不死身のウィザード   作:淫欲童子

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不死身のウィザード 10

俺は一通の手紙を見ていた

 

今度パーティーがあるから是非パートナーを連れて参加してくれとのことだ

 

パーティーの後でゆっくり話をしたいと

 

さてパートナーか

 

俺の立場のパートナーとは適当に選べるものではない

 

本当に仲がいい奴を連れて行っていいわけじゃない

 

現段階で見られるのは俺の女の趣味か何処の国と仲良くやっているか

 

今回の送り主から考えると答えは決まっているな

 

俺はとある部屋に行く

 

コンコンコン

 

「はい、不酒中佐!?えっとこの間はすいませんでした」

 

「いや、俺の方もすまなかった。実はその前のお詫びというほどでもないがパーティーに俺のパートナーとして参加しないか?」

 

「パーティーですか?」

 

「あぁ、実は高官達からパーティーに誘われていてパートナーがいなくて困ってたんだ、少し堅苦しくなるが美味しい料理を楽しめるくらいの感覚で来てくれて構わないんだが」

 

「えっと、私でいいんですか?ミーナ中佐やバルクホルンさんや坂本小佐の方が、それにパーティーならペリーヌさんの方が」

 

「俺が一緒に行くならリーネと行きたいと思ったからだ、迷惑だったなら他に頼むが」

 

俺は落ち込むように徐々に声のトーンを落としていく

 

「い、いえ!迷惑なんて本当に私でいいんですか?」

 

「あぁ、リーネがいいんだ」

 

「わかりました」

 

「パーティーは5日後だ、ドレスは明日採寸とかで店の人が派遣されてくるから予定を空けといてくれ」

 

「はい!」

 

リーネは恥ずかしそうにしかしどこか嬉しそうに笑う

 

俺は手を振り部屋を離れる

 

「すまんな・・・・・リーネ」

 

俺に今回求められているのはブリタニアもしくはその友好国と密接であり、かつマロニー大将が操作しやすい人物

 

つまり勝ち気だったり自信に溢れている人物はNG

 

とくにミーナ中佐は嫌われているからな、恥をかかせおってとか言ってたし

 

 

 

5日後

 

俺達は美緒、ミーナの呼び出しに合わせ司令本部にきていた

 

「話は以上だ、それと不酒君は参加してくれるそうだが君達も今夜のパーティーに参加するかね?」

 

マロニー大将は不満そうに一応聞く

 

「いえ、我々には任務がありますので」

 

「まぁ、いいのではないですか?今回は支援者も沢山くることですし」

 

「しかし、支援者に失礼があってわなぁ」

 

「失礼、閣下」

 

「どうしたね?不酒君」

 

「支援者の中にはウィッチを応援している方々もいると伺っております、その方々の相手をしていただくのはいかがでしょうか、彼女達から説得して貰えばより身近に感じて支援してくさるのでわないでしょうか」

 

「・・・・たしかにな、君達も最初だけでもいいから参加してくれたまえ」

 

「了解しました」

 

「しかし、不酒君もなかなか有意義な意見を出してくれるな」

 

「えぇ、彼には私も一目置いてましてな」

 

そう言いオッサン達の話が盛り上がる

 

日が落ちきった頃

 

俺達はパーティー会場を訪れていた

 

「うわぁ、リーネちゃん凄く綺麗!」

 

「そうかな?」

 

「リーネ、宮藤」

 

「「はい」」

 

「このパーティーはちょっと政治的な絡みがあるから基本的に飯を楽しんでろ」

 

「「わかりました」」

 

「一応、私か美緒が近くにいるわ」

 

「しかし、まさか我々まで参加させられるとはな、塹鬼どういうつもりだ?」

 

「ここで、上に媚びをうっておけば予算が戻るとは言わんが臨時支給が合ってもおかしくないだろ?」

 

「そうね、いい機会と捉えましょう」

 

「それと俺達は別で入らないとな、リーネ腕を」

 

「は、はい!」

 

俺はリーネと腕を組み会場へと向かう

 

「いやぁ、待っていたよ。不酒君」

 

「閣下、お招きありがとうございます」

 

俺は軽くお辞儀をすると

 

「ふむパートナーは・・・・・」ジロリ

 

