ーーーアビドス区内ーーー
「ハルカはここ、ムツキはあっちに貼り紙をお願い。」
「は、はいぃ……が、頑張って貼ってきます!」
「りょうか〜い!カヨコちゃん、貼り終わったらどうする?」
「貼り終わったら事務所に戻っていいよ。」
「はーい!」
「分かりました……」
私たちはアル社長の命令で、「便利屋68」の依頼募集の貼り紙を街中に貼って回っている。その枚数、なんと一万枚。アル社長が白目を剥いて「なんでこんなに!?」と叫んでたから、たぶん発注ミスでもしたんだろう。
当然、一万枚を貼りきるなんて無理なので、私たち3人がそれぞれ150枚ずつ貼ることになった。アル社長曰く、「この貼り紙を見て絶対に依頼してくる人がいるはずだから」ってことで、事務所で留守番をしている。
「はぁ、それにしても3人で分けても50枚はキツいなぁ。」
貼り紙を手に取りながら、私はため息をつく。ちなみに貼り紙にはこんな内容が書かれている:
便利屋68にお任せ!
あなたのお困りごと、何でも解決します!
重い荷物運び、掃除、配達から調査まで!
料金:ご相談ください!(破格の値段で対応します!)
まずはお電話を!
XXXXX-XXXXX
目立つように大きな文字で書かれていて、背景には可愛いキャラクターのイラストも添えられている。私たちがどれだけ怪しい存在かを考えたら、普通の人なら電話してこない気がするんだけど……。
「まあ、愚痴ってても仕方ないか……さっさと貼っちゃおう。」
私は気を取り直して、次々と壁や電柱に貼り紙を貼り付けていく。そのとき、貼り紙の一つをじっと見つめている金髪の少女がいるのに気づいた。
無表情で、まるで何かを観察するような鋭い目つきだ。彼女は貼り紙に手を伸ばし、そっと指で触れている。揺れる紙の端を押さえながら、内容をじっくり読み込んでいる様子だ。
(なんだ、あの子……?)
私は一瞬手を止めて彼女を見つめたが、彼女はこちらを振り向く様子もなく、再び貼り紙に視線を戻している。その真剣な様子が妙に気になる。
「……気にしてる場合じゃないか。」
私は貼り紙の束を握り直し、再び作業に取りかかった。しかし、あの少女の姿がどうにも頭から離れなかった。
ーーー便利屋68ーーー
「はぁ、依頼が来たのはいいんだけど……逃げ出した猫の捜索依頼ね。まあ、依頼されたからにはやるけど、もっとアウトローっぽい仕事が来ないかしら。」
そう言いながら社長椅子にふんぞり返る私――陸八魔アル。便利屋68の頼れる社長を務めている。依頼内容が地味すぎてテンションが上がらないけど、こんな仕事でも地道にこなさなきゃいけないのよね。
そのとき、扉がノックされる音が響いた。
「……きっと依頼人ね!ここはアウトローっぽく決めないと!」
私は慌てて椅子を背け、背を向けた状態で座り直す。そして一息ついてから、低めの声で言った。
「入っていいわよ。」
扉が開く音がして、足音が近づいてくる。足音が止まるのを確認してから、私はくるりと椅子を回し、正面を向く。鏡の前で練習した「アウトロー顔」を作りながら、相手に声をかける。
「よく来たわね。私は便利屋68の社長、陸八魔アルよ。」
「……」
目の前には金髪の少女が立っていた。無表情で、鋭い眼差しをこちらに向けている。彼女は何も言わない。ただ、じっとこちらを見つめているだけだ。
(よし!私のアウトローっぷりが伝わって言葉を失っているわね!)
「それで、依頼は何かしら?」
「……」
「………」
「…………」
無言が続く。いやいや、普通何か言うでしょう!? なんでこんなに沈黙が長いのよ! もしかして依頼人じゃないの? でも、便利屋68の事務所に来るってことは、何かしら目的があるはず……!
