〜次の日〜
「というわけで、今日からみんなと同じクラスになる転入生の叢雲零夜君だ。お前ら仲良くしろよー。」
「よろしくおねがいします。」
「「「いやいやいやちょっと待てぇ!!!」」」
バトルロワイヤルの次の日、僕は今転入するクラスの2-3にいた。
「俺への質問は受け付けん。聞くんなら本人に聞くんだな。あ、お前の席あそこな。」
そう言い残して、先生は教室を出て行った
沈黙するクラスメイト達、それを気にせず僕は自分の席に向かった
「…よっ、お前転入生だったんだな。俺のこと覚えてるか?」
席に向かう途中話しかけてきたのは、バトルロワイヤルの時に戦った男子生徒のジョニーだった。
「…確か、ジョニーだったよね?」
「おっ、よかった。覚えてたか。んじゃ改めて…俺はジョニー・P・エイル。ジョニーでいいぜ。」
「叢雲零夜。よろしく。」
「おう。よろしくな。」
そう言って僕らは握手をした
「何かわからないことがあったらなんでも言ってくれていいぜ。」
「ありがとう。」
「おうよ。それじゃ、1限始まるからあとでな。」
ジョニーは自分の席に戻っていった
僕も自分の席に向かった
〜〜〜
〜side 潤羽るしあ〜
バトルロワイヤルの次の日、私の隣に席が一つ増えていた
「あれ、なんだろうこの机…?」
「おはようるしあ…どうしたの?」
「あ、フレア。おはよう。るしあの席の隣に知らない席が増えてるんだけど、フレア知ってる?」
「え?あ、ほんとだ。なんだろうね?誰か来るのかな。」
「さぁ…何も聞いてないしね。」
「あ、るしあー、フレアー、おはよー!」
そして次々とクラスメイトたちが登校していき、朝のホームルームの時間になった
ガララッ
「はいおはよう。お前ら席つけー。」
先生が教室に入ってきて、クラスメイトたちは席に着いた
「はーい、では今日はお前らに大切な話がある。」
「話?」 「なんだろう…?」
先生の言葉にクラスが疑問の声をあげる
「入ってこい。」
先生が教室のドアに向かって声をかけた
私達も声をかけた方を見ると、ドアが開いた
入ってきた人物に皆は声を失った
「叢雲零夜です。よろしくおねがいします。」
「というわけで、今日からみんなと同じクラスになる転入生の叢雲零夜君だ。お前ら仲良くしろよー。」
「よろしくおねがいします。」
「「「いやいやいやちょっと待てぇ!!!」」」
教室に入ってきたのは、昨日やったバトルロワイヤルの生き残りの人だった。
(え?ていうことはもしかして…!?)
私は自分の隣にある空席を見た
(い、いや、まさかね。まさか…。)
「あ、お前の席あそこな。」
先生が私の横にある空席を指差した
(やっぱりー!?)
〜〜〜
「…。」
(うー、どうしよう…!何か話したほうがいいかな!?話しかけるにしても何を話したらいいの!?)
隣で話をしている生き残りを横目に私は顔を俯かせて考えていた。でも一向に考えても考えがまとまらなかった
(こうなったら、助けを呼ぼう!)
私は席を立ち上がり、ある人の席に向かった
〜〜〜
「というわけで、助けてみんな!」
お昼休み、私は友達に助けを求めた
「助けてって言われても…どう助ければいいぺこ?」
「どうって…なんて言えばいいのか一緒に考えてよ。」
「考えてって…普通に話せばいいじゃん。軽く自己紹介して、これからよろしくねって言えばそれでいいでしょ?」
「その後何か会話が発展するかもしれないじゃん!」
「流石にそこまでは助けられないよ〜。未来予知しろって言ってるようなもんじゃん。」
「あとは成り行きしかないんじゃないですか?というか船長昨日その人に倒されたんですけど…。」
「ええ〜?ね〜え〜、どうにかならない〜?」
私は友達たちに泣きついた
「はぁ〜…別に手伝うのはいいけど、この先隣の人と接する機会は増えると思うし、私たち無しで喋れるようにならないと後々きつくなってくると思うよ?」
「うっ…でも…。」
「でももへちまもない!ほら行くぺこよ!」
「ちょっ、ちょっと!?」
私はぺこらに背を押されながら向かった
〜〜〜
〜side 叢雲零夜〜
お昼休み、僕はジョニーに誘われて食堂で一緒に昼食を食べていた
「叢雲のおかずうっま…お母さんに作ってもらってるのか?」
「自分で作ってるけど…ジョニーのおかずも美味しいよ?」
「いやお前のが美味いわ。どうやったらこんなにできんの?」
「普通に作ってるつもりなんだけど…。」
「ええ…。」
その後もちょっとした雑談を繰り返し、食堂を出た
〜〜〜
教室に戻る途中、前から女子数人が駆けてきた
「ちょっといいかな!」
「し、白銀ノエルさんと不知火フレアさん!?」
「ごめん、ちょっと彼借りてくよ!」
「はい!お好きにどうぞ!」
「えっ、ジョニー!?」
「ありがとう!それじゃあいくよー!」
「ちょっ、ちょっと!?ジョニー!?」
「悪いな叢雲、また教室で会おうぜ!」
僕は女子2人に背中を押されてった
〜〜〜
〜ホロライブ学園 2-3〜
「連れてきたよー!」
「おう、お疲れぺこー。」
「えっと…?」
僕は女子2人に教室の自分の席に連れてこられた
「ほらるしあ。」
「う、うう…?」
「それじゃあごゆっくり〜。」
「ちょっ、ちょっとお!?」
他の女子は自分の席に戻って行った
「あいつらぁ…!」
「…あの、隣の席の人ですよね?」
「はっはい!潤羽るしあと申します!はい!」
「叢雲零夜です。よろしくおねがいします。」
「は、はい!よろしくおねがい、します!」
僕は手を差し出した
「…えっ、と…?」
「握手ですけど…。」
「あ、ああ!」
潤羽さんも手を差し出して、握手をした
「と、隣の席だから、な、なんでも、聞いて、欲しいなあって!」
「…じゃあ、遠慮なく頼りますね。」
「う、うん!任せて!」
・・・
我は汝、汝は我・・・
汝、新たなる絆を見出したり・・・
汝、『恋愛』の力を得たり・・・
我ら、汝に新たなる力の祝福を与えん・・・』
・・・
僕は手を離し、自分の席に座った。
少ししたらチャイムがなり、午後の授業が始まった
潤羽るしあ
アルカナ→『恋愛』ランク1
感想、コメントお待ちしております。