マロニー大将は威圧的に見下ろすと

 

「・・・・・ヒッ」

 

リーネは萎縮してしまう

 

狙い通りだ

 

マロニー大将はその態度に満足したのか笑みを浮かべる

 

「リネット・ビショップ曹長だったね、君がまさか我が軍のものをパートナーにするとは思わなかったよ。てっきり扶桑の坂本小佐か宮藤軍曹とくるものとばかり」

 

「ハハハ、いやぁどうやら私はブリタニア子女に弱いようですなぁ」

 

「それは何よりだビショップ軍曹の事は覚えておこう、二人とも是非パーティーを楽しんでくれたまえ」

 

「ありがとうございます。閣下」

 

「勿論その後の方が楽しみだろうが」

 

「何をおっしゃいます。まずはここで吸いとって見せますよ」

 

「期待しているよ」

 

そう言い彼がさると別のものから挨拶がくる

 

「リーネ、向こうで美緒達が食事している一緒に食べて来るといい」

 

「はい、不酒中佐は」

 

「すまんな、今日は支援者とのパーティーなんだ今日で軍に対する支援とかも変わってくるからいろいろ挨拶しないといけなくてな有名税ってやつさ、料理をしっかり楽しんでくれよ」

 

「はい、ありがとうございます」

 

そう言いリーネは美緒達と合流し宮藤と楽しそうに話す

 

パーティーはダンスをするもの会話を楽しむもの等別れる

 

俺はお偉いさん相手に

 

ゴマをすりすり

 

手をもみもみ

 

縁組みの話はリーネでガードし何とかやり過ごす

 

そしてパーティーの前段は終わり、深い話やパーティーを楽しみたい人達の時間が始まる

 

つまり挨拶や牽制が一段落したということだここで仕事があるものや用を済ませたものは帰る

 

まぁここまででかなりの時間がかかっているがな

 

俺はリーネの方を見るとドレスのリーネだけ男に群がられ

 

軍服の三人は美緒とミーナがあしらって壁になっていた

 

「やれやれ、面倒が起きる前に対処するか」

 

俺はウィッチ達の元にいき

 

「お嬢様、よろしければ私とダンス等いかがですか?」

 

「ふ、不酒中佐!」

 

リーネは俺を見て俺の服を掴んでくる

 

「な、何だね君!今私が彼女を誘っていたのだよ!」

 

一人の男が顔を赤くしながら叫んでくる

 

「申し訳ない、ですが私もどうしてもこのレディと踊りたくて」

 

俺はリーネの肩を抱き抜けようとするが

 

「待ちたまえ」

 

俺の肩を掴む前に俺は手首を掴む

 

「これ以上何かあるなら紳士としてではなく軍人不死身の不酒として相手させて貰うが?」

 

「おいやめとけ、彼は扶桑の英雄だ揉めたらお前の家も立場が悪くなるぞ」

 

「ぐっ、ふ、不酒殿だったとはこれは申し訳なかった。どうやら酔いすぎたようだ」

 

「いえいえ、私も楽しいパーティーですとよく酔いすぎますのでお互い様ですな」

 

そう言いお互いにこやかに別れる

 

「全くなんのために美緒達を参加させたんだか、離れちゃダメたろリーネ、三人のところまで一緒について行ってやるから今度は複数で動け」

 

「すいません、トイレで少し離れたら囲まれてしまって」

 

「それで料理は楽しめたか?」

 

「はい・・・・・でもできれば」

 

「ん?」

 

「その、ダンスもしてみたいなと」

 

「おおせのままにレディ」

 

俺はリーネと一緒にダンスエリアへと行き軽く数曲リーネにステップを教えながら踊る

 

「ずいぶんと楽しそうでしたね不酒中佐?」

 

戻るとミーナがいい笑顔を向けてきた

 

「支援者には媚びをうれたか?」

 

「えぇ、何とか漕ぎ着けたわ」

 

「なら俺に感謝だな?」

 

「えぇ、そうね、私達が囲まれていても助けずにリーネさんだけを助けていたのならまだしも宮藤さんとリーネさんのガードのために私と美緒を利用していた本人はちゃっかりダンスを楽しんでいたのを見てもちゃんと感謝してるわ」

 

