まだ見ぬ世界へ   作:コアラのマーチ

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よろしくお願いします。


本当の気持ち

「待てーーーー」

 

私は生徒会の議題で上がった猫を追いかけていた

振っても、振っても網の中に猫は収まらない

 

「殺気を持って網を振っても猫は捕まえられないよ」

 

後ろから声をかけてくる人がいた

 

「京平さん」

 

私は猫に目をやりつつ返事をする

猫は威嚇しながら私を見る

 

「待って」

 

ピンク色の髪をした女の子がきた

 

「あなたは情報処理学科1年生の天王寺璃奈さん」

 

猫は天王寺さんをみて必死に彼女の腕の中に行く。そして猫を抱きながら説明をしてくる

 

「この子は学校の近くで捨てられたの。だから捕まえるの待ってほしい」

 

「どっちの家でも飼えなくてさ」

 

もう一人の女性が後ろから来た

 

「色んな事情があったんだな」

 

京平さんがそう言ってくる

 

「私にいい考えがあります」

 

 

 

猫の事を解決するために生徒会室で仕事をするため京平さんと歩いていた

 

「京平さんはどう思いますか?」

 

「猫のことなら菜々にいい考えがあるんだろ?それを任せるよ」

 

京平さんは今日の出来事を話していた

 

「いいえ、スクールアイドル同好会の事です」

 

歩いてる足を止める

 

「いきなりだな。それならかすみから話は聞いている」

 

京平さんは手を頭に抱えながら話す

 

「軽蔑しないんですか?」

 

「なんで?」

 

「だって私の思いをぶつけすぎて同好会は解散したんです。そんなの軽蔑するじゃないですか!」

 

「そんなことで軽蔑しないよ」

 

「なんで!」

 

私は京平さんに向き合う

 

「なんでって、お互いの気持ちがぶつかり合うことは悪い事じゃない。色んな思いや考えがあるから人はぶつかるんだ」

 

「メンバーをまとめようとすればするほど衝突が増えていって、きっかけは全部私でした。そんな私がスクールアイドルをやろうと思ったことが間違いだったのです」

 

私は拳を握りながら言う

 

「間違いじゃないさ。せつ菜は自分の大好きの気持ちを分けたかったんだろ?」

 

「その自分の大好きが相手の大好きを否定していました。」

 

「おい、待てよ」

 

「ついてこないでください!」

 

私は京平さんを置いて歩きだす。

 

「それと、高咲さんたちに伝えて置いて下さい。同好会は部員5人以上で設立可能ですと」

 

そういって走り出した

 

 

 

 

俺、川木京平はかすみたちのいる練習場にいた

 

「鬼はーそとーーー福はーーーうち」

 

川に向かって水の魔法を使っていた。指先から出る水をぴょんぴょんと出していた

 

「何しているの、こんなところで」

 

肩を叩いて話しかけてきたのは侑だった

 

「侑か」

 

俺は後ろを振り向く

 

「侑かって、何か悩み事?」

 

俺の隣に来る

 

「いや菜々の事でな」

 

「生徒会長のこと?」

 

「あぁ、」

 

俺が上を見ながら悩んでいると

 

「京ちゃん~!!」

 

「ぐええ」

 

上を見ていたため反応ができす、俺は相手を抱きしめる

 

「って彼方さんか、こんなところで何を」

 

俺は彼方さんの腰に手をやりながら質問をする

 

「久々の抱き心地、眠くなっちゃうよ~」

 

話を聞いてないのか服に顔をぐりぐりしてくる

 

「話聞いてないし」

 

「彼方ちゃんだけじゃないよ」

 

もう1人遅れてやって来た

 

「エマ先輩!?」

 

俺はエマ先輩がいたことに驚いた

 

「もう!彼方ちゃんにはさんなのになんで私には先輩なのかな!」

 

エマ先輩は腰に手をやりながら怒っていた

 

「いやそこじゃないでしょ!」

 

侑がツッコミを入れる

 

「まぁ、まぁ、エマ落ち着いて」

 

するとこの間道を案内したお姉さんがいた

 

「この前のお姉さん」

 

「元気だった?それはそうと貴方はどんだけ女の子をたぶらかしているの?」

 

お姉さんは彼方さんを見ながら言う

 

「あはは、そんなつもりはないんですが」

 

俺は照れながら言う

 

「京平さん!かすみさんだけ会っててずるいです!」

 

しずくもやって来た

 

「いや、しずくは演劇部があっただろう。会う暇ないほど忙しいじゃん」

 

「それでもずるいです!」

 

「なにがだよ」

 

いきなり5人も人が集まって驚く俺だったが更に不幸が訪れた

 

 

「京ちゃん??」

 

低い声で殺気をまとった歩夢がきた

 

「何でしょうか、歩夢様、、、」

 

俺は恐る恐る歩夢を見る

 

「私が練習中にいい身分だね。女の子の腰に手を当ててさ、、、」

 

「いや、これは不可抗力といいますか、抱きつかれたといいますか」

 

俺は彼方さんを起こすように声を掛ける

 

「ちょっと彼方さん。離れて、離れないと、殺される。いや海に沈められる」

 

必死になるが彼方さんは離れない

 

「いや~!京ちゃん成分補給しているの」

 

彼方さんに付いている柔らかいものが体に当たっている

 

「いいから、ちょっと、、柔らかいものが当たっている」

 

「当てているんだよ~」

 

俺は抵抗するため風の魔法を使おうと下から空気をまとめる

彼方さんを持ち上げようとする為に彼方さんに風を纏わす

すると彼方さんのスカートが段々上がっていった

 