「まさか、私の命を狙いに来た……なんてことはないわよね?」
「……」(ふるふる)
「ふふ、冗談よ。あなたの顔を見ればそんなことないって分かるわ。」
(顔見ても分からないわよ! 無表情すぎて怖いんだけど!)
沈黙の圧力に負けそうになりながらも、私は冷静さを装って言葉を続ける。
「もしかして……仕事を探しているのかしら?」
「……」(こくこく)
彼女は小さく頷いた。なるほど、仕事を依頼しに来たわけじゃなくて、自分が仕事を求めているのね。
「悪いけど、便利屋68は仕事の紹介はしていないの。他を当たりなさい。」
「……」
私がそう言うと、彼女は少し頭を下げて出て行こうとする。いや、ちょっと待てよ? ここで彼女を雇えば、それこそアウトローっぽいんじゃない? よし、方向転換!
「待ちなさい、気が変わったわ。あなたに特別な仕事を与えてあげる。」
彼女は再び近づき、軽くお辞儀をする。無口だけど、礼儀正しい子ね。
「依頼内容は猫の捜索よ。飼い主が目を離した隙に窓から外に出てしまったらしいの。依頼人は早期発見を望んでいるわ。1週間以内に見つけてきなさい。そして、これがその猫の写真。」
彼女は写真を受け取ると、少し不思議そうな表情を浮かべた。
(ああ、やっぱり猫探しなんて不満よね。でも今はこれしか依頼がないのよ!)
「これはテストよ。あなたが使える人材かどうかを見極めるためのね。」
私の言葉を聞くと、彼女は写真を手にして頷いた。よし、納得してくれたみたい!
「依頼人の住所はここよ。詳しい話が聞きたかったり、周辺を探せば手がかりが見つかるはず。それと、これが私の名刺。これを見せれば便利屋68の使いだって分かるわ。」
彼女は名刺を受け取り、再び小さく頷く。ここで最後にアウトローっぽく決めておくべきよね!
「テストとはいえ、失敗は許されないわ。失敗したら、それなりの責任を取ってもらうからね。」
彼女は再び無言で頷き、事務所から出て行った。
「ふふーん、私のこのアウトローっぷり、誰かに見せたかったわ!」
満足げに椅子にふんぞり返りながら、私は鼻歌を歌い始めた。
ーーー依頼人宅ーーー
ピンポーン
「はいはーい、今行くよ……ん?あんた誰だい?」
玄関を開けると、目の前には金髪の少女が立っていた。無表情で静かにこちらを見つめている。彼女は何も言わずにポケットから名刺を取り出し、私に差し出した。
「便利屋68……陸八魔アル…便利屋68の人かい?」
少女は無言で小さく頷いた。まさか、今日連絡したばかりなのにこんなに早く来てくれるとは思わなかった。それに、社長自らが来るなんて……
「ここに来たってことは、詳しい話を聞きに来たんだね?」
「……」(こくこく)
少女はまた頷く。
「詳しい話と言ってもねぇ、うちの猫――トムなんだけど、昨日の晩にいなくなっちまってね。私が料理をしてる間に、玄関の扉から逃げちゃったんだと思うんだけど……」
ふと、彼女の動きが気になった。無言のまま玄関周辺を観察し始めたのだ。
「どうかしたかい?」
彼女は返事をしないまましゃがみ込み、玄関のドアノブのあたりを指差した。そこには小さな傷が付いていた。鋭利な金属でこじ開けたような跡だ。
「これ……こんな傷、今まであったかね?」
彼女はさらに鍵穴を調べ始めた。そこにも何かで擦ったような細かい傷がある。
「……もしかして、これ、泥棒の仕業かい?」
少女は頷き、立ち上がると周囲の地面に目を向けた。ドア近くの砂埃の中に、不自然な靴跡が残っている。それは明らかに私のものではないサイズの足跡だった。
