眷属になったキャラのステータス及び容姿に影響を及ぼします。
・リュカオーンの眷属になったキャラ以下のレベルのモンスターはキャラから逃亡します。
・リュカオーンの眷属になったキャラは他の呪いに対して強い抵抗を得ます。
・リュカオーンの眷属になったキャラはNPCとの会話で補正がかかります。
「何じゃコリャァァァァァ!?」
ステータスに表示されたそれは、あまりにも異常だった。ステータスの値は全て10倍に跳ね上がっており、最早バグを疑う程だった。しかし
「う・・・うそだろ・・こんな、ありえん・・・」
ドーンは、狼狽えていた。あまりの状態に、初心者が達していい領域を超えた、ステータス状態に最早言葉がなくなったのではない。
「あ・・・あん・・あんまりだぁぁぁぁぁぁ!!!・・・・3時間だぞ。3時間かけて作った俺のアバターがぁぁぁ!?」
そう、キャラメイクガチ勢が作り上げた最高傑作と言ってもいい、誰もが目を引くその容姿は
「こんなのって・・・」
夜を思わせる漆黒の体毛。
「あんまりだ・・・」
金色に輝く鋭い眼
「ウソだと・・・いってよ・・・」
鋭利な牙に、爪
「くっそたれがぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
その容姿は、リュカオーンを人型にした様な
「あ・・・あ・・あ・・・」
呆然自失と、室内で天井を見つめる。
「夜襲のリュカオーンを狩るか・・・」
ゆっくりとした言動だが、その全身からは瘴気の如く殺意がにじみ出ていた。
●●●●●●
side:ドーン
どうなってやがる。
何がどうしたらこうなんだよ。意味わかっねぇぞ運営。
あまりのことに愚痴を吐きながら、街を歩いて居る。目的地は武器屋だ。ともかく武器を用意しなければ。大剣は先の戦いで壊れたに諸々の武器たちも損傷がひどいとにかく
「あ、あの~」
「あぁん!?」
「ヒッ!?な、なんでもありませ~ん!」
チッ、さっきからなんだよ。声、掛けといて、どっか行くってマナーはどうしたマナーは・・・
とにかく先を急ぐか。武器や道具を揃えたら、次の街へ行って、また夜間でレベルアップだ。リュカオーンめ、次会ったら絶対に3枚におろしてやる。絶対だ。
「見つけたぞ!!」
「何だよ?」
また声を掛けられた。次から次へ何なんですかねぇ~
振り向いた俺の目に付いたのは、
「動くな化物!」
武器をこっちに向けている騎士の様な一団だった。
「はぁっ!?何のイベントだよ。」
「まさか、街中にモンスターが出現するとはな。しかし我らが居れがどうと言う事はない。嬲り殺してやろうモンスター!」
おいおい、なんだよいったい。こっちとら丸腰だぞ。どうするつもりだよ。てかNPCか?どうする。ほかのゲームなら全員狩りの対象だが、ここじゃ、確かNPCは復活しないとかそんな話を見かけた気がする。
互いに睨みを利かせ、騎士団の声を聞きながら思考を廻すが、騎士団以上に、野次馬が増えてきたなぁ
「何アレ、何かのイベントかなぁ?」
「でも、狼男ほうプレイヤーぽいな。」
「でもあんなスキンあったかなぁ?」
くそ、悠長にしてられないな。もしこの状況が俺の今の状態が所以なら下手な事でもしたら取り返しがつかなくなりそうだ。くそ、まだ武器も用意できてないってのに。
「さぁ、観念したまえよモンスター」
腹立つうぅ!!なんだよあのリーダー格っぽい騎士は、ぶん殴ってもいいかなぁ・・・このステータスで殴ったら、消滅しそうだな・・・
もいい、ここは離脱一択だ。
「スキル:疾風」
走破系スキルを発動して一気に街を突っ切る。そう思い、スキルを添加した瞬間
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side:三人称
「な、なんだよあれ。バグか・・・」
「うそだろ、何処の廃人だよ・・・」
NPC、プレイヤー全員があまりの事態に呆然としてた。始まりは、街に突然現れた、狼男のプレイヤーだった。特殊なスキンかと気になったプレイヤーが声を掛けようとするもの、めちゃくちゃな人相と怒気をはらんだ声で追い払われていた。そして遠目で見ていたらNPCの一段と揉め始め、そしたたら突然の暴風が辺りを抜ける。NPCを含め、プレイヤーも転ぶほどの暴風は、当たりに舞う粉塵と共に消え、目に入った光景は
「マジかよ・・・・」
プレイヤーがいたであろうヶ所に、巨大なクレーターがあり、その周辺にはすっころんだNPCやプレイヤーそして遥か彼方の上空に点がいた。
そしてあるプレイヤーの掲示板への投稿が波紋を呼び込む。
【聖女様】初心者プレイヤーに上級者プレイヤーがいろはを教える Part77【可愛い】
120|エレクション:(初)
初心者なんですがこのスキンってどこで手に入りますか?セカンディルにいたら狼男スキンのプレイヤーがいたんです。
画像
121|ブーストスター:(上)
だから、ティアーズちゃんにはスク水(旧)だろうが!!
