危険な勧誘   作:ダークネスドラゴン

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何か変な文章、展開だな。

今回は再会した少女達との会話です。










少女達の再会

 

少女を抱えて飛行し、例の少女の元まで辿り着いた。

 

 

青髪の少女は此方をみるなりかけ寄った。

 

「れ、レビイちゃんっ!!!?」

「ルーちゃんっ!!!無事で良かったっ!!!」

 

そう言って金髪の少女を抱きしめていた。

金髪の娘の方が泣き出した。

 

「……怖かった…、凄く…怖かった…」

「ルーちゃん、本当無事で良かった…、大丈夫、もう安心だよ。」

 

やっとプレッシャーから解放されたのか泣き出す少女。

レビイと呼ばれた少女が金髪の少女を小さな身体で抱き寄せて慰めていた。

 

 

 

 

 

 

…再会の中悪いが、ここでじっとしていられない。

 

 

闇の鳥(ダークネス・バード)

 

 

闇の鳥を2羽造形し、1羽に少女達を乗せる。

 

そのまま羽ばたき、少女達を乗せてその鳥は飛行した。

 

 

取り敢えず、昨晩通った街の方を目指す。

 

 

 

やがて金髪の少女も落ち着き始める。

 

「良かった。ルーちゃん無事で。」

「レビイちゃんこそ、どうしてここに?」

「追いかけて来たんだ。そしたら彼にあってね。

あ、そうそう…」

 

青髪の女の子は思い出したように懐から何かを取り出した。

それを金髪の女の子に渡す。

 

 

「ルーちゃん、落とし物だよ。」

 

 

そう言って鍵束を渡す少女。

 

星霊の鍵?星霊魔導士か…

 

 

「あたしの鍵…、レビイちゃん、ありがとうっ!!!」

 

 

金髪の女の子はそれを受け取る。

大事そうに抱きしめた。

 

「ギルドに戻ろう、ねえ君、マグノリアまで乗せて行ってくれる?」

「ああ…」

 

そのまま闇鳥を操作する。

 

ギルドと聞いてビクッと震えた金髪の少女。

「はっ」と急に思い出したように身を起こす。

 

 

……その表情には焦りと後悔が含まれていた。

 

 

「そうだ、あたし、…」

「ルーちゃん?」

 

彼女の顔が暗くなる。

 

 

「レビイちゃん、ごめん、ごめんなさい。」

「ルーちゃん?どうしたのっ!!?」

 

急に謝りだす彼女。

 

「あたしのせいでギルドが…やられちゃったんだ。」

「ちょ、ちょっと、ルーちゃん、落ち着いて、」

 

 

……。

 

 

ギルドとはレビイが言ってた蜂の巣状態の事か…

 

だけど…

 

 

「あたしね…」

 

 

それから少女は全て話してくれた。

 

 

 

元々令嬢だったこと。

母親が死んでから父親がぜんぜん構ってくれなかったこと。

父親に勝手に縁談の話を進められたこと。

そして仲が悪くなって家出したこと。

 

 

 

 

そして、彼女を連れ戻すように父親が幽鬼の支配者に依頼をしたこと。

 

 

 

そして、今回の事件が起きた事。

 

 

「元はと言えば。全部、あたしのせいなの。」

「そんな、違うよ!!!」

 

 

叫ぶレビイに対して、彼女は顔をあげて言う。

 

「それでもあたし、妖精の尻尾(フェアリーテイル)にいたい…妖精の尻尾(フェアリーテイル)が大好き…」

「!!…ルーちゃん…」

 

涙を流しながらそう言い切る少女。

 

 

 

俺は天を仰いだ。

 

 

 

 

 

深呼吸する。

 

 

 

そして、一気に言った。

 

 

 

 

「そうか、なら、そのままギルドに居てくれ。」

 

 

 

「!!、え、…」

「!!」

 

 

此方を見る少女。

俺は構わず続ける。

 

 

「そのままギルドに居続けてくれ。でないと…」

 

 

 

 

 

この後を強調する。

 

 

 

 

 

「俺が後悔する。」

 

「「!!」」

 

 

息を飲む2人。

少女の方を見る。

 

「金髪の娘、名前は…なんと言う?」

「え、…あたし?、

ルーシィ…です。」

「ルーシィさんね…。」

 

彼女の眼を見て一度眼を逸らす。

そのまま前を向いたまま。話す。

 

「色々と言いたい事はあるが今回の件はルーシィさん、

貴方のせいでは無い。」

「!!!、でも!!!」

 

納得いかない彼女に話を続ける。

 

「きっかけはルーシィさんの父親の依頼かも知れない。

…だが、強硬手段にでたのは幽鬼の支配者、

強いて言えばマスター・ジョゼだ。」

「……。」

「貴方の父親は貴方を連れ戻せと依頼してきた。

…決して妖精の尻尾を攻撃しろと依頼した訳では無い。」

「…!!…」

 

目を見開く彼女。気づいたらしい。

そのまま続けた。

 

 

「今回の件はジョゼが依頼を利用して妖精の尻尾を攻撃してきた。

そしてルーシィさんを捕虜にして貴方の父親から財産を搾取する気でいた。

 

全て幽鬼が、ジョゼが勝手にやったことだ。

 

…だからルーシィさん、

拉致され、人質に取られた貴方もその被害者だ。」

「……。」

 

