まだ見ぬ世界へ   作:コアラのマーチ

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よろしくお願いします。


新しい部員

練習が終わったので京平さんに会いに調理室までいって呼び来た。せつ菜です

私としてはこの時間が好きで唯一京平さんを独り占めできる時間だと思っています。

調理室のドアのガラスから様子を見る

 

「うん、美味しい」

 

京平さんはお菓子を味見していた

この様子ならもう完成していると確信した。

 

 

 

「京平さ~ん」

 

私は名前を呼びながら扉を開ける

 

「せつ菜か、練習は終わったのか?」

 

京平さんは振り向いて答える

 

「はい、みんな練習終わりましたよ」

 

「そうか、呼びに来てくれてありがとう」

 

焼いたお菓子を持って同好会の部室に向かう準備をする。

 

「今日も美味しそうです」

 

私はお菓子をみて感想を言う。一つくらい先に食べたい

 

「1つ食べるか?」

 

「いいえ!そんな大丈夫です!」

 

「崩れかけのクッキーだからみんなにばれないぞ」

 

「そうですか、それなら頂きます。」

 

私の心が読まれているのか、味見として1つお菓子をもらった

 

「美味しいです!」

 

「それは良かった。ってちょっと待てせつ菜」

 

京平さんは私の顔を見て驚く

 

「なんですか?」

 

「ちょっと顔触れるぞ」

 

「はい?」

 

私は心当たりがなかった。男子からマジマジと見られると緊張してしまう

 

「お前最近寝不足だろ」

 

「いえ、そんなことは、、、」

 

最近は模試がある為寝不足になっている。ですが生徒会長である者ばれてはいけません。

 

「女の子に寝不足は敵だぞ。というか早死にする」

 

京平さんは呆れながら言う

 

「ですが、模試でいい点取らないと親が厳しいので、」

 

私の家系は厳しくアニメを見ることも許されてない

 

「まぁ気持ちは分かるが、仕方ない。新しい魔法を試すか」

 

「新しい魔法ですか?」

 

私は新しい魔法に興味があった

 

「あぁ。寝不足のひとに向けたやつで、例えば30分の睡眠を8時間分にする魔法だな」

 

「今の私にピッタリじゃないですか!」

 

「だけど、それをやるとお前無理するだろ」

 

「しませんよ!!」

 

私は内心バレていると思った。ですがそんな魔法喉から手が出るほど欲しい

 

「まぁ、試しにやるけど、期間は模試が終わるまでな」

 

「わかりました」

 

京平さんは私の頭に手を乗せて魔法を唱えた

 

「スリープマジック」

 

その言葉に私の体は光に包まれる

 

「みんなには内緒だからな」

 

「わかりました!2人だけの秘密です!」

 

私は嬉しかった。近くに私のことを大切に思ってくれて心配してくれる人がいることに

 

2人で調理室を出て、私たちは同好会の部室に向かった

 

 

 

 

 

「このぬか漬け美味しいね!」

 

みんなは宮下が持って来たぬか漬けを食べていた

 

「おばあちゃんが作ってくれたんだ」

 

宮下は嬉しそうに言う

 

「俺も1つ頂こうかな」

 

「どうぞ!」

 

俺は宮下からぬか漬けをもらい口に運ぶ

 

「うん!美味しい!」

 

「そう言ってもらえて嬉しいよ!きーくんのクッキーもおいしいよ」

 

本当に美味しかった。

俺は食べながら宮下の発言が気になった

 

「あだ名呼びかい」

 

「みんなの事あだ名で呼んでいるんだ。最初は京ちゃんって呼ぼうかなって思ったけど、他の人も呼んでいるから私のオリジナル作ってみたの」

 

「なるほど」

 

聞いてみると皆にあだ名をつけているらしく、侑にはゆうゆう、歩夢はあゆぴょんみたいだ。あゆぴょん。俺は少し笑いそうになる

 

「京ちゃん?」

 

歩夢は俺の隣にきてにっこりと笑っている

 

(なんで考えていることがわかるんだ)

 

「幼馴染だからなんでも分かるよ」

 

「そっか、歩夢は超能力者なんだな、、なんて」

 

「京ちゃんのことならなんでも分かるよ。さっきなんか悪口いってなかった?」

 

「言ってません!」

 

おれは必死に抵抗する。歩夢その笑顔が怖いよ

 