「……こりゃあ確かにおかしいね。鍵はちゃんとかけてたはずだし、勝手に開くことなんてありえない。こんな足跡があるってことは、誰かが無理やり入ってきたってことか……」
少女は無言のまま再び玄関を指差し、私に「気付け」とでも言うような視線を向けてきた。その行動に、胸の中に嫌な予感が広がる。
「まさか……トムが盗まれたってのかい?」
自分の言葉にハッとし、思わず息を飲む。
「そんな、ただの猫だよ?どうして泥棒なんかが……」
彼女は無言のまま一礼すると、さらに周囲を見渡し、冷静に現場を確認していた。その様子を見て、私は彼女がただ者ではないことを改めて感じた。
「……まぁ、ここで立ち止まってても仕方ないね。トムを見つけるために、よろしく頼むよ。」
少女は静かに頷くと、再び礼をしてその場を去っていった。
ーーーブラックマーケットーーー
「へっ、こんな可愛い猫が高級ペットだなんて。こいつ一匹で結構な額が手に入るはず……」
私は半ば興奮気味に、闇市の細い路地を足早に進む。
手にしたキャリーバッグの中では、小さな白い猫が不安そうに鳴いていた。
悪いわね、でもこれが私の稼ぎ方ってわけ。
売り先は、前から伝手のあるブリーダー。
こういうペットに目がない連中なら、口座がほっこりするくらいの報酬をすぐに弾んでくれるだろう。
――と、そんな期待に胸を弾ませていた矢先。
突然、背後から軽く肩を叩かれた。
「なによ、こんなところで……」
振り向くと、そこには無言の少女。
幼い顔立ちをしているのに、どこか人を寄せつけない雰囲気が漂っている。
無言のまま、その少女は私の顎に銃口をぐっと押し当て、同時に素早い手つきで私の腰のホルスターから拳銃を奪い取る。
マガジンを抜いて、奥に放り投げた。
「な、何者……!? あんた、ただ者じゃないわね……!」
少女は右手を動かすと、名刺をスッと差し出した。
そこには「便利屋68 陸八魔アル」と書かれている。
噂くらいは聞いたことがある。どんな依頼でもこなす、いわくつきの“便利屋”だと――。
「ちょっと待ってよ、この猫は相当価値のあるペットなの。依頼人なんてどうせ安い報酬しか出してないはずでしょ? 一緒に稼がない?ここで返しちゃうより、ブリーダーに流したほうが何倍も儲かるんだから」
「……」
無表情のまま、陸八魔アルは微動だにしない。
「ちょ、ちょっと。聞いてるの?」
ズドンッ。
「ぐっ……!?」
言いかけた瞬間、甲高い銃声が鳴り響く。
強烈な衝撃が私の顎から顔面へ突き上げた。
至近距離で顔面に被弾し、まともに立っていられなく、私は膝から崩れ落ち、どうにか地面を掴もうとするが身体に力が入らない。
「くっ……、あ、あんた……」
私の視界の端には、猫のキャリーバッグを拾い上げる陸八魔アルの姿が映った。
彼女は私に一瞥もくれないまま、倒れこんだ私の襟首をぐいと掴み、そのままズルズルと引きずり始める。
意識も遠のいていき、数メートルほど引きずられたところで、頭ががくんと垂れ、私はあっさりと意識を手放した。
ーーー便利屋68 事務所ーーー
「いや〜、みんなにも見せたかったわ! 私のアウトローっぷりを!」
小さな事務所のカウンターにドンと肘を置きながら、社長のアルが得意げに言う。
「さ、さすがアル様! かっこいいです!」
平社員の伊草ハルカが目を輝かせ、拍手までしそうな勢いだ。
「え〜、本当かな? アルちゃんがそんなカッコいいこと出来るとは思えないな〜」
室長の浅黄ムツキがニヤニヤしながらからかうように言葉を投げる。
「な、何ですって、ムツキ! その失礼な口ぶりは」
「まあ社長のことだから、たしかに何かしらのミスはしてそうだけどね」
課長の鬼方カヨコまでもが、静かな口調ながら冷ややかに言葉を添える。
