「世界で一番のワンダーランド、、そんな場所に行けると思っていたのに」
少女は橋の上でお台場の景色を見ていた
「こんなの可愛くないです!!」
中須かすみは同好会の中で言い争いをしていた
「ですがこれでは皆さんに大好きの景色を見せることが出来ないです。」
黒髪ロングの女の子が中須かすみに話す
「こんなの全然可愛くないです!!」
この争いからスクールアイドル同好会は無くなった
そして現在に戻り中須かすみはため息をついていた
「全く、あの時、あの人がいてくれたらな~。肝心な時にいつもいないんだから。」
ビルが経っている景色を観ながら少女は悲しそうな眼をしていた
場所を移して生徒会室前
中須かすみは猫をもって待機していた
「これで生徒会長をおびき出して」
目的はスクールアイドル同好会の看板を取りに行くこと
「あ~猫ちゃんが、、」
その言葉に生徒会長が出てきて、私は看板を入手することに成功した
「な、なんと、、」
部室がワンダーフォーゲルになっていた。
私は落ち込んで膝をついていると後ろから声がした
「普通科一年中須かすみさん、何を言いたいかはわかっていますよね?」
振り向くとやはりそこには生徒会長がいた
「くーーーあの意地悪生徒会長!!!!」
私は学校の食堂でコッペパンを食べていた。隣にいるのは桜坂しずく。私と同じスクールアイドル同好会の仲間
「それはかすみさんが生徒会室に忍び込むからでしょ」
私の頭を撫でながら言ってくる
「そうですけど、、」
「部室無くちゃったんだ。せつ菜さんには相談したの?」
「するわけないじゃん。そもそも部室以外あったことないんだし!」
私は落ち込みながら答える
「京平さんには?」
「言っているわけないじゃないですか、しかもあの人、何しているかわからないし」
私はイライラしながら答える
「そもそもあの男最近見かけないと思ったら、どこかで見つけた2人の女性をたぶらかしているって噂ですよ!」
「そうなんだ」
しずくは悲しそうにしていた
「しずく」
声をかけてきたのは演劇部の部長さん、しずくに用があったみたいでそしてしずくはその場を後にした
私はコッペパンを食べながら中庭にいた
「しずくの薄情者!エマ先輩も、彼方先輩も連絡取れないし!こうなったらかすみんが部長になって同好会の存続を!!」
「でもスクールアイドルってどうやってなれるんだろう?」
「スクールってつくから学校に申請なんじゃ、、」
私が考えているとスクールアイドルという言葉が聞こえた。
「スクールアイドル?」
おそらく前の二人が話しているのだろう。
私はツインテールの人とピンク色の髪の毛の先輩に話しかけた
「先輩~!スクールアイドルにご興味あるんですか?」
私は先輩たちと一緒に移動して自己紹介をした
「スクールアイドル同好会二代目部長の中須かすみで~す」
「スクールアイドル同好会!?私、高咲侑です!」
「上原歩夢です!」
3人で自己紹介をして、私はコッペパンを渡した
「これおいしいね!」
手作りのコッペパンをほめてくれて嬉しかった
「ありがとうございます~」
「先輩方、私と一緒にスクールアイドル同好会を作りませんか?」
私は歩夢先輩の隣に座る
「あ、ちなみに私はアイドル志望じゃないんだ。歩夢を応援したくて」
「それって専属マネージャーってことですか?」
「そうなるかな?」
マネージャーで思い出す。以前にいた男のことを
「前のスクールアイドル同好会にいたんですよ。不定期で来るマネージャーさん」
「え!そうなの!?」
高咲さんは驚いて私の手を繋ぐ
「男の人だったんですが、でもその方どこかに行ってしまったんです。噂では2人の女性をたぶらかしているって聞いて」
「そんなひどい人がいるの?」
「侑先輩も思いますか!?しかもその人私に体液ぶっかけてきたんですよ!!」
「体液!?」
歩夢が顔を真っ赤にしながら言う
「本当にゴミくずですよね!!男として最低です!!!」
私は立ち上がり、2人の前に出て腰に手を当てて前かがみになる
「誰がゴミくずだって?」
後ろから聞き覚えのある声が聞こえた
「き、、きょ、、京平先輩?」
私が後ろを振り向くと手には大きな皿のサイズの水を出している。京平さんがいた
「よぉ、かすみ。言い訳を聞こうか?」
「ぎゃーーーーーーー」
「水の洪水!!!!!」
体全身に水を浴びた私だった
「もう!京ちゃんやりすぎ!!!」
