危険な勧誘 作:ダークネスドラゴン
今回は加入と彼らの登場です。
あのキャラクターと主人公が戦います!!!
朝、
幽鬼の支配者オーグの街。
やっと辿り着いた。扉をノックして返事がきたので開ける。
「ん?誰だお前?」
「すみません、ギルド加入希望のものです。
あの、マスタージョゼはおられますか?」
「はあ?今かよ!!、辞めとけ、」
「邪魔だ帰れ、今忙しいんだ。」
「マスターの機嫌も悪いしよお」
「新入り、命が惜しけりゃ帰んな、」
ギルドメンバーから「帰れ」との声が飛ぶ。皆、あまり歓迎してない。そんな中、1人近づいて来た。
「新人、今は無理だと思うぜ?
けど、どうしても入りたいなら、マスターなら上だよ。」
それだけ言うと戻って行った。
そう言われたので、取り敢えず進む。
「おいおい、あいつまじかよ。」
「ガジルも妖精のケツにやられたって言うしよ〜、ありゃ不味いぜ。」
「けど3人はやったって言ってたぜ。」
「今頃あいつ等どうしてるかな〜」
「さあな、震えてるってわけでも無いだろ、」
「あ〜あ、何もこんな時に入らなくてもよぉ、」
あちらこちらから声が聞こえる。どうも雰囲気が悪い。
そのまま二階に上がった。
そこには不機嫌そうなマスタージョゼがいた。
「来ましたか。遅かったですね、待ってましたよ。」
「遅れてすみません。実は揉め事があって…少し迷ってました。」
随分と待たせてしまった。これも全部、あの鉄男のせいだ。
それはそうと…
「あの、何故思念体なんですか?」
「ふむ、分かるのか…ちょっとした理由があってね。まあそのうち分かりますよ。
それより、心の準備は出来てますか?」
心の準備?
ああ、戦いの事か…。
出来てなくてもやらねばならないだろう。
「大丈夫です。やって見せます。」
「良い面構えですね、
是非とも油断せず、頑張ってください。
上手く行けばギルドメンバーとして認めてあげますから。」
「はいっ」
「一応聞きますけど、裏切りませんよね?」
「善処します…。」
ジョゼが再度確認するように言った。
言葉からして相当な相手なのか、
結構しっかり聞いて来る…
少なくとも簡単な相手では無さそうだ。
「そうですか、では全力でやってください。今回の敵は妖精の尻尾というギルドですよ。」
「はいっ」
誠意は示して置く。
ここから俺のギルド生活が始まる。
しかし、妖精の尻尾か…フィオーレでも高い位置にあるギルドだ。魔導士の噂的にそうらしい…
らしいというのは実際に見てないから何とも言えないのだ。
大丈夫か?俺?
いや、何とかしなければ…
頑張らねば…
「言い忘れてましたがそろそろ来る頃です。」
「え?」
外に感覚を向ける。何か近づいて来る。
「降りて行ってきなさい。」
「分かりました。」
そのまま降りる。
先程の男が話しかけて来た。
「上手くいったかい?」
「はい、お陰様でありがとうございます。」
そうしてると、ギルドの端から声がした。
「あ!いけね、もうこんな時間だ」
1人の魔導士が立ち上がり、荷物を手に扉へと歩き出す。
連れが2人。
「お?なんだよ、女か?」
それを見た1人の魔導士がからかう。
「まぁな。まぁまぁいい女だぜ?依頼人だけどな・・・脅したら報酬を2倍にしてくれるってよぉ」
ニヒヒと嫌な笑みを見せた。おい、大丈夫かこのギルド。
「がっはは!俺なら3倍は行けるぜぇ」
「けっ!言ってろタコ」
…何か怪しいな。俺はやっていけるだろうか。
まあ、気を取り直して頑張りますか。
あ、…そういえば…
そろそろ
ドゴオオオンッ
急に扉が吹き飛んだ。
同時に扉に向かっていた3人の男も吹き飛んだ。
そこにいたのは…
「
あちらのギルドマスターらしい老人が声をあげた。その周りには…
妖精の尻尾のメンバーが勢揃いしていた。
「「「「「「おおおおおっ!!!!」」」」」」
一勢に大群が突っ込んで来た。
「うおおおおおっ!!!」
肩に紋章のついた少年が向かってくる。
狙いは一番近くにいる男…
…即ち俺の隣にいる人だった。
「危ない!!!」
咄嗟に庇う。
その男の前に立つ。
炎が燃え上がる。
その拳が迫る。
あと少し…
俺は…
ブンッ
その拳を避けて、
ガッ
そいつの腕を掴み…