「カ、カヨコまで……」
アルが悔しそうに唸る一方で、事務所のドアがノックされる音が響いた。
今度こそ依頼人が来たに違いない。
「ハルカ、ドアを開けに行ってちょうだい!」
「は、はいっ」
「ムツキはコーヒーの準備をお願いね!」
「はーい、わっかりましたー!」
「カヨコは私の横に立って。課長らしくビシッとしてもらわないと!」
「はいはい…」
アルは足を組み直し、得意の「アウトローらしさ」を見せつけようと気合いを入れる。
先日の“あの傭兵”が来たときのように、今度もカッコよく決めてみせるつもりらしい。
「ど、どうぞ、中にお入りください」
ドアを開けたハルカの声とともに、静かな足音が事務所に入ってくる。
「……」
「あっ、あなたは……傭兵さん!」
アルが大きな声を上げる。
入ってきたのは数時間前に猫の依頼を引き受けた傭兵だった。
「こんなに早く戻ってくるなんてね。もしかして、猫が見つからなくてギブアップでもしに来たのかしら?」
アルがニヤリと挑発的に言うと、少女は何も喋らず手でコールサインを出す。
するとタイミングよく、事務所の電話が鳴り始めた。
「はいこちら、金さえ払えば何でもする便利屋68です――ええ、はい……も、もちろん、迅速に対応し依頼を完璧にこなすのが私たちのモットーですから。ええ、また何か困ったことがあればご連絡ください!」
そう言って、受話器をガチャンと置くアル。
先ほどの通話相手はどうやら“猫”の依頼主らしい。
まさか数時間で捜索が完了するなんて。
(確かに早期発見を望まれてはいたけど、たった数時間で見つけて引き渡すなんて……何よこの子、私よりずっとアウトローっぽいじゃない!
……あっ。報酬の振り込みを伝え忘れたわ。で、でも今さら折り返すのもカッコ悪い……はぁ、無報酬になっちゃうのかしら……)
アルが落ち込むと、目の前の少女――傭兵は何も言わないままじっと見つめている。
「まさか本当に数時間で完璧にこなすなんてね。なかなかやるじゃないの。テストは合格よ」
「……」
「もちろんちゃんと報酬は払うわ。……カヨコ、金庫を持ってきて」
「ねえアル社長」
「ん? 何?」
「金庫の中身、空っぽだよ」
「なななな、なっ、何ですってーーーーーーーッ!!!???」
アルが椅子から転げ落ちそうになって大声を出す。
まさか盗まれたわけでもないだろうに、どうしてこうなったのかと周囲を見回す。
「覚えてないの? アル社長がこの宣伝チラシを一万枚も刷ったせいで、大金を支払うことになって。で、すっからかんになったじゃない」
「あっ……そ、そうだったわ……はっ!」
「……」
焦るアルを横目に、少女=傭兵は無言のまま懐に手を入れる。
銃を取り出すのかと身構えたカヨコとハルカも、思わず銃を構え、ムツキも警戒の視線を向ける。
しかし傭兵が取り出したのは封筒。そして、それを無造作に机の上へ放り投げた。
バサッ。
「こ、これは……?」
「……」
封筒の口が開くと、中からお金が出てくる。
その様子を見たアルの表情が一気に明るくなる。
「も、もしかして猫捜索の報酬金?」
「……」(こくこく
「よ、良かったーーーー!!」
傭兵がちゃんと依頼主から受け取り、持参してくれたらしい。
おかげでアルは、傭兵への支払いができるし、みんなでカップラーメン生活を回避できそうだ。
「いやー助かったわ、傭兵さん! はい、これはあなたの報酬!」
「も〜、アルちゃんはほんとにポンコツなんだから。私、ちょっと冷や冷やしちゃったよ。はい、コーヒーどうぞ〜」
コーヒーを渡すムツキが苦笑いを浮かべる。
「ぐっ……今回はちょっとド忘れしただけよ……!」
