俺が趙王とか、重責すぎて胃が痛いんだが!? 作:カチコミ侍ニン任にん
どうもこんばんわ!
何故か最近筆の進みがやけに良いんですよね~。なんか良いことがあると、この後その分何か悪いことでも起きるんじゃないかとネガティブに考えています。
もう直ぐクリスマスですけど、その日も仕事があって泣きそうです。ハイ……。
——話が脱線しましたね。それでは本編をどうぞ!
➄ 表
□月××日
————づ、づかれた…………ッ
今日の仕事はマジでキツかった……。終わったころには既にてっぺん(0時)超えてるしさぁ。それもこれも廉頗のじいさんたちの所為だ! あのじじい共マジで許さん……!
え? 何で廉頗のじいさんの名前が出てくるかって? だってあのじいさんの癖字が酷過ぎて仕事が増えたんだもん!
元々軍人たちは癖字の奴が多いけど、廉頗のじいさんは輪に掛けてそれが酷いのだ。どれほどかというと、他の奴の癖字の書簡の訂正に1時間くらいかかるのに対して、廉頗のじいさんの書簡には2時間くらいかかる。即ち、他の奴の2倍ぐらい時間が掛かるのだ! しかも、それが一つや二つならまだしも十数巻にも及んでいるのだからキレたくもなるわ!
それに加えて、玄峰(げんぽう)のじいさんの書簡も、廉頗のじいさんのとは別の意味で酷いモノなのだ!
玄峰は軍師という文官よりの人間であるため、廉頗のじいさんのように癖字はなく、むしろ丁寧でとても読みやすい。じゃあ何が酷いのかというと……とにかく書いていることが細かくてとんでもなく文字が多いのだ!
特に軍略に関する報告が酷くて、『~が得意な相手だから、~の策を使って勝利した』という感じでこっちはいいのに、相手の過去数年の戦歴も書いているわ、自分の練った戦略のどういった部分に拘っただとか、相手がどういった対応をしてきたのかということに加えて、それに対する玄峰目線での評価と改善案、そして保険として考えていた策のことまで書かれているため、玄峰からのたった一つの戦争の報告書だけで50巻以上にも及んでいるのだ。もっと削れよ! 書簡だってタダじゃねぇんだぞッ!? と叫びたくなるぐらいには、文字が多くて辟易してしまうのだ。
以前に他の【廉頗四天王】の3人にそのことを伝えたことがあるのだが、輪虎(りんこ)は2人が恩人であることや自分が報告書を書きたくなくて言ってくれないし、介子坊(かいしぼう)は生粋の武人だから自分は上手く書けないから任せてるって言うわ、唯一の希望である姜燕(きょうえん)も前線と司令部、王都を行き来していて報告書を作る時間がないわで、結局どうすることも出来ずにこっちが頑張って解読して修正しているのが現状である。
だがしょうがないと分かっていても、愚痴が出てくるのは止められない。どうしてあんなに極端なんだよ。2人いるんだから、協力して丁度いい報告書作ってくれよ。李牧や趙峩龍、趙荘、馮忌(ふうき)とかを見習ってくれよ……!
……ん? ちょっと待てよ。俺が今名前を挙げた奴らって、将軍は将軍でも全員『軍師』側の奴じゃなかったっけ?
………
……
…
——あれ? ひょっとしてこれって、マズくね? 確かに性格面や戦闘面は問題ないとしても、勉学方面があまりにも雑になってきてないか? 数多くいる純粋な武人の将軍たちの中でまともな報告書作っているのって、『公孫龍/こうそんりゅう』や『李白/りはく』、『正骨/せいこつ』とかぐらいしかいないんじゃね?
——よーし! 今日はもう寝るぞ~! 俺はな~んにも気づいてない! 軍部の勉学方面のヤバさになんかこれっぽっちも気づいてないからな~!
それじゃあお休み~~~~~!!
□月△△日
正骨ゥ……やっぱりお前が、ナンバー1だ……ッ!!
