不死身のウィザード   作:淫欲童子

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不死身のウィザード 4

俺は挨拶を終えると三つ編み巨乳の美少女と宮藤の元にいく

 

「すまない、待たせたな」

 

「い、いえ・・・・・リネット・ビショップです。よろしくお願いします。」

 

少女は小さい声で挨拶してくると歩きだす

 

「あの、不酒さん。さっきはありがとうございました。私銃なんて持ちたくなくて」

 

「かまわん、それに助かったと思ったならそれは赤城の礼だとでも思っておけ」

 

「赤城の?」

 

「赤城には仲のいい奴等が多いし艦長とはガキの頃からの付き合いで親戚のおっちゃんみたいな付き合いだったからな、後でまた何か礼をさせてもらう」

 

「いえ、そんな!私何もできませんでしたし」

 

「初めての戦闘ネウロイと戦って応援到着まで時間を稼いだろ、美緒だけなら赤城は轟沈してたっていってたぞ。ありがとな」

 

俺は宮藤の頭をワシワシと撫でる

 

「わわっ!?」

 

それから俺達はビショップの案内のもと各自の部屋や浴場、食堂等を案内して貰っているとちょうどハルトマンの表彰の撮影が行われていた

 

「あれ何してるんだろう」

 

「ハルトマンさんの表彰式ですね。この前撃墜数が200機を越えたので」

 

「200機!?」

 

「隣にいるバルクホルンさんは250機ですしミーナ中佐も160基を超えているますし三人がいなければここもとっくにネウロイの占領下になってたと思います。」

 

「へぇ、みんな凄いなぁ」

 

「あの三人は軍人ならどこかしらで名前はきく連中だからなぁ」

 

「不酒中佐も凄い経歴だと思います。扶桑海事変で救国の英雄ですし不死身の撃墜王って言われてる程の英雄じゃないですか、各地で様々な戦果を挙げられているのは有名です」

 

「へぇ、不酒さん海外でも有名なんですね」

 

「有名なんてものじゃないよ!ストライカーが壊れていたら戦闘機でネウロイを撃墜して銃がなければ刀一本で撃墜して、たとへ撃墜されても次の出撃には何故かいる生きる伝説なんですよ!?しかも既に20歳を超えているのに現役で飛び続けてるなんていう伝説を更新中なんですよ?」

 

自分の国の人なのに知らないのと言わんばかりの剣幕で説明してくれる

 

「いやぁ、若い娘に伝説とか言われるのは何か照れくさいが悪くないなぁ、上層部のジジィどもが若い娘におだてられて喜ぶ気持ちがわかる日がくるとは」

 

ジジィどもが若い娘にデレデレして過去の武勇伝を語るのもわかる

 

「あ、すいません」

 

彼女は謝罪しながら恥ずかしそうに顔をうつむかせる

 

可愛いいな!ちくしょう!

 

「いやいや、こちらもそんな風に言って貰えて嬉しいよ」

 

「へぇ、みんな凄いなぁ。私治療しかできない」

 

「それでも凄いと思います。私は何もできないので」

 

そう言い次へ行こうと歩きだすビショップは

 

ゴンッ!

 

柱に頭をぶつけ

 

「すいません!すいません!」

 

柱に謝る

 

「リネットさん」

 

「・・・・」プルプル

 

俺は必死に笑いを堪える

 

そして、最初よりは口数が増え他のところを案内して貰い最後は格納庫で終わった

 

「よし、二人にはこれから飛行訓練をして貰う!」

 

「「はい!」」

 

「坂本少佐、私も参加して宜しいでしょうか?」

 

そこにクロステルマンが入ってくる

 

「おお、ペリーヌ。新人に混じって訓練とは感心だな!」

 

「は、はい」

 

クロステルマンは美緒に誉められ嬉しそうに頬を染める

 

これはあれか?百合か?ん~しかし美緒だからな、なんもなさそうだな

 

「しかしどうするか、私と塹鬼で見ようと思っていたんだが」

 

「え?俺も?」

 

「当たり前だ、後輩を育てるのも大切なことだ」

 

「いや、俺はこの後はもう勤務時間じゃないんだが」

 

「ならば尚更訓練するべきだろ」

 

くぅ~、訓練のサビ残!これだから軍隊はっ!

 

「なんなら、折角だし私と久しぶり模擬戦でもするか?」

 

美緒は挑発的にみてくる

 

「そうだな、なら模擬戦で二人は見とり稽古、その後で三人の訓練を見るのでどうだ?クロステルマンを見本にさせつつ俺、美緒で指摘ってとこか?」

 

美緒は満足そうに頷く

 

「ペリーヌ審判を頼む」

 

「わかりました坂本少佐」

 

俺達はそれぞれ準備をする

 

なんか軍服上位に短パンって糞ダセェ、長ズボンの素晴らしさよ  

 

俺は準備をして機体に足を入れるとコメカミから二本の角が出てくる

 

本当にこれのせいでヘルメットが被れなかったりして何度頭をぶつけて死んだか、ヘルメットは偉大な発明品である

 