「今回はじゃなくて、いつもじゃないの〜?」
「そ、そんなことないわよ! 最初にこの傭兵と話をしたときだって、私、完璧にアウトローのカッコよさを見せつけてたはず!」
「へえ〜? どうなの、傭兵ちゃん?」
「……」(こくこく
少女は無言のまま素直に頷く。
「ほら見た? 言ったとおりでしょ! ――それはそうと、傭兵。あなたの名前を聞いていなかったわね。なんていうの?」
「……」
「今後も仲良くしたいし、教えてくれないかしら?」
「……」
声に出して問いかけるアルだが、傭兵は依然として黙ったまま。
緊張しているのか、それともただ無口なだけか――。
「ま、まあいいわ。それなら私たちのメンバーを紹介しておくから」
アルが慌てて話題を変える。
「こっちは平社員の伊草ハルカ」
「よ、よろしくお願いします!」
「室長の浅黄ムツキ」
「よろしく〜」
「そして課長の鬼方カヨコ」
「……よろしく」
傭兵は三人にひとりずつ丁寧にお辞儀を返すが、やはり何も喋らない。
かわりにテーブルのコーヒーを一気に飲み干し、紙を取り出して何やら書きつけると、それを机の上に置いて事務所を出ていってしまった。
「か、変わった人ですね……」
ハルカがそっと漏らす。ムツキも首をすくめた。
「なんかちょっと怖い感じするよね……?」
「アル社長、あの子には危ない雰囲気があるよ。深入りはやめたほうがいいんじゃない?」
カヨコも慎重な意見を述べるが、アルは気に留める様子もない。
「まあまあ、依頼を完璧にこなしてくれたわけだし、寡黙な感じがむしろアウトローって感じで最高よ!」
「はぁ……これだからアル社長は」
カヨコが呆れたように息をつく中、ムツキが机の上に置かれた紙に気づいた。
「……この紙、なんだろう? あ、モモトークのIDみたいだね」
「ホント!? 早速登録するわ!」
「ちょ、ちょっとアル社長……」
紙には「No Name」とだけ書かれた部分があり、どうやら傭兵の通り名らしい。
本名は一切伏せたまま、彼女は去っていったのだ。
「……なるほど。名前は“隠してる”のね。そこもまたアウトローっぽいじゃない!」
はしゃぐアルを尻目に、カヨコとハルカ、ムツキは顔を見合わせる。
ーーーモモトークーーー
『今日はありがとう!また仕事が欲しかったら私達の事務所にいらっしゃい!歓迎するわよ!』
『感謝する。でも無報酬になるのは勘弁だ。』
『こ、今回はど忘れしただけよ…とにかくよかったらまた来てね」
『分かった。』
ーーーーーーーーーーー
モモトークの画面には、そっけないながらもしっかりと文章を打ち返す傭兵の姿があった。
アルはスマホを閉じて満足げに息をつく。
「へえ、モモトークだと意外と普通に返事してくれるのね。あんなに無口だったのに」
ムツキが興味津々といった様子でアルのスマホを覗き込む。
「でも文章がやたら短い。……まあ、それがあの子の“アウトロー”っぽさかもしれないわね」
「そうですね、アル社長。私たちへの支払いもきっちり持って来てくれたし、仕事はできる人って感じですよね」
ハルカがそう言ってコーヒーを啜るのを見ながら、アルは得意気に頷く。
「よーし、これからも仲良くしていくわよ! あのクールさ、病みつきになりそうだわ〜!」
アルはスマホを握りしめながら、目を輝かせてそう言い放つと、ムツキとハルカはそれぞれ笑みを浮かべ、カヨコは少し呆れた様子でため息をついた。
というわけで二話目です。
誤字、脱字、このキャラはそんな喋り方じゃないや、呼び方などありましたらご報告ください。
評価いただければ幸いです。
これからも黒歴史作っていくよ。