何で俺が某戦闘民族の王子のようなことを言っているのかというと、今挙げた正骨が戦果を上げてくれたからだ。
実は俺たち趙は、数日前から『斉国』からの侵攻を受けていたのだ。『斉国』は俺の国である『趙』から見て東側に位置している国で、ここ数年ほどは大きな戦をしてこなかった。だが、俺たちの意識が最近『魏国』や『楚国』に向けられていることを察した『斉国』が、隙を突いて大群で侵攻をしてきたのだ。その数は何と10万であり、その総大将は最近名を馳せている『犀弧呂/さいころ』という将軍だった。何でも犀弧呂とかいう奴は攻め偏重の武将であり、そいつが先頭に出たら相手の陣形はあっという間に崩壊するほどの攻撃力があるらしい。
その報告が入った際には、城のいくつかは奪われてしまうことを俺は覚悟したね。
だって先程述べたように俺たちの意識は『魏』と『楚』の2か国に向いていて、『斉国』方面には最低限の人数しか配置していなかったからだ。それに武将においても、『正骨』以外に名の通った将軍がいなかった。そのため俺は奪われることを前提として、援軍の編成を急がせていたのだ。
だがそんな時に、俺が驚愕する情報が入って来た。それは、『前線の城に駐在していた正骨が、その城の全軍に加えて周辺の城の軍も受け取って野戦を仕掛けた』というものであった。それを聞いた時には『あいつ正気かよッ!?』って強く思ったよね。だって周囲の城の軍を足したとしても正骨が率いてる軍は4万足らずであり、犀弧呂とかいう奴の軍10万とでは3倍近くの差があったためだ。
いくら守備に自信のある正骨だとしても勝つことは不可能であり、精々何日か敵軍の足を止めてくれるのがやっとだと思っていた。そのため俺は援軍の編成を更に急がせていたのだが、それから2日後に来た前線からの報告を聞いて俺は再び驚かされることとなった。なぜなら、俺が勝てないと読んでいた正骨が、何と俺の予想を裏切って10万の斉国軍を返り討ちにしてしまったからだ。しかもただ勝っただけでなく、斉国軍の総大将である犀弧呂の首を討ち取ったというのだ。
これにはマジでびっくりしたわ。だって兵力差3倍だよ? 普通3倍の敵に勝つなんて予想出来へんやん。しかも勝ち方が、真正面からぶつかって相手の攻勢が弱まった時に反転攻撃に出て、敵本陣まで突っ込んでその勢いのまま犀弧呂の首を叩き落したというのだから、もはや『意★味★不★明♪』である。
まぁでも正骨が頑張ってくれたおかげで、俺たちの被害は彼が率いて戦った兵士たちだけで、民や城には何も起きなかったのだから感謝してもしきれない。正骨を斉国方面に行かせておいてホントに良かった!
というかかなり今更だけど、正骨って本当に優秀だな。見た目は『万極』並にヤバそうな雰囲気プンプンだけど、性格は滅茶苦茶良くて武芸も秀でていて、文字もキレイで政治もある程度出来て兵たちや民からも慕われているという、マジで見た目以外は完璧と言っても過言ではない奴だ。その上趙国への愛国心も高く、こんな俺に対しても王族だからと忠誠を誓ってくれている。
……こんなん惚れてまうやろッ!! もしも俺が女に生まれていたなら、迷いなく正骨の妻に立候補していたな。
……話が脱線したな。
まぁとにかく、正骨の奮戦のお陰で斉国との戦争は終わったわけだ。これで少し落ち着くことが出来る。ここ数日はそのことでバタバタしてて『夜のお楽しみ』は勿論のこと、ゆっくり休むことすら出来なかったからなぁ~。
……ムムッ! いけねぇ。もう禁欲から解放されると思ったら、下のムスコが元気になり始めやがった。まぁでも戦争も終わったわけだし、もう我慢しなくてもいいよな? いいだろ? うん! いいに決まっている!
さ~て、それじゃあ今日は誰を呼ぼうかねぇ~♪
………
……
…
——あっ! そういえば今日って、後宮の今年の予算を決めるために、『祇步(しほ)』さんが後宮に来てたんだ! あっ、祇歩さんってのは、【後宮】の後ろ盾をして権力を振っている【五摂家/ごせっけ】という5つある名家の一つである『西(せい)家』という家の現当主であり、俺の妾でもある女性のことだ。
最近はお互いに仕事が忙しくて○ックスどころか顔を会わせることすらなかったけど、こんな時に来てくれているなんて正にグッドタイミングである。
——よし! 今日は祇步さんでスッキリさせてもらうとするか! そうだ! どうせなら娘の『摩歩(まほ)』と『深歩(みほ)』の2人も呼んで久々の4○としゃれこみますか!
そうと決まれば……お~い! 羌瘣~! 祇歩さんと摩歩、深歩の3人呼んできてくれ~~~!!
これでよしっと! うん? 娘の『摩歩(まほ)』と『深歩(みほ)』は俺の子供じゃないのかって? 自分の子供に手を出すなんて、倫理的に問題あるだろうって? 大丈夫! 2人は俺と血は繋がっていないから何の問題もない! だって祇歩さん未亡人だから!
…えっ? 未亡人を呼んで○ックスするのも、それはそれで問題だろうって? いいや、全く問題ない! 何たって後宮は俺の支配下だから、俺がOKと言えばOKなのだ! それにちゃんと本人から同意も得ているし、何ら問題ないのだ。勿論、摩歩と深歩の2人も、現当主である祇歩さんからの命令だから宮女になったのではなく、自らの意志で俺の元へとやって来てくれている。
それに……あんまり言いたくないけど、俺の親父なんて相手の意見関係なく妻が存命の奴に手を出すわ、ショタに手を出すわでやりたい放題だったから、それと比べたら俺なんて遥かにマシであろう。
まぁとにかく! 俺が祇歩さんら家族と○ックスするのは、何ら問題ないというわけだァ!
