まだ見ぬ世界へ   作:コアラのマーチ

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次は果林編です。よろしくお願いします。


この同好会はソロアイドルでした

朝香果林は校内で人気の女性だった

歩けば自然と人目を独り占めにしていた

 

「果林さん!サインください」

 

最近ではサインをお願いされる。果林はなんも抵抗もなくサインを書いていた。

 

「待ちなさい!!いつも、いつもあなたって人は!!」

 

「俺は無実だ!!ノックして返事をしなかったお前らが悪いだろ」

 

優木せつ菜とスクールアイドルのマネージャーの川木京平が走っていた

 

「何しているの?」

 

走っている京平を止めて果林は声をかける

 

「果林さん!京平さんを捕まえて下さい!」

 

せつ菜は鬼の顔をしながら果林に話しかける

 

「一体何があったのよ」

 

果林は一度、せつ菜を落ち着かせることにした。果林の質問に京平が答えた

 

「俺がお菓子を作ったのでそれを持って、部室に入ろうとノックをしたんです。返事がないからみんないないのかなって思ったら、せつ菜たちが着替えてて、しかも、ちょうどせつ菜がズボンを脱いでいたんです」

 

「ほんと、あなたってタイミング悪いわね」

 

「返事なかったから、仕方ないというか」

 

「それもそうね、というか他の人は?かすみとかもいたんでしょ?」

 

「いたのは、エマさんと彼方さんだけでした」

 

「なるほど、あの2人なら怒らないわね」

 

果林はせつ菜だけ追いかけに来ている事に疑問を感じたのだが納得した。

 

「京平さんに見られても抵抗がないみたいで、特に彼方さんとエマさんは、、」

 

「あの2人は特別だから」

 

果林は、エマと彼方の視線が京平に向いていることに気づいていた。だからこそあの2人にとって着替えを見られることは何も感じないのだろう

 

「とにかくここは目立つから部室で話しましょう」

 

そういって2人を連れて部室に向かった

 

 

 

「あ、おかえり~」

 

部室に入って声をかけたのはエマさんだった

 

「戻りました。あ、皆さんでクッキー食べてくれたんですね」

 

部室に戻ってみるとエマと彼方以外に他のメンバー全員が集まっていた。

京平が持ってきたクッキーを同好会メンバーは食べていた。

 

「うん、せつ菜ちゃんと追いかけっこしているときにみんなで食べていたの」

 

「そ、そんなずるいです!」

 

せつ菜はクッキーが置いてある、机に向かっていく

 

「京ちゃんも今度から気を付けてね」

 

エマは京平のところに行って頭を撫でる

 

「なんで俺は頭を撫でられているんですか?」

 

「悪い事したらごめんなさいしないとだめだよ。女の子は下着見られると恥ずかしんだから」

 

「はい、せつ菜には後で謝ります」

 

そういって京平はせつ菜に謝罪をしに行っていた

 

「果林ちゃんありがとうね」

 

京平の後ろにいた果林にお礼を言う

 

「私は何もしてないわ。ただ、外じゃあれだから中で話しましょうと提案しただけよ」

 

「それでもだよ」

 

エマさんは京平の姿をみてにっこりと笑っていた

 

「全く、エマもあの男のどこに惚れたの?」

 

小さな声で果林はエマに話す

 

「え?う~ん。京ちゃんっていざって時かっこいいよ?」

 

「あれが?」

 

せつ菜に向かって土下座をしている京平を見て果林は苦笑いをする

 

「うん。果林ちゃんもそのうちわかるよ。京ちゃんってとってもカッコイイって」

 

「そう、あるといいわね」

 

親友から好意を持たれている男にあまりいい印象は思い浮かばない果林だった。

 

 

みんなでおやつを食べている時

 

「最近ね、みんなから声をかけられるようになったよ」

 

彼方さんからそんな声が上がった

 

「かすみんもです!これって私の魅力が上がってきたってことですよね?」

 

「みんなもそうなのね。」

 

「みんな頑張っているもんね」

 

その言葉に、果林と愛が反応する

 