122|蛇牙:(上)
何言ってんだよ。ティアーズちゃんにはゴスロリ一択なんだよ!?
123|ヘルドライブ:(上)
おい、ここは、ティアーズちゃん着せ替え隊のスレじゃないぞ・・・
124|ブルヘブン:(上)
なんだその画像!?、見た事ないぞ、そんなスキン!?
125|熊泰:(上)
情報はよ
126|エレクション:(初)
セカンディルで歩いていたら、狼男スキンのプレイヤーと出会いました、声を掛けたらメチャクチャ不機嫌でしてつい逃げてしまって、それから遠目で見てたのですが、いきなりNPCの騎士団ともめ始めて、次の瞬間には暴風が吹き荒れて、そのプレイヤーは姿を消してました。
127|ビースター:(初)
おぉ、ネットエチケットはちゃんとしてんだな、名前のところ消してる。
128|Animalia:(上)
なにこのスキン!!チート!?こんなのしらないわよ!?
129|ヘルドライブ:(上)
うわ、出たよ動物マニア
130|ウィングムース:(上)
てか、コレスキンか、なんかそれにしちゃアバターとの一体感が高過ぎる気が?
131|デスハーピーキャノン:(初)
セカンディルのなら、俺も見ましたよ。つい声かけちゃったんですが、メチャクチャ不機嫌そうでしたし、何だったら形相が鬼のようでしたよ。
132|ビビビ:(初)
私も、私も、いま聞こうとしたら、もう聞かれててどこで手に入ります?
133|トボグロウ:(上)
まず、こんなスキンは存在しない。もしかしたら何らかのユニークの可能性が出ている。と言うか、リュカオーンか
134|神筋:(初)
リュカオーンとは?
135|ヘルドライブ:(上)
夜襲のリュカオーンと言うユニークモンスターだよ。現状7体いるらしいが、プレイヤー自身が存在を確認できているのは、2体で天覇のジークヴルムと夜襲のリュカオーン。
134|サイガ-100:(上)
確かに、これは間違えないな、夜襲のリュカオーンの顔とそっくりだ。
135|ペアハグ:(上)
おっ、サイガ-100さんだ。リュカオーンガチ勢だぜ。
136|ムサシムサシ:(初)
そんな、人が肯定するってことは、まじリュカオーン?
137|サイガ-100:(上)
セカンディルだったな、今向かうとしようかほかの情報があったら、精査していてほしんだが
138|キャノンディスコ:(上)
うわぁ、廃人が動き出したぞ。
139|ビクンビクン:(上)
ご愁傷さまでねその人
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155|南須琵;(上)
じゃ、情報整理として、
・PNはドーン
・黒い狼男(リュカオーンを人型にした様な見た目)
・とんでもないスピードで遥か先の上空へすっ飛ぶステータスorスキルor両方持ち
・何故が不機嫌
・モフモフ
と
156|レイザーマニア:(上)
最後いるか?
157|ビックシスター:(上)
いる
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掲示板で起きている事態を知らない、ドーンは
「どうなってんだよ。このゲームのエンカウント率は?」
「クハハハハハハ、我が名はジークヴルム、さぁ見せて見よ勇者よ。忌々しい犬の眷属たる力、そして貴様が勇者たる誇りを!」
掲示板書きをやってみたが、メチャクチャ大変だった。何が大変って、プレイヤーネーム考えるのが大変だったし、原作キャラならこの人らが出てくるかなぁとかいろいろ考えながらだったから余計大変だし、何より作者は掲示板が良くわかりません。他の人さまの作品や原作を読みながら、こんな感じかなぁと手を出してみました。
前書きで乗せた奴は今後出てくるかも、あとドーンの先輩は重度のギャンブラーでその為海外へ行こうとしてます。