俺の使い魔は牛だ、耳ではなくなぜか角がでてくるが

 

「腕は鈍ってないだろうな?」

 

「まぁ、最近出撃が少なかったからな。上層部的には今さら下手に死なれるより広報をしてほしいようだしな」

 

俺はペイント弾入りの銃を持ち、腰に刀を下げ、勲章まみれの軍服は邪魔なので上を脱ぐ

 

「準備はいいか?」

 

「お手柔らかに頼むぜ?美緒」

 

「ふん、それだけ軽口を叩ければ大丈夫そうだ」

 

そう言い美緒は発進する

 

「いや、ホントに手加減してくれ久しぶりなんだから」 

 

そして俺も発進する

 

俺は美緒を後ろから追いかける形だ

 

俺は美緒の後ろをとるように飛ぶが

 

美緒も左右上下に動きながら逃げる

 

「そろそろしかけるか」

 

俺は美緒の逃げ道を誘導するように数発撃って牽制すると

 

「甘いぞ!塹鬼!」

 

美緒は急上昇する

 

「あいにく俺もそれが得意でね!」

 

急上昇からくるのは燕返しだ

 

美緒は左からひねりこんでくるからな

 

俺は仰向けになると腹筋で上体を起こし射撃するが

 

「くっ!」

 

美緒はあり得ない機動で躱す

 

俺は魔眼を発動し銃の射線と指の動きを見て即座に不規則機動にうつる

 

それと同時に弾がとんでくる

 

「ちくしょう!なんだあの機動!?」

 

俺は逃げつつ不規則機動で狙いを絞らせないようにし今度はひねり込みを俺から仕掛けるが

 

「なんの!」

 

「ちっ!」

 

後ろをとらえきれない

 

そして俺達は打ち合い弾が徐徐にへっていき俺は一発を残し弾切れを装い逃げ回る

 

そして美緒も弾切れのようだ

 

俺達は抜刀してお互いに突っ込む

 

「「・・・・・・・」」ギンッ!

 

鍔競り合い状態で止まる

 

「久しぶりにしては動け過ぎるんじゃないか?塹鬼」

 

「そうでもないさ、それよりなんだ?あの変態機動は?確実に当てたと思ったのに」

 

「お前が昔ネウロイのビームを避けていた動きをを真似したんだ」

 

「嘘つけ、俺はあんなイカれた動きしてないぞ」

 

「していたさ、空の変態と呼ばれていただろ?」

 

「あぁ、あれってそういう意味だったのか」

 

「結構練習したんだぞ?」

 

そう言いお互いに刀をおろす

 

「引き分けだな」

 

「あぁ、それなんだがな」

 

俺は銃を美緒のストライカーに向けると

 

「一発のこしてんだわ」

 

パン

 

「は?」

 

「弾切れしたら絶対刀での戦いになるって予想してたからな、引き分けだと思ったか?」

 

「くっ・・・・はーはっはっはっ!やられたよ、私の敗けだ」

 

「なんだ、昔みたいに敗けたからもう一戦たか騒ぐと思ってたんだが?今日は泣きべそかかないんだな?」

 

「なっ!誰が泣きべそをかくか!」

 

「昔いろんな勝負したが敗けてよく泣きべそかいてたくせに」

 

「かいてない!」

 

そう言いながら刀の峰で殴ろうとしてくるが俺は逃げ軽く追いかけっこをすると三人の訓練にうつる

 

それから数日

 

「・・・・・・・」カリカリカリカリ

 

「・・・・・・・」カリカリカリカリ

 

俺は宮藤とビショップの訓練をみつつ、一切無言ではなしかけるなオーラの執務室で書類仕事をしていた

 

「ヴィルケ中佐、こっちの仕事は終わりました。」

 

「分かりました。本日の書類はそれで最後です。お疲れ様でした」

 

「それなら、今日も過去の書類等をしばらく見させて貰います」

 

「分かりました。私はこれが終わったら上がりますのでいつも通り部屋の始末をお願いします」

 

「はい」

 

俺は棚から書類を出して来て目を通す

 

それぞれの個人情報

 

さらに戦闘や過去の軍規違反、懲罰

 

まさに軍規違反の内容や罰は部隊を把握する上でこれ以上のものはない

 

執務室にある書類に目を通していき

 

気が付くと夜になり、月が輝いていた

 

「ここまでにしておくか」

 

俺は書類を片付け廊下を歩いていると

 

ドンッ

 

「おっと」

 

「きゃっ!」

 

ぶつかった人物を見るとリネット・ビショップであった。彼女はぶつかった衝撃で尻餅をついていた

 

「すまない、大丈夫か?」

 

「す、すみません!」

 

彼女は謝罪し去ろうとするが

 

「ビショップ軍曹」

 

俺は彼女を呼び止める

 

「・・・・・はい」

 

俺が彼女に抱いてる印象は常におどおどしていて自信がなさそうだ

 

そして宮藤との訓練を見ると何処かよそよそしさを感じる

 

「今から少し時間を貰ってもいいか?」

 

「・・・・・はい」

 

俺はビショップを連れて基地の一番高いところにいく

 

 

 

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