俺が趙王とか、重責すぎて胃が痛いんだが!?   作:カチコミ侍ニン任にん

5 / 13

 どうも、おはようございます!

 以外にも早く仕上がりましたので、投稿させていただきます!





➁ 表

 

 

 ○月××日

 

 今日も今日とて仕事を頑張った俺は偉いと思う。

 

 さて、今回も今日起きた事を書いていこうと思う。

 

 今日一番記憶に残っていることとすれば、『秦国』の朝廷に潜ませた間者からの情報である。何でも王宮内にて起こっていた『謀反』が、ようやく収まったとの事であった。『謀反』の情報については、二週間ほど前から兆候が見られるとの報告があり、そして一週間前にとうとう事が起ったとの情報が送られていた。

 『謀反』の首謀者は……あれ? 何て名前だったっけ? 『謀反』の結果ばかりに気を取られて首謀者の名前はほぼスルーしていたから中々思い出せないな。確か……オケツだかバケツだかみたいな響きの感じだったと思うんだけど……ま! そんなのはどうでもいっか! とにかくそんな名前の『左丞相』が、現在王位に付いている幼齢の秦王を殺そうとしたとのことだ。何でもその左丞相は幼王の庇護者である『右丞相』の‶呂不韋″の陣営と敵対しており、最近は呂不韋陣営がかなり優勢だったとのことで最後の一発逆転を狙って事を起こしたとのことだ。なんでも呂不韋が魏国の何とかって城の攻略のために遠征している隙を突いた『謀反』であり、一週間前の時点では王宮に僅かに残っていた呂不韋陣営の大臣や護衛を皆殺しにして左丞相陣営が王宮を掌握したとの報告があった。そしてそれ以降も、秦王の生死は不明ながらも左丞相陣営が呂不韋との決戦のための準備を進めている、との報告が続いていた。

 そのため俺を含めた趙の朝廷の意見は、『勝者は分からなくとも、秦軍同士が潰し合いかなりの損害が出るであろう』というものであった。郭開や大臣たち、将軍たちですらそう言っていたため、『謀反の結果』はそうに違いないと思っていた。

 

 

 

 ——しかし、間者から届いたのは、『生死不明だった秦王が、‶山の民″の手を借りて左丞相一派を討って王宮を奪還した』という情報であった。

 これには俺だけでなく郭開たちも大声を上げて驚いていた。まぁ、無理もない。秦国とは全く関係ない‶山の民″が幼い秦王を手助けするなど誰が予想出来ようか。

 

 それにしても謎だ。何で‶楊端和″は、秦王に手を貸したんだ? 彼女と秦王とは本当に何のつながりもない。唯一挙げるとすれば、400年に当時の秦王‶穆公(ぼくこう)″との間に結ばれた『盟』があるが、彼女は『穆公』のことは慕っていても『秦人』に対しては特に思い入れがあるわけではなかった。

 それに大前提として、我々『趙』と『山の民』は‶互いが敵対しない″という条件の元、同盟を結んでいるのだ。それなのに秦王の手助けをしたということは、『趙の敵対国に手を貸す』ということ。それ即ち、趙に対して敵対意思を示していると言っても過言ではないのだ。普通に考えれば、単に相手が趙(こちら)を裏切ったと思うべきなのだろうが、楊端和と直に会い彼女の性格を知っている俺としては、彼女は盟を結んだ相手の不利益になることはしないと断言できる。

 まぁ、それ以外にも同盟の儀の際に転生特典である『観察眼』を使用し、嘘をついてないのを確認しているのも理由の一つだ。

 

 そのため俺は、何らかの‶理由″があって楊端和は秦王に手を貸したと思っている。ただ俺の低機能な脳みそではその理由が見当も付かない。そしてそれは大臣たちも同じ様で、それぞれが大声で自身の見解を叫んだり相手のそれを否定したりしていた。

 

 ただ一言言わせて欲しい…………お前ら声がデケェんだよッ!!?

 

 困惑するのは分かる。実際俺も内心にて困惑してるわけだし、それを止めろとは言わないよ? でもさぁ、だからって大声で叫ぶのは違うだろ!? 複数人が同時に叫ぶからなにを言っているのかが全く聞きとれねぇんだよ! しかもその状態で俺の方に顔を向けて何かを叫んでくるしよォ! 俺は聖徳太子じゃなくてただの凡人だから一人ずつゆっくり話せや! 耳が壊れるだろうがァ!!?