「璃奈さんと京平さんが作ったPVの影響もあるかもしれないですね!」

 

せつ菜は京平の方を見てにっこりと笑う

 

「みんなそれぞれ努力しているからだよ。それにくれぐれも不審者には気をつけろよ」

 

「大丈夫ですよ。京平さんの魔法があるから」

 

しずくは魔法の安心を京平に伝えていた。あの時の水魔法のおかげで、不審者への対処も随分楽になっていた。

 

 

トロントロンと彼方さんのスマホがなった

 

「どうしたの?」

 

それに気づいたエマさんが聞く

 

「遥ちゃんからだ!」

 

そういって部室から出ていった

 

 

「すみません、いきなりの訪問で」

 

遥は部室の前で頭を下げる

 

「いつでも大歓迎だよ」

 

そういって彼方は遥を抱きしめる

 

「京平さんもありがとうございます。」

 

「気にしなくていいよ。本当にいつでも大歓迎だから」

 

「今日はどうしたの?」

 

京平の後ろにいた愛が質問する

 

「実は、」

 

「大事なお話がありまして」

 

遥の後ろから出てきたのは綺麗な女性だった

 

「初めまして、藤黄学園スクールアイドルの綾小路姫野と申します」

 

綾小路は深く頭を下げる

 

「藤黄ってこの前しずくが舞台を一緒にやった」

 

「そうです。お初に書かれて光栄です。川木京平さん」

 

「これはご丁寧に」

 

「それで早速なのですが、私たちとライブに出ませんか?」

 

「「「「「「「「「えーーーー」」」」」」」」」

 

他のみんなが驚く中、京平だけが驚かなかった。

 

「ダイバーフェス??」

 

驚いた後にフェスの話をしていた

 

「確か、毎年お台場で行われている。音楽フェスよね?」

 

「はい。色んなミュージシャンが参加するんですよ」

 

「今年はスクールアイドル枠に藤黄学園と東雲学園が呼ばれたんですけど、遥さんと相談して虹ヶ咲学園のみなさんを推薦させていただいたんです」

 

果林の発言に遥と綾小路が答える

 

「遥ちゃんありがとう!」

 

勢いのまま彼方は遥の抱き着く

 

「えへへ」

 

「でもどうして綾小路さんが?」

 

遥が照れている間にしずくが質問をする

 

「この前の合同演劇祭であなたの歌を聞いたのがきっかけです。皆さんがどんなライブをするのか観たくなったんです。特に朝香果林さんは雑誌でよく拝見していましたし、人気の読者モデルがスクールアイドルをするなんてすっごく魅力的じゃないですか」

 

「確かにそれもそうだな」

 

綾小路の説明に京平は納得をしていた

 

「京ちゃんって果林さんの雑誌見ているの?」

 

「え?そりゃ見ているよ?マネージャーだし」

 

普通の事じゃないか?と言わんばかりに歩夢に返答する

 

「これってすごくお客さん来るんですよね?」

 

「はい。3,000人が来ます」

 

「出ましょう!!ぜひ!!京平さん!!」

 

かすみは思いがけないお客さんの人数に驚いて絶対に出ると宣言する

 

「でも、1つ問題があって、私たちスクールアイドルが披露できるのは全部で三曲だけなんです。東雲と藤黄はグループなので問題はないんですけど、虹ヶ咲の皆さんはソロアイドルですから」

 

「9人で9曲?は出来ないか」

 

侑が発言する

 

「なので正直お誘いするのか迷ったのですが、、、」

 

「でも出来たばかりの同好会にとっては悪い話ではないですよね?」

 

「確かに、」

 

綾小路の言葉にみんな納得をしているが、1つだけというのもな。忘れていたけど虹ヶ咲ってソロアイドルだった。と京平は心の中で感じていた

 

「では、私たちはこれで失礼します。」

 

「お姉ちゃんまたね。京平さんもありがとうございました。」

 

そういって2人は部室を後にした

 

 

 

 




今回はあまり進んでないですね。次は展開作ってるので、次の月曜日にお会いしましょう
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