「悪かったよ、そろそろ用も終わったろ俺はまだ仕事があるからリーネの事頼んだぞ」

 

「あら、まだ何かあるんですか?」

 

「男同士のお付き合いだよ」

 

「はぁ、我々は先に帰還してますので」

 

俺は会場をでて一室で休憩していると

 

コンコンコンコン

 

「どうぞ」

 

「お迎えにあがりました」

 

「あぁ、行こうか」

 

俺達は裏口からこっそりとでると

 

車で移動する

 

「・・・・・」ふぅ

 

夜空を眺めながらタバコを吸い時間を潰す

 

そして

 

ようやく目的地に到着する

 

「こちらです」

 

俺はとある施設の中をいくと驚く

 

特殊な形をした機械

 

特殊な液体に入るコア

 

そしてこの規模を研究するには少ない人員

 

「驚いたかね?これが我々の研究しているものだ、扶桑からの投資でだいぶ進んだよ」

 

「えぇ、スペックとかも気になりますが実際これは確かに世界のイニシアチブを握りますね」

 

「あぁ、勿論だとも」

 

さて、どうするか

 

この危険なものを

 

「しかし、困りましなた時代が変われば資源問題が増えそうだ」

 

「確かになだからこそ君の味方を作れとの言葉は正しかった実際に完成したところで全ての鉱山を運営するのは現実てきではないからね、時間が掛かりすぎる、しかし二、三ヵ国利用すれば確実に世界を掌握できる、しかもデカイ貸しを与え実質君臨するのは我らだなぁ?不酒くん」

 

「えぇ、閣下、彼女達を餌にした魚はどうでした?」

 

「ぼちぼち釣れたな」

 

「役にたってくれて何より」

 

「しかし彼女達の人気をつかうのは面白くはなかったがな」

 

「使えるうちに使っておいて損はないのでは?彼女達は呑気に人気集めのパーティーだと思ってますし。ダンスでここちよく踊らせてあげるのはリーダーの勤めかと思いますが?」

 

「ふっ、たしかに君と話すのは本当に楽しいな不酒君」

 

「恐縮です」

 

「持ち出しは許可できんが、予想スペックは奥の部屋に用意してある、研究を見飽きたら奥でコーヒーでも飲んでいきたまえ、私はこれから支援者との席がある」

 

「感謝します閣下」

 

俺は見学し終えると書類の全てに目を通す

 

そして

 

「・・・・・」ニヤリ

 

俺はできる限りの時間を使い必要な書類を集める

 

コンコンコンコン

 

「ちっ・・・・・どうぞ」

 

「お迎えに上がりました。まだご覧になりますか?」

 

「・・・・・いや、充分みた。送ってくれ。」

 

俺は車で送られ

 

俺が基地に着いたのは早朝だった

 

俺は執務室に入ると資料やファイルに目を通していく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やがて朝がくると放送で皆が集められる

 

俺は徹夜で遊んできた雰囲気をだすように軍服を着崩す

 

「ふぁ~」

 

俺は頭をかきながら欠伸をして最後に入っていく

 

「全員そろいましたね?不酒中佐、お疲れなのもわかりますがもう少し身なりを整えてください」

 

「いやぁ、申し訳ないミーナ中佐。なにぶん昨日は楽しみすぎちまったから今日だけ見逃してくれ」

 

「はぁ、不酒中佐。それでは下に示しがつきません」

 

「寝てねぇんだよ。さっき帰ってきたばっかなんだ」

 

「・・・・・今日だけです。さて、昨日サーニャさんがネウロイを相手をしてくれた話は皆しっているわね」

 

「一度でたネウロイが再びでる可能性は極めて高い」

 

「えぇ、明日からは夜間戦闘を想定したシフトを敷こうと思います。そこでサーニャさん、宮藤さん、そして不酒中佐を夜間専従班とします」

 

「ちょっとまっター!!!」

 

「何ですか?エイラさん」

 

「なんで不酒中佐まで入ってンダ!!私が夜間専従班をヤル!」

 

「不酒中佐は固有魔法の都合上はずせません。参加は認めますので四人で行ってください」  

 

「グギギ」

 

エイラは俺を睨んで威嚇してくる

 

翌日のため俺はその日の夜も執務室に籠っていた

 

 

 

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