キーンコーンカーンコーン
此処は柔道場。今は今日最後の授業の始まりのチャイムが鳴った所である。
「さて、今日、最後の授業でついに2年A組か…」
このヤムチャこと主人公、ヤムチャの能力を持っているだけあって、動体視力、身体能力、そして武術の技術が桁外れている。つまり、生徒の体の動かし方に的確なアドバイスが出来るのである。ヤムチャの顔でイケメンであることや、此処が女子校であることもあり、かなりの支持を受けていた。たった1日でかなりの進歩である。因みに内容は柔道である。格闘選手としてかなりの技術を持っている彼である。受ける生徒たちは実はかなり貴重な経験をしているのであった。しかし、この後は彼が一番恐れている2年A組の授業である。ここまで順調に進んでいる事が、ヤムチャな彼の不安を余計に煽る事になっている。
「絶対、まともに終わらんな。」
「先生ー!」
「ついに来たか。厳しい戦いになりそうだ。」
「先生、2年A組全員揃いました。」
「ご苦労、雪広。さて、じゃあ早速授業を始める。本日の授業は既に、柔道着だからわかると思うが柔道だ。このクラスは何人いるんだ?」
「31名で欠席が3人ですわ。」
「えっと?来てないのは…相坂とマクダウェルと絡繰か…丁度偶数だな。さて、じゃあ欠席は飛ばして体重順に並んで、ペアを作ってくれ。」
「イヤーん!先生のエッチぃ!」
「乙女の体重を聞くなんて〜!」
「もしかして、私達の事狙ってるの〜?!」
「セクハラだよぅ!先生ぇ!」
と、茶化しているのはこのセリフの上から、明石祐奈、柿崎美砂、早乙女ハルナ、椎名桜子の四人である。
「分かった、身長順で良いことにする。ただし、その犠牲としてお前ら四人は腹筋、背筋、腕立て伏せ各100回づつな。」
「ギャー!先生の鬼ぃ!」
「女の子なんだよー?!」
「うるさい!文句言ったから、罰としてメニュー全部二倍にするからな!」
「「「「ギャー!!!!!!」」」」
「よし、じゃあ先ずは体操から始めるぞ!ペアを組んだ人同士で柔軟体操をしてくれ。その後、5、6人1チームで5チーム作ってもらう。1ゲーム大体6分でやってもらう。」
と、こんな風に授業は進んでいく。途中、フォームの説明やタイミングの説明等を実際にやって見せ、言って聞かせてらさせてみせ、褒めてやる。という風に山本五十六方式で、進めていたがこれがバカレンジャー達にも理解しやすく好評であった。
(ううん。流石、原作組だな。できる奴がスゲーいるな。特に、古、龍宮、長瀬、桜咲は武闘四天王だけあるな。けど、何故か龍宮を見ると背筋が冷たくなるんだよな…何故だ?)
流石、ヤムチャである。あの経験を与えた人物を本能で警戒しているのだ。それ以外は特に問題もなく、授業は終わりを迎えた。が……
「さっき指名した四人は放課後必ずこの場所に来るように。もし、逃げたりしたら高畑先生に言って補習を早朝から三倍にして行ってやる。」
「「「「ヒィィ〜〜!!!!!!!」」」」
ーーーーーー放課後ーーーーーー
「ちゃんと三人とも来たな!此れから罰の筋トレを始める!先ずは腕立て伏せから!俺も一緒にやってやる!行くぞ!イーチ!ニー!サーン!…………………………………………199!200!よし、次は腹筋だ!行くぞ!イーチ!……」
「「「「もう勘弁して〜!」」」」
そして時は過ぎ、彼女らの体力と引き換えに終わりを迎えた。
「…200!よし、これで終わりだ!」
「はひぃ、助かった…」
「ハァ、終わった。何もかも…」
「ヒューヒュー」
「…この…鬼め……」
「よく頑張ったな、お前ら!よし!ご褒美に飯でも奢ってやろうか?」
「「「「マジで?!」」」」
「先生大好き!」
「いいとこ知ってるよ!」
「いっぱい食べるぞ!」
「でも取り敢えず休憩させて……」
「よし!じゃあオススメの店に行こうか!ちょっと準備してくるな。お前らも着替えたら校門まで集合な。」
こうして、ヤムチャの教師生活1日目の授業は終わった。そして、この後、思わぬ再開が待ち受けているのであった。