「ちょっと、ちょっと、京ちゃんこんなところでダメだよ」

 

彼方さんはなにを勘違いしているのか首に抱き着いていた

 

「違う違う!離そうとしたんだ。変なことなんてしようとしてない!!」

 

段々近づいてくる歩夢

 

「京ちゃん?いつからそんな変態さんになったの?お仕置きが必要だね?」

 

「彼方さん、俺殺されるから離して」

 

俺の肩に頭を置いている彼方さんに言う

 

「頭撫でてくれたいいよ?」

 

「その前に俺の頭がカチ割れる未来しかない」

 

やけくそになって俺は彼方さんと10mほどジャンプした

 

「おお~上からの景色凄いね!」

 

彼方さんは風景が変わったことに驚かず、ジャンプしたことに感動していた

 

「これでいいだろ?」

 

俺は彼方さんの頭を撫でる

 

「うんうん!これこれ。これがないと始まらないよね?」

 

「だったら俺を待っている地獄のところに帰るからな」

 

「いいよ~」

 

彼方さんはご満悦だった

 

 

「京ちゃん、正座」

 

降りてすぐ、俺は歩夢の説教を受けました

 

「なんで京平さん、歩夢先輩の説教受けているんですか?」

 

遅れてきたかすみが皆に質問する

 

「まぁ~あれは京平が悪い」

 

侑も呆れてなにも言えなかった

 

「もしかして、そこのお姉さんをナンパしたとか?ぷーくすくす、、京平さんも大人なことしますね。ぺぶ”!!」

 

俺はかすみの顔に水魔法ぶつけた

 

「かすみちゃん!もう、余計なこと言うから」

 

しずくがタオルで顔を拭く

 

「そんなことするわけないだろ」

 

「京ちゃん!無闇に使ったらダメ!!!」

 

歩夢は更に怒ってきた

 

 

 

歩夢の説教が終わり8人いるの所で俺が質問する

 

「ところで何かあったのか?」

 

「えぇ。せつ菜さんの正体についてね、話にきたの」

 

お姉さんが生徒会室の出来事を話をした

 

「ええええ!意地悪生徒会長がせつ菜先輩!?」

 

かすみが話を聞いて驚いた

 

「それに京平さんも知っていたんですか?」

 

「あぁ。言わないでくれって言われていたから黙っていた」

 

「そんな~しかもそんな話をかすみん抜きで、部外者のお姉さんといったの!?」

 

かすみは迷子のお姉さんに指を指す

 

「あら、面白いこと言う子ね」

 

お姉さんも嘗め回すような目で言う

 

「ひぃーごめんなさい!このコッペパン食べて下さい」

 

かすみは急いでコッペパンを渡して、しずくの後ろに隠れた

 

「せつ菜ちゃん本当にスクールアイドルやめるみたい」

 

エマ先輩が落ち込みながら話す

 

「ちゃんと話をしようと思ったけど話をとりつく暇もなかったんだよ」

 

「そうなんですか、、」

 

彼方さんに続いてかすみが話す

 

「なにか問題があるの?」

 

お姉さんがかすみから貰ったコッペパン食べながら話す

 

「あなたたちの一番の目的はもう果たしているように見えるけど?」

 

「まぁ、確かにな」

 

俺は納得るようにお姉さんに続く

 

「どいうこと?」

 

侑が俺に質問する

 

「かすみ、お前の目的は?」

 

俺はかすみを当てる

 

「スクールアイドル同好会を作ることです。」

 

「そう、さっきもお姉さんが話したように同好会は5人でも申請できること。今いる人数でも作れるってことだ」

 

「そいうこと」

 

お姉さんも俺に続く

 

「あ、そいえばさっきここに来る前にピアノ引いてて、その時に生徒会長に会ってさ、私にそう言ってた。」

 

侑は俺の所に来る前に菜々と会っていたことを話す

 

「そんなことがあったのか」

 

みんな話をきいて下を向く

 

「でも本当にやめたいのかな?」

 

侑がそんなことを呟く

 

「なんでそう思うの?」

 

お姉さんが侑に聞く

 

「皆さんはどう思いますか?せつ菜ちゃんやめてもいいんですか?」

 

「「「それは嫌だよ!」」」

 

侑は他の人にも質問する

 

「悪いが俺も反対だ」

 

「確かに私たちに力不足だった所もあるけど」

 

「せつ菜さんがいなければこの同好会はありませんでした」

 

俺に続いて、エマ先輩、しずくと続いた

 

「かすみんもこの同好会にせつ菜先輩は絶対必要です。確かに少しだけ厳しい所がありましたけど、今はちょっとだけ気持ちはわかります。前に繰り返しになるのは嫌ですけど、きっとそうじゃないやり方も必要でかすみんと違った意見も必要だと思います!」

 

かすみは侑と向き合って話した

 

「私も、せつ菜ちゃんは私たちに夢をくれた人だもんね。私もいっしょにやりたい」

 

歩夢も賛同する

 

「けど、結局はあの子の気持ち次第よね」

 

お姉さんはそんなことを言う

 

「うぅ、水を差すことを言う」

 

かすみはジト目で見る

 

「なら俺が話してもいいか?」

 

「何をする気?」

 

お姉さんは俺に質問する

 

「あいつと勝負する!」

 

「「「「「勝負?」」」」」

 

 




せつ菜編は次回でおしまいです

誤字脱字あったら教えてください。

次回もお楽しみに
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