リト「わるいな和壱、親父の買い出しに付き合わせて」
和壱『気にすんな!オレも暇だったし』
和壱とリトは、マンガ家であるリトの父親に画材の買い出しを頼まれていた。
和壱『頼まれた物はこれで全部だな』
リト「じゃあ、そろそろ帰るか」
帰る途中、リトの視界にたい焼き屋が目にはいる。
リト(そういえば、ララがザスティンが来るって言ってたな。
親父が世話になってるし、たい焼きでも買って帰るか)
リト「たい焼き買うけど、和壱も食べるか?」
和壱『そうだな。ちょうど小腹が空いてたところだ』
リトはたい焼きを買い、ふたりは食べながら歩く。
和壱『モグモグ・・・うまいな!このたい焼き』
リト「そうだな・・・ん?」
黒いドレスのような服を着た長い金髪の少女が、リトのたい焼きを見ている。
その視線に気づいたリトは足を止める。
和壱『どうしたリト?』
リト「なんかあのコ、オレのたい焼きを見ているような・・・」
和壱『(なんか変わった格好してるな)たい焼きが欲しいとか?』
リト「そうかな?」
リトは金髪の少女に近づき
リト「もしかして、たい焼きいる?」
金髪の少女はたい焼きを受け取り、食べる。
リト(ホントに食べた)
「・・・地球の食べ物は変わっていますね・・・」
リト「へ?地球?」
少女はリトに顔を近づけ
「あなたが結城リト・・・」
リト「な、なんでオレの名前を・・・?/////」
「あなたを探していました・・・」
和壱(たい焼きをあげただけで、あんなに急接近されるとは、リトの奴なかなかやるな)
和壱がそう思っていると、少女の手が刃に変わっていくのがみえた。
和壱『あぶねぇ!リト!』
バキィ!
リト「どわぁ!?」
少女の変化に気づいた和壱は、瞬時にアドレイションを出して、そのパンチでリトを遥か彼方まで吹っ飛ばした。
「今のは、スタンド・・・?」
和壱『てめぇ、どういうつもりだ?』
和壱は少女を睨みつける。
「私は金色の闇。ある方から結城リトの抹殺を依頼された。いわゆる殺し屋です」
和壱『なるほどね。でもそれは不可能なことだ。なぜなら、ダチの命はオレが守る!』
金色の闇「でも、結城リトを吹き飛ばしたのは、あなたですよ」
和壱『あ!やべっ!そうだった!』
金色の闇「でも、私の邪魔をするというのなら、あなたも容赦しませんよ」
金色の闇の両手が再び刃に変わる。
和壱『勝負か?望むところだ!リトを殺す前にオレを殺してみな!』
金色の闇「覚悟はできてるようですね」
和壱『もちろんだ。・・・っとその前に』
和壱は周りを見回し
和壱『逃げるんだよお~』
金色の闇に背を向けて走り出した。
金色の闇「逃げた・・・待ちなさい」
金色の闇は、すぐに和壱を追いかけた。
和壱は金色の闇の攻撃をかわしながら、街の中を逃げまわっていた。
金色の闇「ちょろちょろと逃げまわらないでください」
和壱『逃げるのも作戦のうちなんでな』
逃げているうちに街の神社の広場まで来た和壱。
金色の闇「もう逃げ場はありませんよ」
和壱『そうだな・・・ここならいいか』
金色の闇に向かい合い、アドレイションを出す。
和壱『これはオレとおまえの勝負だからな。関係ない人を巻き込んじゃ駄目だろ?』
金色の闇「なるほど。それで逃げていたんですか?」
和壱『そういうこと』
和壱と金色の闇の勝負が始まる。
To be continued