「そっか、なら私の言う事なんでも聞くことで許してあげる」

 

「はい、ありがたき幸せ。」

 

おれはそれで解決するなら何でもいいと思った

 

 

 

「宮下~」

 

「きーくんは、私があだ名で呼んでいるのに、苗字はなんだ~」

 

宮下は不機嫌そうに答える

 

「他の人も名前で呼んでいるんでしょ?」

 

宮下は周り見渡す

 

「まぁ、そうだけど」

 

「それなら愛って呼んで」

 

「わかった。愛」

 

京平はなんも躊躇もなく愛の名前を呼ぶ

 

「も、もう少しは抵抗するかと思ったのに」

 

愛は照れながら言う。

 

「普段から女の子を名前で呼んでいるからな。特に感じない」

 

京平は周りを見ながら言う

 

「天然たらしだ!」

 

愛は笑いながら俺に言ってくる

 

「かすみ見たく水ぶっかけるぞ」

 

俺は水の魔法を出していう

 

「あ~ひどい!あゆぴょんの後ろに隠れるからいいもんね!」

 

俺の天敵の後ろに隠れるな。ほら怒っているだろ、鬼みたく

 

「京ちゃん?」

 

「なにもしてません」

 

俺はなにも出来なかった

 

 

 

 

 

 

 

みんなは着替えてしてみんなで学校のベンチに座っていた。

かすみとせつ菜は2人で話があるみたいで、部室に残った

 

おれ?着替えている間は追い出されいるよ。

彼方さんは俺に寄りかって寝ている

そして隣はエマさん。女の子って距離近くないですか?

俺は遠くにいるしずくに話しかける

 

「しずくはこれから演劇部にいくのか?」

 

「はい」

 

「気を付けて行けよ」

 

「ありがとうございます。」

 

しずくは京平に笑顔で答える

 

「掛け持ちは大変だね~」

 

彼方さんは俺の横で言う

 

「それは彼方さんもでしょ。」

 

俺は小声で言う

 

「それは内緒だぜー京ちゃん」

 

まぁいいか、彼方さんも秘密は今話すことじゃない。

 

「今週は土曜日も練習するんだよね?」

 

エマさんスケジュールの確認を行う

 

「そう!お台場でランニングだよ」

 

「ランニングかー」

 

歩夢はランニングが苦手なのか発言をした

 

「俺も走るよ」

 

「なら京ちゃんと走ろうかな」

 

歩夢はニヤニヤしながら話す

 

「天王寺は同好会楽しかったか?」

 

「楽しい」

 

エマさんの隣にいる天王寺に話しかける

相変わらず無表情

 

「こんなに楽しそうにするりなりー初めて見たよ!」

 

え、うそ、これが楽しいの表情なの!!俺は驚きながら思う

 

「ごめんなさい。私上手く気持ちを出せなくて」

 

「いや、謝ることじゃない」

 

俺は天王寺に言う

 

「ゆっくり表情を作っていけばいいさ」

 

ニコッと俺は笑いかける

 

「かっこつけた」

 

「そこ、うるさいぞ」

 

俺は侑に突っ込む

 

「でも楽しんでくれてるなら良かった」

 

エマさんが笑顔で言う

 

「このメンバーでどんなライブをするんだろうってワクワクするよ」

 

「お、いい所に気が付いたな」

 

俺は愛の話に入る

 

「え?」

 

「まぁそこが同好会の今後についての話だ」

 

「どいうこと?」

 

「この同好会ができる事で、部員一人一人がステージに立つ。多分ここにいないかすみとせつ菜はその話をしているだろう」

 

「1人でステージに、、」

 

天王寺が発言して彼方さんが言う

 

「ちょっと考えちゃうよね。グループはみんな協力しあえるけど、ソロアイドルは誰も助けてくれない」

 

彼方さんは俺を見ていう

 

「ステージでは京ちゃんは助けてくれないし」

 

「おい、人聞き悪いぞ」

 

「でもソロアイドルはそいうことだよ」

 

彼方さんは俺の肩に頭を乗せる

 

「正直不安です。皆さんに喜んでもらえるものが私にもあるのでしょうか」

 

しずくがそう発言する

俺も無責任なことは言えないので発言はしない

愛も悩んでいる様子だしここでお開きにするか

 

「さぁ、時間も時間だ。帰るぞ」

 

 

そう言ってその場で解散した

 

 

 

 




次回もお楽しみに
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