 

 ただそんな俺の心情を理解してくれる者がいるわけもなく、その後も叫びながら秦国や山の民のことについて会議を始める大臣たち。これは何を言っても意味がないと悟りましたわ。ただでさえ日中の仕事で疲れているのに耳にまでダメージを負いたくなかった俺は、郭開にのみ退出することを伝えて『玉座の間』を後にした。大臣たちは優秀だから俺がいなくても何とかするだろう。

 

 ふぁ~……。それにしても今日は残業したことでいつも以上に疲れた。いつもならこれから‶お楽しみタイム″といくところだが、心身ともに疲労した今日は中止とする他ない。

 

 俺の数少ない楽しみを奪うなんて…………許さんぞ秦王めッ!!!!(八つ当たり)

 

 

 

 

 

 

 

○月×□日

 

 今日も今日とて日記を書いてくわけだが…………いや~! 今日は良い日だ!

 

 おっとすまない。ただ今日はいきなり叫びたくなるほど、良い報告が俺の元に届いたのだから許して!

 

 その情報と言うのは、一週間ほど前から話題となっている『山の民』のことについてだ。何でも朝方に、郭開の元に山の民(正確には、楊端和)からの使者が書簡を持ってきたとのことだ。

 それで肝心の書簡の内容なのだが、簡単にいうと『山の民は秦とは結んでおらず、今まで通り趙と我々の関係に揺らぎはない』との意思を示すモノであったとのこと。

 

 

………

……

 

 

 

 

 

 いやー! 本当に良かった~~~~!!

 

 ——いや、俺は信じていたよ? 俺は楊端和のことちゃ~んと信じてたよ? ホントダヨ? でもさぁ、万が一っていうこともなくはないじゃない? 仮に大丈夫だと思っていても、不安は感じちゃうじゃん? つまりそういうことなんだよ。

だが、これでもう一切心配いらない。書簡の内容に加えて、その書簡を届けにきた使者というのが楊端和の右腕的存在である『バジオウ』であることも、彼女らの言うことが嘘でないことが能力を使わなくても分かる。まぁ、結局は能力を使用したんだけど(結果は同じであった)。

 

 ようやく心にあったしこりがなくなったわ~♪ これの所為で仕事が増えるわ心労が増えるわで、昨日まで‶夜のお楽しみタイム″も出来なかったからな~。これでようやくスッキリした! 

 そうと決まれば善は急げというわけで、速攻で今日の夜伽の相手を決めにかかる。無難に冥さんでも良かったのだが、この件で図らずも禁欲生活をすることとなっていたため大分ムラムラしており、今日は複数人を雑に食い散らかしたい気分なのだ。それも出来るのなら『処○』を、だ。誰にしようかと考えた後、俺は2つの条件に合致する女たちを思い出した。

 

 その女達というのは、『青(せい)姉妹』だ。彼女たちは『斉国』からやって来たばかりであるため、まだ俺も手を出していない。その上彼女たちは四姉妹のため、複数人という条件も満たしている。それに俺の下の息子が『そいつらを○せ』と告げてきている。

 ……よし! 今日の相手は『青四姉妹』で決定だ! 早速そのことを今日の付き人である‶羌象″に伝えると、すぐさま後宮の主である冥さんと『四姉妹』の元へと走っていった。挨拶の際に一度見ただけだけど、宮女として派遣されるだけあって四人共美人だ。その四人をこの後自分のモノに出来ると思うと、今からでも気分が高ぶって来る。

 

 

 

 ああ、因みに書く必要がないとは思うけど、四姉妹が来るまでまだ時間があるので暇つぶしついでに楊端和が秦王を助けた理由を書いていこう。

 バジオウが言うには楊端和が手を貸したのは、かつて秦と結んだ盟と完全にケリを付けるためだったらしい。何でも『穆公』と‶盟″を結ぶ際に『山の民』は、馬肉への恩を返すために『我々は秦が危機の場合には、必ず助ける』と宣言していたらしい。そしてそれを秦王が文献を調べて知っていて、そのことを持ち出してきて手助けを乞うたとのこと。楊端和は常識やならわしなどに縛られない者であるが、『穆公』のことに関してはその限りではない。

 ただ、当然それだけで楊端和は手を貸さない。彼女は手を貸す条件を付けたとの事。その条件は色々あったとのことで重要な事のみ記すと、『これを機に完全に我々との‶盟″の解消すること』、『金輪際山の民の領土に侵入しないこと』、『王宮を奪還出来たら、報酬を寄こすこと』といったことを条件に出したとのこと。秦王の側近は『あまりにも条件が多すぎる!』と叫んだとのことだが、背に腹は代えられない秦王はその条件を受け入れたとの事。そういった経緯があり、楊端和は王宮奪還の手助けを決めたようだ。

 因みに、楊端和が提示した条件の一つである報酬については、現代の金額で表すと数億円ほどのものとなるらしい。相手が絶対に断れないことを分かった上で言っていると考えると、やっぱ楊端和はしたたかな女である。ホント、楊端和が敵じゃなくて良かった。

 

 

 

 ——お! どうやら羌象が、『青四姉妹』を寝室まで連れて来てくれたようだ。さてと、それじゃあ今日の日記はこれくらいにしておくか。

 

 久しぶりの○ックスだから、思う存分楽しませてもらうとしよう! 