黙り込む彼女。

 

 

 

「それに、…これは言いにくいが…」

 

 

俺は静かに呼吸して、そのまま言う。

 

「もし、帰った時、

ギルドメンバーがボロボロになっていても、当然貴方のせいでは無い。」

「え、…」

「……。」

 

レビイの方が反応した。

俺は静かにはっきりと言う。

 

「全て俺のせいだ。」

「!!!」

「ちょっと!!、貴方のせいじゃ…」

 

 

レビイの肩がビクッと震える。

思わず出たルーシィの遮りに構わず俺は続けた。

 

 

「俺は今回の件の前にジョゼにギルドに誘われた。

 

これから妖精の尻尾との戦いが起きるからそこに出て…、

上手く行ったらギルドメンバーとして認めてやると言われた。」

 

黙って聞いてる2人。

 

「ここに来る途中で彼女…レビイさんに会った。

鉄の滅竜魔法を使う男に暴行されていた。」

「……。」

「……。」

 

「その男と戦い、彼女の身体を少しだけ回復させてからギルドに向かった。

ジョゼが待っていた。

俺に敵が来るから今から戦えと言った。

 

…そこに妖精の尻尾が来たんだ。」

「!!!」

「!!!、それで、どうなったの…」

 

レビイが此方を見つめる。

 

 

「俺は彼らと戦った。

彼らのマスターを含めた5人以上と戦い、怪我を負わせた。」

「嘘、」

「それじゃ…」

 

 

はっと気づいた2人。そのまま続ける。

 

 

「彼らはボロボロだ。

そしてマスターは、幽鬼の支配者の男の魔法によって魔力欠乏症になってしまった。」

 

「そんな、許せない!!許せないよ!!

マスターはもう、おじいちゃんなんだよ!!!それなのに…」

「レビイちゃん…」

 

 

レビイが怒りに震える。

自分達のマスターを痛めつけられた怒りに。

当然の反応だった。

 

 

「俺は、取り返しのつかない事をしてしまった。

今回の件の埋め合わせをしたい。やってしまった事を少しでも償いたいんだ。」

「っ…」

「……。」

「だから…」

 

声を詰まらせるレビイ。

ルーシィは何も言えない。

 

一拍置く。

 

 

 

 

 

「もしこのままギルドに連れて行って貰えるなら、

俺がマスターの治療をする。」

 

「「!!!」」

 

「そして、もし幽鬼が攻めてきたら、

貴方達が、ギルドが許さずとも…」

 

 

 

静かにはっきりと言う。

 

 

 

「最後まで戦いたい。」

 

 

眼を彼女達の方に向けた。

彼女達の眼を見る。どう来るか反応を伺う。

 

 

沈黙が支配する。

レビイが声を震わせて絞り出した。

 

「名前…」

「……?」

「名前、君の名前を教えて!?」

 

 

俺の方に身を乗り出して言う少女。

 

「ブルー・インフェルノ。」

「…ブルー、ブルーね…。」

「……。」

 

静かに俺に語りかける。

 

「マスターを、おじいちゃんを助けてくれるんだね?」

「ああ、」

「ブルーは私達のギルドの味方なんだよね。」

「今回はな。許されなくても戦うつもりだ。」

 

言い切る。

 

レビイは無言になる。

そして、口を開いた。

 

 

「分かった、信じる。」

 

「…!!!」

「信じる、信じるよ。

だって、私達を護ってくれたもん。

今ルーちゃんが無事で目の前にいるのも、

全部ブルーのお陰だもん。」

 

 

「だから」と続ける少女。

 

 

「私が皆を説得する!!

必ず皆にブルーは味方なんだって伝える!!

だから…」

 

 

一拍置く。

 

 

「一緒に戦おう。」

 

 

共に戦おうと言ってきた。

 

「レビイさん、本当に良いのか?」

「うん、ブルーを信じるよ。」

 

 

信じると彼女は言い切った。

 

 

「あたしもそうだよ。」

 

 

続けて話し出すのはルーシィ。

 

 

「さっきブルーは自分のせいでって言っていたけどそうじゃないよ。

…新人だけどギルドの戦いに巻き込まれただけ。

それにあたしの仲間はね、ギルドの誇りを持って戦っているの。

まだ諦めたりしてないわ。」

 

 

彼女は続けた。

 

 

「新人なのに、どっちが良い悪いなんて分かるわけ無い。

それに、ギルドを追い出されてまであたしの為に戦ってくれたんだもん。」

 

 

言い切る。

 

そしてあと一言。ボソリと言った。

 

 

「だから、その、あ、ありがとう…助けてくれて…」

「ルーシィさん。」

 

 

2人はきっと打算的な意味で俺を頼ってきている。

怪我を負わせた4人の分、魔力欠乏症になったマスターの分の責任を俺は負わなければならない。

 

 

「行こう!!ギルドに!!」

「うん、」

「ああ…」

 

 

闇鳥が飛行する。

 

 

彼女達のギルドに戻る。

 

 

…俺は報復を受けるだろう。

きっと重たく、痛く、厳しいものだ。

散々痛めつけられるかもしれない。

 

 

それでも耐えなければならない。

彼らの負った痛みはきっと計り知れないものだから。

 

 

そして、また襲ってくるかもしれない敵を迎え撃つ準備をする。

 

 

 

 

 







オリ主が1人で戦うのもありだと思います。
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