ブオオオオッ
後ろに投げ飛ばした。
ドサッ
「「「なっ!!!」」」
桜髪の少年がそのまま仰向けに倒れる。
驚く敵達。投げ飛ばされた少年の顔にも驚愕の表情が浮かぶ。
「くそ、テメェ!!!」
直ぐ様立ち上がり向かって来る。流石にダメージが浅い。
此方に腕を振りかぶった。
「うおおおおおっ!!!!」
炎を纏った拳で攻撃して来る。
俺はそれを棒立ちで見て…
ガッ
その手を払い除けて逸らす。炎もそのまま消えた。
「火竜の鉤爪!!!」
今度は炎を纏った蹴り、脚による攻撃。
ブンッ
「速え!!!」
「あ、あいつ…!!」
避ける。余裕だ。
少し焦りが見える少年。だが勢いは殺さなかった。
そのまま両手をあげた。そして炎を噴き上げる。
両手に炎を燃え上がらせる。
「火竜の…、」
大きな火球を作り上げた。もの凄い勢いで燃え上がる炎。
「煌炎!!!」
そのまま炎が堕ちる。
ゴオオオオオオッと燃え上がる炎。強く燃え上がる。
「おい!!新入り!!!」
「やったか?」
やられたと思った者、少し手応えあったかと思った者が多数いた。
だが…
「ふっ」
「なっ!!」
ブンッ
ブオオオオオオオッ
「ぐうっ!!!」
「きゃあああっ!!!」
俺は腕を素早く振った。強風が発生した。正面の少年が吹き飛ぶ。周りも敵味方問わず巻き添えを喰らった。
その風圧で炎をかき消した。
「嘘だろ!!」
「ナツの炎が…あんな簡単に…!!!」
驚く少年。ざわつく周り。
ダッと走る。少年に急接近した。
そして少年の振り下ろしたその腕を掴み…
「はあっ!!!」
扉の方に投げる。少年は一直線に飛んで行き…
ドガアッ
轟音と共に少年が壁を突き破った。
ドガガガガガッ
ドウンッ
ダンッ
地面が破壊される音、バウンドする音。
結構派手にやったものだった。
「ナツっ!!!」
「ひいいいいっ!!!」
「つ、強え…、」
近くの女騎士が声をあげる。
……。
何か味方がビビってる気がする。何故だ。
かなり手加減はしたが、
…やり過ぎたか?
しかし、壁の向こうで炎が燃え上がった。
強く強く…
「火竜の…」
炎が上がる。そして…
「剣角!!!!」
そのまま炎が突っ込んで来た。
ダメージはあるがまだ大丈夫そうだ。
「ふっ」
ガッ
少し魔力を縫って腕で受け止める。
「はあっ!!!」
ブオオオオオオオッ
そのまま思いっ切り腕を振るい払い除ける。
風圧が発生する。ギルドの壁が壊れた。
炎が消え、少年が吹き飛んだ。
ドゴオオオオオオンッ
「ナツー!!!!」
「ナツっしっかりしろっ!!!」
少年の名を叫ぶ敵一同。
彼にはちょっと悪いが…吹き飛ばしてしまった
床や地面を破壊して減り込む少年の身体。
少年の味方を数人巻き添えにしてる…
やべえ、やり過ぎかも…結構ダメージ受けてる…
「がああああっ!!!!、ぐはっ、く、くそっ!!!…」
ふらふらと立ち上がる少年。
がくっとしながらも何とか立っていた。
「絶対にレビィ達の敵を取る!!!!」
燃え上がる少年。
向こうは本気だ。
ならば
「ギルドに入る!!!その為に本気でやるぜ!!!」
俺は本気でやる事にした。
いや、可哀想だし
…ある程度は手加減するけどさ…
「な、…何だあいつ…」
「つ、強え…」
「な、ナツが…魔法も無しに…」
「ありえねえ…」
周囲から声が聞こえてくる。
俺を化け物を見る目だ。
何とも言えない気分の悪さ…
けど…
ドウンッ、ドウンッ
暴れる向こうの巨人となったマスターを見たらそんな余裕はあるかどうか分からないと思った。
向こうのマスターが此方を見た。
それに…
「アイスメイク……」
「ビーストアーム黒牛!!!…漢なら…やるべし!!!」
「換装!!!、黒羽の鎧!!!」
氷の造形…、
周りにいる向こうの精鋭?らしき奴らも此方を警戒してきた。
俺はそいつらから警戒を解かずにしっかりと身構える。
「(何としてでもギルドに入る!!!!)」
そう心に誓った。
俺は、俺の為に戦う。
ナツと主人公を戦わせました。
主人公強い!!!
圧倒的優勢!!!
身体能力だけでもかなり強いです。
まあ相当強い設定なので。
けど、妖精の尻尾だって黙って見てません。
マスターマカロフが主人公をロックオンしました。