おっ! そうこうしている内に、羌瘣が3人を俺の寝室へと連れて来てくれたようだ。それじゃあ、日記はこの辺にしてそろそろ行くとしますか。
ふふふっ♪ 今日は正骨のお陰で、楽しい夜を過ごせそうだ♪
ありがと~~~、正骨~~~~~!! 俺もこっちで、趙王としての役目を全うするぞ~~~~~!!!!
【オリキャラ武将情報】
◎元ネタ:ワンピース
◎名前:『正 骨/せい こつ』(Tボーン大佐)
◎性別:男
◎年齢:46歳
◎異名:『‶不落″の正骨』
◎役職:趙国の将軍 兼 『斉国』方面の指揮官
◎武器:ロングソード(約2m)
◎ステータス
・武力:85+α
・指揮:84+α
・知力:80
・政治:72
・根性:95+α
・運:85+α
◎特殊能力
・『逆境魂/ぎゃっきょうだましい』
~追い込まれるほど『武力』・『指揮』・『根性』・『運』の数値が上昇する。また、近くにいる味方のステータスも上昇させる。
・『最前線/さいぜんせん』
~戦の前線にいることで、『武力』・『指揮』・『根性』・『運』の数値が上昇する。また、近くにいる味方のステータスも上昇させる。
◎設定
~『斉国』方面に張っている将軍。骨ばった長身痩躯と相まった異様な見た目から醸し出される陰鬱な雰囲気とは裏腹に、他者の幸福を第一に行動する『自己犠牲の精神』が溢れる実践者。愛国心がとても強く、‶侵略者″に対しては『絶対に負けない』という精神で戦うため、どんなに怪我を負ったとしても立ち上がって戦い続ける。そのため『斉国』の武将たちからは、『‶不落″の正骨』の名で恐れられている。また、力を持たない人々に安心の日々をもたらすために戦う姿から、部下たちは勿論のこと民たちからも深い尊敬の念を寄せられている。
今まではこれまでの無茶な命令の数々のせいで愛国心は高くとも『趙の王族』に対しての忠誠心はそこまで高くなかったが、オリ主(趙奎)と出会い民への慈悲深さや戦場にて武将と共に最前線にて戦う姿を見て、『この方に仕えるために自分は将軍になったのだ』と思うようになる。原作開始の3年前に趙奎が趙王となったことで、更に忠誠心が高まっている。その後に趙奎から『斉国』方面の前線に派遣されたことで、不退転の意志で日々役目を全うしている。
【五摂家/ごせっけ】
~趙の後宮の後ろ盾として、絶大な権力を有する5つの家、『西(せい)家』・『草(そう)家』・『橘(きつ)家』・『薙(てい)家』・『雪(せつ)家』の総称。
【オリキャラ『西家』の情報】
◎元ネタ:ガールズ&パンツァー
◎名前
・現当主:『西 祇步/せい しほ』(西住 しほ)
・長女:『西 摩歩/せい まほ』(西住 まほ)
・次女:『西 深歩/せい みほ』(西住 みほ)
◎設定
~後宮の後ろ盾として絶大な権力を有する5つの家、【五摂家】の一員。『西祇歩』は『西家』の現当主であり、『西摩歩』と『西深歩』の母親。元々次の『西家』の当主は祇歩の兄が継ぐ予定であったが、前当主(祇歩の父親)と兄家族が旅行中に事故により亡くなったことで、彼女が継ぐこととなる(夫は10年ほど前に亡くなっている)。だが、周りは‶女″が当主となったことに納得しておらず、それにより人が離れたりなめられたりしたことで、以前よりも家の力が落ちてしまう。そんな時にオリ主(趙奎)が後宮勢力を味方にすべく命令をしていた郭開の手助けを受けたことで、以前よりも家の力が強くなっていった。実際に会うまでは『趙奎も自身が‶女″で味方にしやすいと思ったから手助けされた』と、祇歩は考えていた。しかし、実際に会って神力を目にした上で優秀だから手助けしたことを知ったことで、完全に彼の信者(狂信者)となる。
摩歩と深歩については、母親と『家』のことを助けてくれた趙奎への恩があって好感度が元々高いのに加えて、実際に会った際に神力(微)を目にした上で『綺麗だ』・『期待している』などと自分たちを褒めてくれる言葉を聞いたことで、一目ぼれする。そして、宮女となって夜伽に呼ばれて抱かれたことで、完全に彼の信者(狂信者)となる。
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