歩夢先輩から説教されている京平さんは正座をしている
「そうですよ!乙女の体に体液をぶつけるなんて!!!最低です!!」
「お前言いがかりだぞ!!体液じゃねーーよ!!水だ!!!」
「京平さんの体から出ているんだから体液です!!」
「京ちゃん!反省しているの!?」
怒られている様子をみて、もしかして、歩夢先輩は京平さんより強いのでは?と考えていた
「かすみちゃんごめんね。」
京平さんの魔法で体を乾かしてもらっている状態で、侑先輩が近くにきた
「大丈夫です。私も京平さんに八つ当たりしたようなものですから」
「でもなんで京平の魔法を知っているの?」
侑先輩は私に訪ねてくる
「私が練習中に熱中症で倒れかけたことがありました。その時に京平さんが水をかけてくれてなんとか一命を取り留めたというわけです」
「なるほど」
「それ以来、京平さんには時間があるときに同好会に来てもらってマネージャーとしてサポートしてもらいました」
「でも京平ってスクールアイドル同好会の場所知らなかったよね?」
侑先輩は京平さんを見て話す
「あぁ、俺はいつも練習場にいっていたから」
正座をしながら答える京平さん
「そうなんです。京平さんは、いい人ですよ。いつもクッキーとか夜ご飯を作ってくれていました。」
「そうだったの?!」
侑先輩は京平さんを見る
「帰りが遅かった時とか偶に一緒に帰らなかったときあっただろう?そのときにお菓子とか夜ごはんを作っていたんだ。同好会のメンバーには色んな人がいたからな」
「そのおかげで私たちは幸せでした」
私はにっこりしながら言う
「でも、かすみちゃんの言っている人が京平のことだとは思わなかったよ」
侑先輩が京平さんに話す
「なんで話してくれなかったの?」
侑先輩は問い詰める
「それは、別にいいかなって思って」
「私たちに秘密にしていること他にないよね?」
侑先輩は睨みながら京平さんに言う
「あったかな~?」
京平さんは必死に抵抗している
「他には~料理研究同好会っていう1人でやっている部活に入ってますよね?」
私は抵抗している京平さんをみて笑いながら言う
「え?そうなの!?京ちゃんどいうこと!」
「おい!かすかす!」
「かすかすじゃありません!かすみんです!この際だから全部言っちゃいます!幼馴染の為に美味しい料理を研究しているってこの前の練習で、、ヘブ”!!!!」
「余計なことを言うな」
顔に水をかけられてしまった。
「もう!京ちゃん!水の魔法禁止!!」
歩夢先輩が京平さんを止める
「そうだよ!照れることないじゃん!」
「嬉しいよ京ちゃん!ありがとう」
「私たち幼馴染の為に料理をしてくれてありがとう」
侑先輩と歩夢先輩は京平さんに飛び切りの笑顔を見せた
「え?おふたりって京平さんの幼馴染だったんですか?」
私が素朴な疑問をぶつける
「そうだよ?」
侑先輩が答える
「じゃ、2人の女性をたぶらかしているってこの2人のこと!?」
私は驚く
「たぶらかしているってそれはそうかも、、」
侑先輩は苦笑いしながら、歩夢先輩に怒られている京平さんをみていた
「でも京平はいつも私たちの為に動いてくれるし守ってくれる。どんなこともね」
ニコっと侑先輩は笑って私をみていた
私はそれを見て少し羨ましかった。
場所を移して歩夢先輩と侑先輩でかわいいの練習をしていた
夕方になり、4人で休憩をしていた
「ところでなんで同好会って廃部になったの?」
侑先輩が私に質問してくる
「おれもそれは聞きたいかな」
「元輪と言えばせつ菜先輩が悪いんです、グループ結成した時は結構いい感じだったのにお披露目ライブに目標を決めたあたりからなんかピリピリしていて、こんなパフォーマンスではファンの皆様に大好きな気持ちは届きませんよーって」
「せつ菜ならいいそうだな」
京平さんが頷く
「だからかすみんもムキィーって来てそのまま活動休止に、、」
「そうなんだ」
侑先輩が頷いている
「お互いがお互いの気持ちをぶつけ合った結果というやつだな。どうせかすみの事だからかわいい感じでやりたいって言ったんだろ?」
「そうです。」
私は京平さんに自分の気持ちを当てられた
「かわいいは正義なんです!!」
「う、かわいいってなに、、」
京平さんの隣で歩夢先輩は悩んでいた
その姿をみて私は見覚えがあった。
(もしかしてかすみんって同じことをしている?)
私は考えるために家に帰った
また次回お会いしましょう