 

 さぁ、戦(○ックス)のはじまりじゃぁぁああああああああああああ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ————そういえばバジオウが去り際に、『端和様はもう直ぐ‶山界″を制覇される。あの‶約束″を叶える刻(とき)が迫っているから、準備をしといた方が良いと思うぞ。』って言ってたけど、‶約束″って何のことだっけ?

 

 

 

 

 

 

 





 ここからはおまけです。



【『青四姉妹』の情報】
◎元ネタ:アイドルマスターシンデレラガールズの『トレーナー姉妹』
◎それぞれの名前
・長女:『青 麗(せい れい)』 (青木 麗/あおき れい)
・次女:『青 聖(せい せい)』 (青木 聖/あおき せい)
・三女:『青 明(せい めい)』 (青木 明/あおき めい)
・四女:『青 慶(せい けい)』 (青木 慶/あおき けい)
◎設定
~『斉国』の名家の出身。表向きは友好を示すために送られて来た姫たちだが、裏の目的として『趙王(趙奎)』に関する情報を得て本国へ伝える‶間者″としての役割もある。しかし、裏の目的は『後宮』に来る前から【諜報部隊】により、郭開や冥、趙奎の側近たちには知られている。そうとは知らずに趙へのやって来た四姉妹は、冥からの『歓迎のお茶会』に誘われて参加する。そのお茶会にて、冥が用意した『趙奎の唾液入りのお茶』を飲んだことで催眠状態となる。その状態で冥お付きの女官たちの手により、24時間に渡り性感帯を開発されながら『貴女は大王様の奴隷。貴女は大王様の奴隷。貴女は大王様の奴隷』と耳元で囁き続けられたことで、趙奎への愛(?)と忠誠心(?)を心に刻みつけられた。その後に何も知らない趙奎により、四姉妹は○ーメンを○出しされたことで完全に雌○隷(狂信者)となってしまう。
 因みに、四姉妹の実家の方も、後に郭開が『唾液入りのお茶』や『唾液入りの酒』を飲ませたことで同じく狂信者となってしまう。



【転生特典の裏能力】
◎『神力』
~体液(唾液や汗、血、○ーメンなど)を摂取させることで、相手を催眠状態にすることややる気・忠誠心を上昇させたり、摂取した者を狂信者へと変えることが出来る。



【趙奎の体液の収集方法】
~○ックス後のベッドシーツに付着したモノや趙奎が鍛錬時に着用した汗付きの服、趙奎が使用したコップなどの食器類に付着した唾液などから集めている。



【現時点での原作改変要素(予定)】
◎信について
・生まれが『秦』ではなく『趙』
・原作開始(紀元前245年)時点での年齢が『14歳』ではなく『15歳』
・性別が『男』から『女』への変更
・オリ主に惚れている

◎飛信隊について
・初期メンバーが趙国出身となっている

◎漂について
・生まれが『秦』ではなく『趙』
・原作開始(紀元前245年)時点での年齢が『14歳』ではなく『15歳』
・性別が『男』から『女』への変更
・原作では死亡しているが、今作では生存している
・副長として、羌瘣の代わりに飛信隊に所属している
・オリ主に惚れている

◎蚩尤族について
・オリ主(趙奎)に全氏族が忠誠を誓っている
・オリ主直属の部隊(暗殺兼護衛)となっている
・幽連を含めた原作開始時の『蔡』の参加者は生存している
・オリ主直属となってから『蔡』の内容が、『殺し合い』から『試合』となっている

◎羌象
・原作では死亡しているが、今作では生存している
・オリ主に助けられたことで、彼に惚れている(狂信者並)
・オリ主の女官(護衛)をしている

◎羌瘣
・飛信隊に入らず、オリ主の女官(護衛)をしている。
・姉(羌象)を助けてもらったこととオリ主の剣技を見たことで、オリ主に惚れている(狂信者並)

◎幽連
・原作では羌瘣により死亡しているが、今作では生存している。
・蚩尤になっておらず、オリ主の女官(護衛)をしている
・オリ主の剣技(神力全開状態)を見たことで、オリ主に惚れている(狂信者並)




 どうだったでしょうか? これを読んで面白いと思った方は、『高評価』と『お気に入り登録』、『感想』のほど、どうかよろしくお願いいたします!

 それでは皆様、さようなら!




  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。