【カオ転三次】東京の片隅で足掻く   作:Sagitta

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感想、評価ありがとうございます。


★ガイア連合山梨支部新人スレ part xxx

 

236:名無しの転生者

はじめまして、今日ガイア連合に所属することになりました。

新参者ですがよろしくお願いします。

 

238:名無しの転生者

おお、新人か堅くならずにええんやで

 

240:名無しの転生者

何か自己紹介してもらっても大丈夫?

 

244:名無しの転生者

どこ住み?覚醒してる?てかシキガミもってる?

 

248:名無しの転生者

>>244

カスみたいな質問の仕方で草

今日所属でシキガミ持ってるわけ無いだろ

 

250:名無しの転生者

東京在住でサマナーの、29歳の男です。関東メインで活動してました。

シキガミってアニメキャラみたいなアレっすよね、まだ持ってないです。

 

252:名無しの転生者

へー、覚醒済みってのはちらほら居るけどサマナーやってるのは珍しいかも

 

255:名無しの転生者

東京って悪魔とか少ないって聞いてるけど実際どうなん?

 

256:名無しの転生者

東京だと根願寺が取り仕切ってるみたいだけどどんな感じ?

 

258:名無しの転生者

動物型とか武器型のシキガミも居るから……

コテハンつけてもらった方が良いかな

 

260:十文字

コテハンはこんな感じで大丈夫ですか?

東京は悪魔の自然発生は少ないけど、霊能絡みの事件は多いですね。

警察とか地方の名家からの依頼の仲介みたいな感じっすね。

 

261:名無しの転生者

十文字って本名?やめといたほうがいいんじゃない?

 

263:名無しの転生者

レベルとかスキルとか聞いてもいい?

 

266:名無しの転生者

しばらく山梨に居るのかな?今後の目標とかある?

 

268:十文字

いや、あだ名みたいな感じかな。

急ぎで来たんで一旦帰るけど、戻って来る予定です。

さっきショタオジと霊視ニキに見てもらったんすけど、

Lvは26でスキルはジオンガ・マハジオ・雷の乱舞・ムド・マハムド・二分の活魔・電撃鋭化・呪殺耐性でした。

 

271:名無しの転生者

ちょっ、マジ?

 

272:名無しの転生者

これは強い(確信)

 

275:名無しの転生者

ガチガチのガチで草

 

277:名無しの転生者

新人の姿か?これが?

 

280:名無しの転生者

面倒見たろ、とか思ってた自分が馬鹿みたいじゃん

 

281:名無しの転生者

シキガミもガイアカレーもなしでしょ?

そこまで上げられるもんなん?

 

285:十文字

スキルにはなってないけどアギ・ブフも準備すれば使えますね。

他の悪魔は難しいけど、屍鬼なら使役できるからそれを使い潰しながらって感じ。

 

286:名無しの転生者

えぇ……

 

289:名無しの転生者

ネクロマンサーってコト!?

 

291:名無しの転生者

こんなのが居るとか東京は怖いっすね

 

294:名無しの転生者

屍鬼だけって何か悪魔と契約してない?

 

297:名無しの転生者

修行用異界でゾンビ見つけたら普通に殴っちゃいそう

 

301:霊視ニキ

ちなみに俺と大して変わらんぐらいの強面だからな、コイツ

十文字の呼び名も顔の傷跡からきたものみたいだし

 

304:名無しの転生者

嘘でしょ、霊視ニキぐらいってもう反社じゃん

 

306:名無しの転生者

霊視ニキ!?

 

310:名無しの転生者

そんな情報教えなくていいから…

 

313:霊視ニキ

そうだ、ショタオジが呼んでるから

さっきの部屋まで来てくれ

 

314:名無しの転生者

早速やらかした感じ?

 

317:名無しの転生者

情報量オオスギィ

 

318:十文字

いや、屍鬼しか使役できないってことでそこら辺見てもらってたんだよね。

あの人には勝てる気がしないし、同格ぐらいの人もいたし凄いよ、ここは

 

319:名無しの転生者

いや、ガチの修羅勢と比べられてもな

 

321:名無しの転生者

ショタオジはショタオジだけど、修羅勢が比較対象になるのがおかしいって

 

322:十文字

案内が来たんでそろそろ行きますね。

また何かあればよろしくお願いします

 

325:名無しの転生者

文面と情報が一致しないんだが

 

326:名無しの転生者

新人、あまりにも大型新人過ぎない?

 

330:名無しの転生者

対面したときに話せるかな、無理かも

 

333:名無しの転生者

オレも霊視ニキに会ったときクソビビったからナカーマ

 

334:名無しの転生者

ガイア連合がまた一歩、原作のガイアに近づいてしまった……

 

338:霊視ニキ

おい、覚えとけよ

お偉いさんとのやり取りで文面だと堅くなっちまうらしいな

 

342:名無しの転生者

へー、レベル26でも書類からは逃げられないんすね

 

344:名無しの転生者

あまりにも濃い新人だった……

 

346:名無しの転生者

どんなシキガミ作るんだろ

 

347:名無しの転生者

ゴリゴリのオタク趣味だったらおもろいな

 

349:名無しの転生者

それは草

 

 

 

 

 

霊能者としての強さに自信を持っていた。

そこらの悪魔やダークサモナーなら蹴散らしてきた、メシア教や大型異界は厄介だが、それは相手の数が多いからだ、サシでやるなら負けない。

星霊神社に入ったときも、中にいる多数の覚醒者を見たときも、「俺は強い」そう驕っていた。

その自信はその青年−通称ショタオジ−を見たときに消し飛んでいた。

 

星霊神社の一角、スキルが使用できるよう結界がしかれた空き地の横に建てられた小さな建屋。そこで立ちすくむ俺にショタオジが声をかける。

 

「そんなところで立ちっぱなしなんて何かあった?立ち話もアレだし、座りなよ。」

 

「いや、改めてあんたを見て、ここまで強いやつが居るのかって思ってね。正直に言うとさ、自分のこと結構強いって思ってたんだよな。」

 

「そうだね。基準にもよるけど、現状地上に出てこれる悪魔よりは強いんじゃない?

これからのメシア教とか異界とかを考えると不安なのもわかるけどね。」

 

「ああ、そうだな。

悪いな、こっちからお願いしてるのに。」

 

「いや、かまわないよ。さっきの掲示板でウチのノリはわかったんじゃない?あんまり堅苦しくしないでいいよ。君もガイア連合の一員さ、何でも言ってよ。」

 

「そうは言ってもな。

まあ、アンタがそう言うなら、甘えさせてもらうか。」

 

【屍鬼】しか召喚できない、ショタオジにそんな悩みを伝えると解決のため時間を割いて面談してくれることとなった。

ショタオジが現状抱えてるであろう作業量を考えると、これぐらいは大した事ないのかもしれない。

 

「早速本題に入るんだけど、【屍鬼】なら使役できるんだよね?

さっき渡してくれた札を見てみたんだけど、術式が破綻してるところがあったんだよね。

召喚はできそうなんだけどね、使役はできないと思うんだけど。」

 

ショタオジはそう言いながら先ほど渡した札−ゾンビやモウリョウなど低位の悪魔の使役に使っているもの−を返してくる。

 

「え、そんなコトはないと思うんだが……

こないだ異界に行った時もちゃんと使役できたぞ。」

 

確かにいろんな系統の術式を混ぜるなど強引な部分もあるが、それでもちゃんと使えていたはず。思ってなかった指摘にそう狼狽える俺だったが、ショタオジに術式について解説してもらうと、確かに自分のミスだと納得することができた。

 

「じゃあなんで【屍鬼】限って使役できてるんだ?」

「心あたりはあるんだけど、実際に使役してるところを見させてもらってもいいかな?」

 

建屋から空き地に移動し、ショタオジの言う通りに悪魔の召喚を始める。

まずはゾンビを召喚し、ショタオジの使役する一反木綿のような式神−簡易式神と呼ばれているらしいがかなり高等な技術の代物に見える−と戦わせる。

簡易式神とゾンビが殴り合いを始めるが、レベルはあまり変わらないらしいがゾンビが押されている。聞くと簡易式神は物理耐性があるらしく−なんでそれが簡易何だよ−程なくゾンビが倒され虚空に消える。

その様子を見ていたショタオジだったが、納得できないのか検証を続けるようだ。

 

「うーん、ゾンビだと知能がないからなのかな?

なんか自分で考える知能はあるけど、使役できてるやつはいる?」

 

「居るけど、結構強いやつになるぞ。それにここは穢がれが払われてるから新しく召喚するんじゃなくて、前々から使役してるやつを呼び出すことになるけどいいかい?」

 

「ああ、それでも大丈夫だよ。」

 

「じゃあ、呼ばせてもらうぜ。」

 

懐から試験管のようなものを取り出しそのまま地面に叩きつける。そして試験管が砕けると中に封じられていた悪魔が姿を現す。その様子にショタオジが驚く。

 

「え、封魔管ってそう使うものじゃないと思うんだけど。」

 

「いや、これは封魔管じゃないんだ。モチーフにはしてるんだが使い捨てのパチモンみたいなものしか作れなかったんだ。

おい、そんなそんな顔しなくてもいいだろ、結構開発するの大変だったんだからな。」

 

「いや、うん。そのパチモンもそうなんだけどさ。何?【屍鬼:モムノフ】って。原作だと妖鬼だっけ?少なくとも屍鬼じゃなかったはずだけど?」

 

「おう、屍鬼しか使役できないからな、屍鬼になりそうな悪魔は屍鬼として召喚してるよ。他にはヨモツシコメとかレギオンとかがいるぜ。」

 

「うーん、そこら辺が原因な気もするけど、ちょっと君のことも見させてもらうね。」

 

ショタオジから感じる圧が高まる。見られている。太陽のような、そこにあるだけで周囲を圧倒する霊格がこちらを向いたのを感じる。あまりの圧力に息が止まりそうになる。

 

「オッケーオッケー、大体わかった。急に悪かったね。

悪魔と契約が原因かな、いや、向こうから一方的に加護を与えられたのかな?なんか心当たりあったりする?」

 

「いや、心当たりはないかな。」

 

「召喚周りの技術もそうだし、自分の現状把握ってことで暫くは修行コースかな。色々危なっかしいからね、相応の知識を身に着けてもらうよ。」

 

そうして地獄のような修行の日々が始まったのだった。

 

 

 




真っ当な書物は焼かれてるので、我流でやってきたんですがショタオジからストップが出ました。
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